エアコン試運転のススメ

エアコンの試運転が必要な理由や正しいやり方について、エアコンメーカー各社にヒアリングしたレポート記事を、マイナビニュースさんに掲載して頂きました。

各社へのヒアリングは、私ではなく担当編集がメールでやり取りしました。多くはメーカー広報が回答してくれたものですが、その回答をすべて紹介していると間が持たないので、各社から1つか2つ回答を拾うようにしました。そこのバランスを取るのが結構大変でした。

本当は掲載したいけれど、同じメーカーばかり出てくるのは避けたいという思惑があった訳です。それがどこだったとは、敢えて言いませんけれど(笑)

編集からは「ブレーカーでエアコン電源の項目が専用に切り分けられているケースは一般的なのか」と突っ込まれて、一般的だと思っていたのもので回答に困ったのが印象的でした。

古い家屋だとエアコンが付いていないのも普通で、私の実家にあったブレーカーも記憶にある限り、分かれていませんでした。なにしろエアコンが家にありませんでした。しかし、新しい家屋だと分岐しているケースが多いようです。

エアコンはコンセントからいわゆるタコ足配線で使わないよう、専用の電源が用意されることが多く、私はそれは電気用品安全法(PSE)で決まっているものだと思っていました。

しかし、本当にそうなのかと突っ込まれて調べてみると、法律で決められている訳ではなく、「そうしないと危ないから」という理由で工務店など電気工事業者の間ではブレーカーで分岐するのが常識になっているだけなのだそうです。

このあたり、原稿では触れていませんが勉強になりました。

あと、エアコンの排水ホースが害虫の侵入口になるのは本当です。我が家でも実際にありました。天井付近の室内機のそばの壁を黒いものが這っているのを見付け、「出やがったな!ぶっ殺す!」と戦闘態勢に入ると同時に、「なぜエサになるものもないそんなところに…」と感じたものですが、侵入経路になっているのですね。

防虫キャップや100均やWeb通販で簡単に入手できるので、暑くなる前に取り付けておきましょう。

エアコンの試運転が必要な理由 – 夏本番の前に離れて暮らす家族にも伝えよう

家電Bizでキャッシュレス決済の記事を担当

クロスさんが発行元の家電流通専門誌「家電Biz」の2019年春号が刊行されました。書店では販売していない定期購読専用の雑誌です。

この号では、特集「2019年度国内家電需要予測」の一部(Part3)や、PayPayさんに取材してのキャッシュレス決済の記事、エレコムさんのPCバッグの拡販策、社名変更したDynabookさんの変わるところと変わらないところ、エアコンのIoT化の流れなどの記事を担当しました。

家電需要予測は、家電Bizの前身であるIT&家電ビジネスの頃から、年に一度の目玉企画です。実はこれ、物凄くしんどい作業なんですけれどね。あちらこちらのメーカーさんにも協力を仰ぎ、入手できるあらゆる関連データを集めて突き合わせ、矛盾のない数値を導き出していきます。

作っていて面白かったのは、キャッシュレス決済の記事で、PayPayさんが「ライバルは他のキャッシュレスサービスではなく、日本円という紙幣と硬貨だ」と話していたこと。 なるほどと思いました。 日本円が世界最強と言われるのは比喩でも何でもなく、日本経済という経済力に裏打ちされたドルに次ぐハードカレンシー。中国の元はハードカレンシーではないので、GDPで世界第二位と言っても通貨の力は日本円のほうが上です。全国津々浦々で問題なく利用され、お釣りで困ることもほとんどなく、偽札の被害も極めて少ない古今稀に見る優秀な通貨です。

しかし、その優秀さゆえに、キャッシュレス化するメリットが一般消費者には見えづらいんですね。ちなみに中国でキャッシュレスサービスが物凄い勢いで普及したのは、通貨「元」の偽札の流通量が尋常ではないからという側面があります。銀行のATMからも偽札が平然と出てくると言われています。アメリカのドルやEUのユーロも日本円に比べると、偽札の流通量は数百倍とされます。庶民の通貨に対する信頼の高さが、普及の足枷になってしまうとは、日本らしい話ではあります。

実際のところ、日本円の偽札を偶然手に入れたら、あまりの希少さに警察に届けるのを忘れて記念に仕舞ってしまいそうです。その偽札を、偽札と知っていて使用すると犯罪になるし、所持するだけでもなにかに引っかかる可能性があるので注意しましょう。

脱線してしまいました。PayPayさんによれば、キャッシュレス化のメリットは、大企業より、特に中小の小売店や飲食店が大きいそうです。毎日のレジの精算作業がラクになるというだけでも、そのメリットには興味が湧くのではないでしょうか。興味のある方はぜひ。

家電Biz 定期購読受付

家電Biz夏号にエアコンとクリーナーで寄稿

クロスが発行する家電流通プロフェッショナルのための専門誌「家電Biz」夏号に寄稿しました。紙の仕事は久し振りです。

エアコンとクリーナーの記事で、多くのメーカーを回って取材したのですが、回りすぎて一社あたりの紹介スペースが十分に確保できなかったのは反省点になりました。もっと一社ごとで書きたい内容があって勿体無い限り。随分以前にも、似たような失敗をした覚えがあって、気を付けねばならないなと思いました…。

2017年度のエアコン市場は非常に好調で、JEMA統計で905万台の出荷、金額ベースで7343億円超でした。エコポイントで特需となった2013年度に次ぐ高水準。GfKの調査では販売台数、金額ともに前年度比106%です。

こういう話、消費者はあんまり興味がないかもしれないですが、業界では結構大きな話なのです。

家電Bizは時事性の高い情報はウェブに掲載しています。ウェブサイトは特に購読などしなくてもブログ形式で読めますので、流通情報に興味のある方はぜひ一度覗いてみてください。


家電Bizのウェブサイト

ちなみに家電Bizは、リックが30年以上に渡って発行してきた「IT&家電ビジネス」(旧名「家電ビジネス」)が前身となっている書店では販売していない、いわゆる業界誌です。IT&家電ビジネスは2017年に発行会社の倒産に伴って廃刊となっており、家電Bizは元編集部のメンバー達がクロスに移籍して制作しています。

実は私は2007年から2014年まで、このIT&家電ビジネスに編集者として関わっていました。流通の仕組みや店舗の見方など、様々なことを学ばせてもらったものでした。

家電Bizの仕事は、いわば古巣での仕事だった訳ですが、いろいろと勝手も異なって、後になってみると「もっと上手くやれたはずだったなあ」と感じる次第です。もっとも、取材で回っている間は昔を思い出すようでそれなりに面白かったんですけれどね。家電は面白いです。


家電BIZの販売サイト

濃度が2倍で効果も増した、プラズマクラスターNEXTが誕生!

シャープさんのプラズマクラスターNEXT搭載のエアコン「H-Xシリーズ」と加湿空気清浄機「KI-HP100」の発表会レポートを、ゲットナビさんに掲載していただきました。

プラズマクラスターって私はPCI(ピーシーアイ)と呼んでいましたが、私の原稿によると一部では略して「プラクラ」と呼んでいるそうです。聞いたことがないのでぐぐってみましたが、Google先生も聞いたことがないようでした。

この表現、「安倍するが流行っている」を思い出してしまいます。
しかも、世間的には私が書いたことになってるんですよね…。^^;

別に誰に迷惑が掛かる訳でもないので私は構わないのですが、この新しい略語で誰が幸せになるのか分からないところがちょっと引っ掛かります。なんとかして面白くしようとしたのだろうなあと…(笑)

最初から私がもっと面白い原稿を書いていれば何も問題なかったわけで。精進せねば…。


どこまで濃くなるのか? プラクラ濃度が「NEXT」に突入したシャープ新エアコン&空清の驚くべき効果

凍結洗浄で熱交換器の清潔さを保つ日立の白くまくんプレミアムモデル

日立ジョンソンコントロールズ空調さんのルームエアコン「ステンレス・クリーン 白くまくん プレミアムXシリーズ」の発表会レポートをゲットナビさんに掲載していただきました。

10月末発売予定の最上位モデルで、熱交換器のフィンに付着した汚れを凍らせてから洗い流す新技術「凍結洗浄」を搭載しています。これは強力に効きそう!

詳しくは記事を読んでいただくとして、少し気になっているのが日立製品の機能名に関する独自ルール。

例えば、[くらしカメラAI][AI気流][ステンレスフラップ6]など、[ ]を付けるところまでが正式名称になっています。[ ]は角括弧や大括弧と呼びます。

これ、普通の鉤括弧を使った「くらしカメラAI」だと、広告原稿などでははねられちゃいます。

洗濯機では[ナイアガラ循環シャワー][強力循環ポンプ][水道水シャワー]、冷蔵庫でも[新鮮スリープ保存][フロストリサイクル冷却]など角括弧付き。

今回の「凍結洗浄」は角括弧になっていなかったので意外でした。商標登録か何かの都合なのでしょうか。ちょっとややこしいです。

マメでした。


このエアコン、AIカメラがすげえ! 住人のスキを突き「凍結洗浄」でドバっと洗う「白くまくん」新モデル