ビットコインを巡る対照的な展開

たまにはニュースの紹介でも。

報道によると、アメリカの大手オンラインゲーム配信サービスの「Steam」が今月7日、ビットコインでの支払いを今後は受け付けないと発表したそうです。

ビットコインでの支払い、もはや受け入れ不能-ゲーム配信STEAM

理由は価格変動が大きすぎることと、手数料が高すぎることの2点です。オンラインゲームだと取引数も多そうですからね。

国内に目を向けると、8日にビックカメラが一回の利用上限額を10万円から30万円相当に引き上げています。Steamとは対照的です。

ビットコインには世界的に見ても肯定派と否定派がいて、否定派からするとこれはバブルそのもので今はあぶく銭が手に入れられてもいずれ弾けるとしています。実体が伴わない信用取引が膨らんでいる状態だけに、インフレ具合の激しさを見ても、健全な経済と言えないと考えるのも不思議はないと思います。

一方、肯定派からすると仮想通貨は自然の流れ。ビットコインが国際通貨として定着するかはともかく、社会実験を経て何らかの仮想通貨が定着して流通するようになるという指摘はそれなりにアリティがあります。そうすると、儲かると分かっているところに手を出さないのは損だと考える人も少なくないわけですね。

amazonや楽天もビットコイン取引に参入するみたいですし、企業により、あるいは個人により、ビットコインには肯定派と否定派で両論に別れるところが、いかにも過渡期のサービスという趣きで興味深いです。


Steamのポータルサイト

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