ニーズの高まるセカンド冷凍庫の選び方

価格.comマガジンさんで、セカンド冷凍庫の選び方と注目モデルについて書いた記事が掲載されました。価格.comマガジンさんへの寄稿は初めてになります。

近年、通常の冷蔵庫に備わる冷凍室だけではスペースが足りないと感じる消費者が増え、冷凍庫をもう一台導入する家庭が増えています。そうした二台目の冷凍庫を「セカンド冷凍庫」と名付け、一般家庭で導入しやすい、最近流行りの縦長タイプをピックアップしました。

需要がどのくらい伸びているのか、冷凍食品の国内生産量や輸入量の増加の様子を、一般社団法人日本冷凍食品協会さんの公開するデータから引っ張ってきてグラフにしました。こうしたグラフを作るのは久しぶりで何だか楽しかったです。グラフで視覚化すると、需要がどれだけ伸びているかよく分かります。

製品選びのチェックポイントには、本体サイズ、容量、ドアの開閉方向、価格、霜取り不要、急速冷凍機能、消費電力、運転音、トップテーブルを挙げています。詳細は記事をご参照頂けると幸甚です。

2台目需要で人気上昇! コンパクトな“セカンド冷凍庫”の選び方&注目モデル7選

冷蔵庫は野菜と冷凍食品のどちらをよく使うかで選ぶ

三菱電機さんの冷蔵庫の新製品発表会レポートをゲットナビさんに掲載していただきました。

3月3日から発売する「MXシリーズ」の2機種で、野菜室を中央に配置しているのが目玉です。実は2008年頃まで、各社の冷蔵庫は野菜室を中央に配置するのが一般的でした。重たい野菜を多く使う家庭では、野菜室が中央のほうが断然使いやすかったからです。

2009年モデルから、各社は冷蔵庫の省エネ目標値を達成するため、より冷蔵効率の高い野菜室が下段、冷凍庫が中央というデザインを主流にしました。冷凍食品の需要が伸びてきたことや、野菜の長持ちができるようになってきたこともあり、冷凍庫が中央のデザインのほうが使いやすいという人も増えています。

MXシリーズは、冷蔵庫の省エネ性能がパーツ単位で向上したことを受け、旧来の野菜室が中央のほうが使いやすいという人向けに開発したモデルです。冷蔵室が中央のほうが良いという人向けに従来のWXシリーズも残し、2シリーズで展開していきます。

機能面はMXシリーズもWXシリーズも同様。野菜室と冷凍室の容量などが若干異なります。

これからは冷蔵庫を導入するときは、自分や家族が野菜と冷凍食品のどちらをよりよく使うか、考えながら選ぶのがコツになりそうですね。


野菜室の場所、選べないから「両方」で! 三菱電機が「真ん中の野菜室」の冷蔵庫を復活