蚊を部屋に寄せ付けないアース製薬の電気蚊取り器「マモルーム」の話を聴く

アース製薬さんの電気蚊取り器「マモルーム」について取材した記事が、Impress Watchさんに掲載されました。

電気蚊取り器は家電量販店で取り扱いの少ない小型家電の1つです。接客する店員のいない、小売業界では「セルフ商材」と呼ばれる商品で、夏場の売上が圧倒的に大きいという意味では季節家電とも言えるかもしれません。家庭用害虫駆除製品は業界内で「虫ケア用品」と呼ばれているそうです。

家電量販店であまり取り扱わない理由は、開発・販売元がアース製薬さんなどの製薬や日用品のメーカーで、卸先がドラッグストア中心になるためです。それもあって、実は私がアース製薬さんを取材するのはこれが初めて。本社が千代田区の神田司町にあることや、社名が地球(Earth)から取られていることも、実は初めて知りました。アース製薬の発祥の地は兵庫県赤穂市で、1970年代に「ごきぶりホイホイ」が大ヒットしたことで業界最大手となりました。

アース製薬さんでは「アースマット」や「アースノーマット」という電気蚊取り器が、ロングランで販売されていますが、今回発売になった「マモルーム」は、蚊を殺すことよりも蚊を部屋に寄せ付けないことがアピールポイントになっています。

実はアースノーマットも蚊を退治するだけでなく、部屋に寄せ付けない機能があり、マモルームにも蚊を殺す機能が備わっています。「では、両者は何が違うのか?」と感じるところ。その答えをアース製薬の辻浩一ブランドマネージャーに聞きました。気になる方はぜひ記事を読んで頂ければ幸いです。

「蚊取り」から「蚊よけ」へ。アースが「マモルーム」に込めた狙い

リモートワーク市場は絶対膨らむ

新型コロナウイルスのパンデミックで需要が急速に高まるリモートワーク売り場についての考察記事を、家電Bizさんに掲載して頂きました。

今回の記事では、伝えたいことを綺麗に3つの見出しにできました。

1.国が自宅作業を要請している
2.リモートワークに必須なのはパソコンと回線
3.リモートワーク向けの周辺機器は売り場でだいたい分かりにくい

新型コロナの世界的な流行の兆しを前に、朝の通勤ラッシュなどは相変わらずで「熱くらいで会社は休めない」という雰囲気がまだまだ濃厚です。そんな中、政府や自治体は、週末の外出だけでなく、平日の出社もできるだけ控え、自宅に引きこもるように要請しています。

そうなれば、ごく自然にリモートワーク市場が注目されることになります。リモートワークに必要不可欠なのが、パソコンと通信回線であり、Wi-Fiルーターです。仕事の内容によってはOfficeソフトやセキュリティソフト、ネットワークカメラやヘッドセットなども必要になります。プリンターやスキャナがないと仕事にならない人もいるでしょう。

ところが、Wi-Fiルーター、ネットワークカメラ、ヘッドセットなどの周辺機器は多くがセルフ商材で、売り場で商品選びしようと思っても、だいたい分かりにくいのです。プリンターも本体の売り場には販売員が立っていても、インクカートリッジや用紙コーナーはほぼほぼ無人です。

来店客がこれらを迷わず選べるように取り組みましょうと提言しました。

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