ダイソンさんのコードレスクリーナーの新製品「dyson omni-glide」の発表会に出席しました。
六本木の東京ミッドタウンが会場で、オンラインではなく実際に足を運ぶ発表会への参加は久しぶりです。大変広い会場ですが、メディア参加者は10人程度。二日掛けて何度も入れ替えての実施です。スタッフも20人くらいはいたものの、半分くらいは会場の壁際に立っていてソーシャルディスタンスにとても気を使っていました。
dyson omni-glideは、製品名にもなっている前後左右に滑らせて使う新開発のヘッドが特徴。このヘッドは「omnidirectional Fluffy(オムニディレクショナルフラフィ)」と名付けられています。
正方形により近づいたヘッドは写真だと大きく見えがちですが、実施は横幅が一般的なクリーナーよりも小さくて、狭い場所にも入っていきやすくなっています。ヘッドには2つのブラシが備わっています。最近の流行りのようですね。ヘッドの底面には小さなキャスターホイールが4つ付いていて、これがオフィスチェアのキャスターのように前後左右いずれにも転がるようになっていいます。
発表会の中で、ジェームズ・シェール氏は、従来製品のようにヘッドを前方向に押す時だけでなく、手前に引く時も斜めに滑らせた時も、同じようにゴミを吸い取れることを強調していました。
バッテリーはエコモードでクリーナーヘッド使用時に約18分、強モードで約5分となっています。充電時間は約3.5時間。少々短い印象ですが、バッテリーを取り外して交換できるので予備バッテリーを用意しておけば、その分長く使用可能です。それと、部屋の多い家や広めのマンションよりも、1LDKかせいぜい2LDKくらいの間取り向けを狙っているようです。
このほかにも、モック以前のダンボールまで使った試作品、PM2.5粒子を使った排気性能の展示、ロボットアームを使ったヘッドの操作性の実演コーナーなどもあり、ダイソンファンならずとも興味を惹かれるであろう内容になっていました。
同社直販サイトやショップのほか、全国の家電量販店などで4月7日から販売。価格は直販サイトのCompleteモデルが税込64,900円となっています。4月13日までキャンペーン価格で購入できるそうですよ。
4月9日(金)~11日(日)の三日間、六本木の東京ミッドタウン キャノピー・スクエアで実機を体験できるイベントも開催します。気になる方は足を運んでみてはいかがでしょう。