名前ラベルのニーズを超えた訴求は現場に響くか?ブラザーのスマホ用ラベルライター

ブラザー販売さんの発表会のレポート記事をマイナビニュースさんに掲載していただきました。

スマートフォンの専用アプリでラベルをデザインして、自由度の高いラベルが印刷できるラベルライター「P-TOUCH CUBE」の新製品「PT-P710BT」です。

ずっとラベルプリンターと呼んでいたのですが、メーカーによって呼び方が異なるようで、ブラザー販売さんはラベルライターで統一しています。呼称は違っても使用用途は同じです。

「ショップラベル」と「シェアラベル」という新しいテンプレートがを追加していて、特にシェアラベルはなかなか斬新。ラベルとQRコードとネット動画を組み合わせる活用です。

例えば商品の使い方やTIPSを説明する動画をDropboxに保存し、そこにアクセスするQRコードを生成してラベル印刷し、商品や包装に貼り付けておくといった使い方を提案しています。ネットに繋がる利点を活かしているなと思いました。

ラベルライターは、保育園や小学校に上がる子供のいる保護者にとって、持ち物に大量に「名前ラベル」を貼らなきゃいけない新生活シーズンにニーズが爆発する商品。

しかし、このPT-P710BTは、それだけでなく、小売業や接客業の現場でもニーズが出そうだと感じました。ただ、訴求する場所が大きく変わるので、どのようにアピールしていくか注目したいところです。


iPhoneやAndroid端末で簡単ラベル作り – ブラザーのスマホ用ラベルライターに新モデル

日本HPさんの事業説明会で似顔絵を描かれてみる

日本HPさんの事業説明会のレポート記事をマイナビニュースさんに掲載していただきました。

社長が日本HPとしての基本方針を語り、同社の事業を「コア分野」「成長分野」「将来分野」の3分野に分類していることを説明。それぞれの分野を中心となる「パーソナルシステム事業」「デジタル印刷事業」「3Dプリンティング事業」の部長が解説しました。

自社製品に3Dプリンタで作ったパーツを積極的に採用しているという話はなかなか興味深かったです。

会場の一角でイラストレーターの鈴木まりやさん(元AKB48ではありません)が、参加したメディア関係者の似顔絵を描いて、日本HPのプリンターでプリントアウトしてくれるコーナーがあり、折角なのでマイナビニュース・デジタルジャンルの林編集長ともども描いてもらいました。

諸山の似顔絵(クリックで拡大)

林編集長もそうですが、他の方は目線を外したすまし顔が多く、私のように思い切り不躾に相手の目を見て口角を上げて描いてもらっていた人は少なかったようです。折角、素敵に描いていただいたので、どこかで使えないかしら。これ。


10年後は「PC」と呼ばない? – 日本HPの事業説明会から

女性ならずとも手に持ちたくなるローズゴールド&アルペンホワイトを追加!デルの新しいプレミアムノート「XPS 13」

デルさんの「NEW XPS 13」の発表会レポートがマイナビニュースさんに掲載されました。

13インチで第8世代の4コアCPUのIntel Core i5/i7を搭載しており、従来のプラチナシルバー&ブラックに加え、ローズゴールド&アルペンホワイトのモデルをラインアップしています。ベゼルが前モデルの5.3mmから4mmまで薄くなり、重量は1.21kg。これで、バッテリー駆動時間が19時間46分はかなり素晴らしいです。

新色のローズゴールド&アルペンホワイトは女性をかなり意識した色合いですが、男性ユーザーが持ってもお洒落で良いと思います。私がいまどちらか選ぶとしたら、ブラックよりホワイトですかねえ。黒いのは飽きたかも(笑)

デルさんはユーザーの口コミとダイレクト販売の相性が良いこと、特に女性は口コミを重視することなどを踏まえ、ユーザーをアンバサダーとして認定するDELLアンバサダープログラムという制度を昨年から実施しています。このユーザーアンバサダー達が、今回の新製品をどう口コミするか気になるところ。

ちなみに、あまり他の媒体ではこのアンバサダープログラムには触れていないようです。

今回のXPS 13がヒットするかどうか、キーになるファクターの1つなはずですが、プロダクトに目がいっているのか、ゲストの青木裕子さんに目がいってるのか。それとも、スライドなどで大きく触れていなかったからかしら。

ユーザー出身のアンバサダーの一人が発表会の司会進行を務めるなんて初めて見たので、私としては結構注目して記事に書いてみました。

また、Facebookの同社公式ページでキャンペーンを告知する投稿に「いいね!」した人の中から、抽選で1名に100万円相当のパールのネックレスをプレゼントするキャンペーンも実施中。ワンクリックで応募できる手軽さは魅力ですが、なんでネックレス?と唐突感を覚えなくもないですね(笑)

このキャンペーンの応募は2018年2月28日23時59分まで受け付けています。時間が経つと、スクロールしなければ告知の投稿が見つけられなくなるのでお早めに。


デルが「史上もっとも美しい」XPS 13を発表 – 新色で”デルといったら黒”のイメージを払拭できるか?

日本人を狙う!?凶悪なマルウェア「Skygofree」に注意

セキュリティベンダーのMcAfeeさんが、なかなかショッキングなレポートを公開しています。

先日、カスペスルキーさんがAndroid向けの「Skygofree(スカイゴーフリー)」という、かなりやばい機能をいろいろ搭載したスパイウェアを発見したことについてリリースを出しました。

そのリリースをベースに、1月18日の昨日、マイナビニュースさんでストレートニュースを起こし、関心を持ったのですが…。

Androidマルウェア「Skygofree」、やばい機能のオンパレード

なんと、1月19日の今日付けのMcAfeeさんのブログで、このSkygofreeの主な標的は日本人で、一番にターゲットにされているアプリは「LINE」だと新たな指摘を加えています。

詳細は文末にリンクを貼った、McAfeeさんのブログを参照いただくとして、LINEユーザーは十分に注意したほうが良いと思います。

どう注意するのかと思われるかもしれません。そもそも、LINEユーザーは若年層が多く、セキュリティ意識の低い人が多い傾向があります(ソースのない偏見)。

人間関係の都合からLINEを使わないわけにいかない人も少なくないと思いますが、個人情報はできるだけやり取りせず、ログもあまり残さないほうが良さそうです。

LINEユーザーを標的にした高度なAndroidスパイウェア「Skygofree」

富士通のAIアシスタント「ふくまろ」は、「だって、フクロウと達磨じゃない」

1月16日に富士通さんの「パソコン商品戦略説明会」に出席してきました。

新製品は法人向けが中心で、個人向けは去年の暮れに発表された液晶一体型デスクトップが改めて紹介されたくらい。それも製品そのものの特徴にはほとんど触れず、AIアシスタント「ふくまろ」を搭載するPCとして触れられた程度でした。

そう、この記者説明会は「ふくまろ」のお披露目だったのです。


コンセプトは「暮らしと笑顔をアシストする新しい家族」

ふくまろとは、富士通パソコンに搭載するアシストアプリの名称で、イメージキャラクターの名前でもあります。同社の人工知能「Zinrai(ジンライ)」をベースにしており、ユーザーはふくまろを通じて、音声でPCや家電をコントロールしたり、情報検索したり、センサーで検知した内容に応じてお知らせや特定の動作を行わせたりできます。

ちなみにふくまろは、語尾に「まろ」を付けて喋ります。「エアコンをつけるまろ!」「明日は晴れだまろ~」といった具合。誰向けの仕様なのか少し気になりますが、キャラクター設定では、好きな食べ物はマシュマロです。


富士通さんの作ったイメージ動画。ふくまろは家族との会話に応えるもう一人の家族


実際はPCの中でこんな感じで表示されています

ふくまろが備える1つひとつの機能は、既に他社製品でも実現しているものも多く、あまり驚く機能でもないのですが、PCというプラットフォームで統合的に利用でき、より取っ付き易くしているところが新しいと言えそうです。

Google HomeやAmazon Echoは無機質過ぎて話し掛けにくい人とか、何度試しても「ハロー、グルグル」と呼び掛けてしまう人などに良さそうですね。

会場ではふくまろの機能を紹介する寸劇が催され、ぬいぐるみが用意されたり、被り物まで作られていました。


被り物で記者説明に臨む齋藤社長。体を張っています

キャラクターのイメージは、フクロウと達磨(だるま)を融合したものになっています。ならば「ふくだるま」や「だるまろう」辺りの名称でも良かった気がします。お公家さんのごとき、「まろ」はどこから出てきたのでしょうか。京都出身の設定? いやまて、お公家さんのまろは一人称ですね。語尾はまろではなくおじゃるでおじゃった。

折角なので、富士通クライアントコンピューティングの齋藤邦彰社長(一番偉い人)に直接聞いてみました。

「部下がね。高崎で沢山買ってきたんですよ。何をって、もちろん達磨をだよ? 高崎だからね。それでね、ああでもない、こうでもないと、色々研究したんですよ」

やっぱり、達磨なんですね。
それは見ていて何となく分かったんですが、なぜ「まろ」なんですか?

「だって、フクロウと達磨じゃない」

ということで、フクロウと達磨なら「まろ」です。覚えておきましょう。

できれば重ねて、「耳があるからフクロウじゃなくてミミズクなのでは?」とツッコミたかったのですが、流石に野暮になりそうなので止めておきました。

イマドキの若者の重視ポイントを押さえた、NECの12.5型モバイルノート

NECさんのモバイルノートPC「LAVIE Note Mobile」の発表会レポートを、マイナビニュースさんに掲載していただきました。

LAVIE Note Mobileは学生向けで、今回は青山学院大学の学生に協力を仰いで学生のニーズを調査したとのこと。その分析を踏まえ、従来11.6型ワイドだった画面を12.5型ワイドに大型化し、本体サイズを若干大きくするも厚さを1.5mm抑えて、よりスリムな外観になっています。詳しくは記事をご参照ください。

学生じゃなくても使いたくなりそうな良いモデルに仕上がっています!

あと、この記事を書いていて気が付いたのですが、今年は2000年1~3月生まれが大学生になる年なんですね。来年は21世紀生まれが高校を卒業します。いよいよミレニアル世代が社会に出てくるんだなあと思うと、流石に歳を取った気がしてきました。


2000年生まれの心を掴むか? NEC、学生向けモバイルノート会心の新モデル

wena wrist proは腕時計に一番近いスマートウォッチ?

ソニーさんのスマートウォッチ「wena wrist pro」のレビュー記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。

腕時計のバンド部分にスマートウォッチ機能を搭載することで、時計のヘッドは普段使っているお気に入りのものが付けられるというアイデア商品です。

実は結構苦戦してソニーさんに貸出期間を延長してもらったりしたのですが、あまりそんな風に見えない記事に仕上がったかなと思います。どのへんで苦戦したかは、記事をよく読むとにじみ出ているかもしれません。ペアリングとバッテリーのあたりです…。

Suicaに関しては、原稿にも書いたとおり、このまま単純に対応しても自動改札機の通過の際に必ずユーザーの不満に繋がると感じます。都営バスや都営荒川線なら問題ないんですけれど!

ちなみに着信通知は電話帳に登録した内容がそのまま表示されます。なので、任意の番号を適当な名前で登録すれば撮影のためのダミーが作れます。記事の中では無難に「マイナビ編集部」としましたが、ここでもっと遊ぶべきかどうかで少し悩みました(笑)


ソニー「wena wrist pro」、お気に入りの腕時計をスマート化!

実物のビジュアルが出てこない空気清浄デバイスの記者説明会

三菱電機さんの「空気清浄デバイス」の記者説明会のレポートがゲットナビさんに掲載されました。

案内の段階で業務用っぽく感じたので、ゲットナビさんで取り上げるなら、「この技術が一般消費者向け製品にも搭載されるのが楽しみですね!」といった切り口にならざるを得ないのかなと、取材前から予感はありました。

とはいえ、三菱電機さんから事前に送られていた案内状には「空気清浄デバイス」と書かれていたので、なにかしら形のあるハードウェアが見られるものと思っていました。

甘かったです!確かにデバイスの話ではありましたが、まさか実物ナシとは!

そんな私の思いを汲み取ったタイトルを編集さんが付けてくれました。このタイトルセンスは見習わないとなとつくづく思います。

あ、でも、ユーザーメリットの大きそうなコストカットに役立つ新技術です。私は期待していますよ!三菱さん!


画期的すぎて、展示されたのは素材だけ…!?「掃除の摩擦」でフィルターが復活する「空気清浄デバイス」を三菱電機が新開発

識者が振り返る2017年の印象的だった家電

明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

2018年も執筆履歴が多くなりそうです…。

IT・家電ジャーナリスト安蔵靖志さんのインタビュー記事の後編が、ゲットナビさんに掲載されました。

後編では調理家電以外の生活家電について語っていただきました。

アイリスオーヤマさんなどのWi-Fi対応エアコンは、ペット可のマンションやアパートなどの集合住宅に導入すれば、物件の大きなアピールポイントになるという指摘は、非常に良い気付きだなと感じました。


家電のプロが「もっとも勢いがある」と感じたメーカーは? 2017年「注目の家電」と「業界の流れ」を振り返る!