キングジムのスマートに使える多機能な目覚まし時計「リンクタイム」

キングジムさんの「リンクタイム LT10」の発表会レポート記事を、マイナビニュースさんに掲載していただきました。

Wi-Fiを利用してネットに繋がる目覚まし時計、IoT目覚まし時計と言って良いかと思います。スマートフォンやパソコンから遠隔操作でアラームなどがセットでき、曜日ごとの設定や、繰り返し、スヌーズも可能。音量の調節もできるので、ここ一番では大音量にするといった使い方もできます。

Googleカレンダーと連動した予定の読み上げ機能や、アラームを停止した時に他のユーザーにメール等で通知できる機能なども備えています。かなり使い勝手が良い製品だと感じました。

一つだけ残念なのは、ACアダプターで電源を取っていること。Wi-Fiと接続するのでパワーが必要なのは分かるのですが、たとえば我が家ではタコ足に次ぐタコ足で、できればこれ以上、コンセントの数を増やしたくないという思いがあります。このあたりを解決できたら、誰にでもオススメしたいし、我が家に絶対導入していました。

価格も1万円を超えるため、目覚まし時計としてはとかなり高額です。しかし、コンセントに余裕のある家庭なら、とてもオススメしたい時計です。贈り物にしても喜ばれるのではないかと思います!

二度寝の誘惑を振り切れる? キングジムの未来型めざまし時計「リンクタイム」

シャープの洗濯機は「もうすぐ雨になるから、今日は室内干しか乾燥機能を」とお知らせ

シャープさんのドラム式洗濯機「ES-W111」の新製品発表会のレポート記事を、マイナビニュースさんに掲載していただきました。

シャープさんではAIとIoTを融合したAIoTサービスを提案しており、具体的なサービスとして「COCORO+(ココロプラス)」を展開しています。

COCORO+には、AQUOSを始めとする映像機器と連携するCOCORO VISION、冷蔵庫やヘルシオ、ホットクックなどと連携するCOCORO KITCHENなどがあり、ES-W111では新たにスタートする、COCORO WASHと連携します。

今日の天気を音声で通知し、雨が近づいていて天日干しできないときは、乾燥機能を使うように促したりします。洗濯や乾燥が終わるとスマートフォンに通知するので、テレビを見ていて終了音に気付かなかったといったこともありません。

家電のネット接続は既定路線。いつどう対応するかを各社が手探りする中、率先して市場を切り拓こうとするシャープの姿勢は評価したいものがあります。どんどん賢くなっていく家電の今後に益々期待が高まります。

スマホとつながるドラム式洗濯乾燥機、雨の日の「洗濯物、干しっ放し(泣)」がなくなる?

個人向け最強のバックアップソフト「Acronis True Image」シリーズ最新版

アクロニス・ジャパンさんの個人向けバックアップソフト「Acronis True Image 2019」の発表会レポートを、マイナビニュースさんに掲載していただきました。

バックアップには色々なパターンがあって、自分の作ったドキュメントだけ定期的にデュープしたいというニーズから、システムを丸ごとリアルタイムでミラーリングしていきたいといったものまで様々です。

自分の手でチマチマとバックアップするのも、慣れればそれほど面倒ではありませんが、バックアップするデータが増えてくるとそうもいかなくなります。手軽に使えて操作も簡単、それでいて奥深い高度な機能までしっかり用意されている、それがこの「Acronis True Image」シリーズのコンセプトになっています。

難しいことは考えたくないけれどもデータはしっかり守りたい。あるいは今どきのバックアップテクノロジーを駆使してデータをきちんと管理したい。もしくは何が起きてもとにかくデータが残るようにしたい。そんな人達に便利なのが本製品です。

新製品ではクラウドに対応していて、ローカルのストレージに空き容量が十分でなくても、クラウド上にもデータが残せます。とはいえ、その場合はストレージのトラブルではなく、ネットワークのトラブルにも影響を受けてしまうので、なんだかんだで大容量の外付けHDDと一緒に運用するのが一番安心です。

あと、新製品ではリテールの店頭も意識していて、製品名よりも「バックアップ」の文字を大きく掲載しています。こういう工夫って実はとても大事だと評価してます。

さらに高機能・便利になったバックアップソフト「Acronis True Image 2019」

高田サンコ先生と組んだ連載の最終回

アナログオンリーで描いていた、プロ漫画家・高田サンコ先生にデジタル環境を提案してデジタルで制作するまでを追いかける連載記事の最終回を、マイナビニュースさんに掲載していただきました。

漫画家が主役なので、ドキュメンタリー風ながらもクスリと笑いが取れる体裁で綴っていけたらと思っていましたが、これがなかなか難しい。他にもいろいろと想定外が続き、当初予定より随分ペースダウンでの掲載になりました。

それでも先生には毎回忙しい中を縫ってヒアリングにご協力いただき、他社の媒体に掲載した原稿の転載許可も取っていただき、掲載後はいつも面白かったと言ってもらえて、とても励まされました。

ご協賛いただいたワコムさん、掲載していただいたマイナビニュースさん、なにより高田先生には感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございます。

ちなみに原稿を転載させていただいた「勇者のパーティーに栄養士が加わった!」の第1話は、コミックウォーカーさんのサイトで無料で読めます。

第1回 漫画家にお薦めのタブレットってどれですか?
第2回 板タブと液タブの違いを知る
第3回 デジタルに愛されたい
第4回 不安定なときってどんなときよ
第5回 FAQ活用が上達の早道
最終回 人も道具も進化し続ける

プロ漫画家・高田サンコのデジタルで描きたい! – 最終回 人も道具も進化し続ける

皮膚科の現場向けに開発中のダーモカメラ開発秘話

カシオ計算機さんのダーモスコピー関連の取材記事を、マイナビニュースさんに掲載していただきました。こちらはカシオさんがスポンサーのPR記事になります。

PR記事とはいえ、毎回かなり楽しみにしている仕事でして、今回は前回の続きの内容です。6月初めに広島の皮膚科学会総会でお披露目された開発中の「臨床&ダーモカメラ(仮)」について、初台のカシオさんの本社にお邪魔して掘り下げました。

新しいカメラの開発には、皮膚科の専門医が協力しています。その中心は千葉大学の外川八英先生と信州大学の古賀弘志先生で、専門家ならではの視点から様々な助言や要望を出しており、現場のニーズに合ったカメラに仕上がりつつあります。

記事は先生方へのインタビューで、どのような理由でどのような要望を出したのか、評価している部分や、次世代機に向けて改善を望む部分など、かなりいろいろ語ってもらいました。

印象的だったのは、皮膚科のカメラは扱いが難しいため、壊れやすく、修理代が他の科と比べて掛かるので、経理に説明するのが大変だと言われていたこと。

「病院のカメラってそんなに壊れるものなんですか?」という問いに、外川先生と古賀先生が「壊れます」と異口同音で即答していました。下向きに使いがちなので落としやすく、振り向いた拍子にぶつけることも多いそう。このため、開発中のカメラは軽量かつ頑丈に設計されています。

こういう開発秘話のような話を、開発の終わらない内に聞けてしまうのは、実は結構興味深いところです。

ホクロの癌と言われるメラノーマ(悪性黒色腫)が、口の中や喉の奥にできることもあるという話も驚きました。確かに口の中も皮膚と言えば皮膚ですからね。

記事ではそんなやり取りも掲載しています。

軽くて頑丈! 現場の声から生まれるカシオの「ダーモカメラ」

テレビを生活家電として打ち出す、三菱電機の4K録画テレビ「REAL 4K」

三菱電機さんが発表した新4K衛星放送対応の4K録画テレビ「REAL 4K」の説明会レポートを、マイナビニュースさんに掲載していただきました。

製品名は「REAL RA1000シリーズ」で、40V型の「LCD-A40RA1000」、50V型の「LCD-A50RA1000」、58V型の「LCD-A58RA1000」の3機種です。

今回の説明会は都内での発表会ではなく、三菱電機さんの京都製作所で行われました。工場内の施設の一部も見学でき、特に敷地内に設けられているモデルハウス「ENEDIA」は、今どきの住宅展示場をイメージした戸建ての中に、REALを始めとする三菱電機製品が並んでいて、実際の利用シーンが想像しやすくなっていました。

一日掛かりでの取材で、気温がほぼ体温という殺人的な猛暑日でしたが、非常に興味深く楽しめる見学会でした。

三菱電機さんでは、今回のREAL 4Kは画質や音質に妥協していないのはもちろんですが、操作性の部分で他社との差別化に注力したとのことで、オーディオ・ビジュアル系の専門家よりも白物家電のメディアに取り上げてもらいたいとの考え。

その点、マイナビニュースさんは割とハードウェア寄りなコアな記事が好まれるものの、白物家電も取り上げているため、三菱電機さんの意向を汲んで録画や掃除のしやすさを強調した原稿にしたいと相談すると、すぐに理解を示してくれました。

REAL 4Kのターゲットユーザーは、子育て世代や30代~40代の主婦、共働き世代、シニア世代となります。新4K衛星放送の視聴のためにチューナーを用意しなくて良いことや、録画も別途レコーダーやハードディスクを用意して接続する手間がいらないことなどアピールし、「生活家電」として打ち出していくそうです。

手軽さが際立っていましたが、スマートフォンからのリモコン操作などにも対応しているなど、機能面もしっかり作り込んでいるあたりはとても好印象です。新4K衛星放送導入をきっかけに、テレビの買い替えを検討しているファミリーに注目してほしい商品だと思いました。

三菱電機、生活家電としての4K録画テレビ「REAL」 – 4Kチューナー内蔵で使ってよし、掃除してよし

お尻のコリまでしっかり取れるフジ医療器の最新マッサージチェア

フジ医療器さんが田町のショールームで開催した最新マッサージチェア試乗体験会のレポート記事を、マイナビニュースさんに掲載していただきました。

新製品の「AS-790」は、サイバーリラックスシリーズとして初めて、「肩、背中、腰」「足とふくらはぎ」「お尻」の3カ所を、別々のメカでほぐす仕様となっています。

マッサージチェア業界では、内部機構の中でもほぐしに使うパーツを「メカ」と呼び、エアーなどで圧迫したり、温めたりするだけのパーツはメカと呼びません。実は厳密なところは私も把握しておらず、もしかすると揉み玉を動かすパーツのことだけをそう呼ぶのかも。

実際の試してみた感想ですが、記事にも書いたとおり、お尻のあたりのぞわぞわ感が凄いです。そして、しばらくするとそれがとても気持ち良くなってきて、「降りたくない」「このまま寝たい」と、かなり本気で思うことになります。

家電量販店などで見掛けたら、ぜひ試してみて欲しいです。

お尻ぞわぞわ、新感覚の気持ちよさ! フジ医療器の最新マッサージ機を体験

キングジムがクラウドファンディングで世に問う、文字通りの電子メモ帳「kakumiru」

キングジムさんの電子文具「kakumiru」の発表会レポートを、マイナビニュースさんに掲載していただきました。

クラウドファンディングサイトのMakuakeさんを利用して、目標額を達成すれば生産し、達成できなければ生産中止という、少々ゲーム感覚のある発表内容でした。

「kakumiru」は4.3型電子ペーパーをディスプレイとして備え、付属のペンでメモを残せる商品です。見やすいように立てたり、書きやすいように横にしたりはできますが、基本的に据え置きでの利用を想定し、単3形電池で動作します。メモのほか、タスク管理、カレンダー、時計、電卓の5つの機能が利用可能。タスク管理ではアラームも設定できます。

誰でもスマートフォンを持ち歩くような時代にあって、これは売れるのか?という疑問が社内で大きく、ならばクラウドファンディングのプロジェクトにして、ユーザーに直接裁定してもらおうじゃないかとなったそうです。

今後は、こういうクラウドファンディングサイトを活用したマーケティングの取り組みが、各社で増えていくのではないかと感じさせられた案件でした。

キングジムの社内会議で全滅した電子メモ帳、日の目を見るか?

VRフィットネスなら飽きずに続く?

VRフィットネスのエクササイズ・バイク体験レポートの記事を、マイナビニュースさんに掲載していただきました。

PCメーカーの日本エイサーが、エクササイズ・マシンの開発・販売のライフ・フィットネス・ジャパンと協業して作ったもので、受注生産品です。

VRゲームを楽しみながら退屈せずに運動できるようにして、フィットネス会員のリピート率を向上させようという取り組みです。

同社の神宮前にあるショールームで実際に試してみましたが、確かに無機質な壁面をぼーっと見ながら、座禅でもしているかのように無心でバイクを漕ぐよりも遥かに楽しく、遊んでいるうちに運動できると感じました。

VRというと酔う人も結構いますが、身体を能動的に動かすため、酔いづらいのも良いところです。

導入が進むと良いなと思いました。

これなら続く!? VRフィットネスでゲームしながらダイエット

一人暮らしに挑戦する若者の家電買い揃え体験記

編集部の瀬尾俊輔氏と組んだリアル(?)な体験記事を、マイナビニュースさんに掲載していただきました。なかなか楽しんで書けた記事の1つです。

瀬尾氏は入社二年目に入ったばかりの未だまだフレッシュマンで、実家からの通いを止めて一人暮らしするとのこと。ついては自分が家電を買い揃えるので記事にして欲しいと依頼されました。

秋葉原のヨドバシカメラさんにご協力いただいて、おおむね仕込みナシで買い物の様子を取材して記事にしました。

「ボクのキャラは思い切りいじってください」と注文されたので、かなりの変人っぽくいじってみたのですが、後で聞いたところによると「ボク、諸山さんにどんな目で見られているんでしょうか」とこぼしていたとか。いじりすぎたかな。ごめんなさい。

他にも、彼の実家のある越谷市のことは「地の果てと表現して構いません」と言われましたが、それはいたずらに越谷市民を傷付けるので割愛しました。

良くも悪くも、彼のメディア上のキャラクター作りに貢献できれば幸いだなあと思っている次第です。

なお、文中に瀬尾氏を指して「バカ」と表現したところがありますが、これは編集部で入れたもので、私の原稿にはない表現です。いじって良いと言われても、流石に直截的過ぎる表現は書きづらいですからね。


温水洗浄便座は譲れない! 新米IT編集がマジで買うひとり暮らし家電