皮膚科学会総会で注目のダーモカメラをレポート

名古屋で開催された第118回日本皮膚科学会総会のレポート記事をマイナビニュースさんに掲載していただきました。カシオ計算機さんのPR記事になります。

カシオさんが医療業界向けに新発売したダーモカメラ「DZ-D100」に焦点を当てた内容で、幾つかの要素で構成しています。

1つは国内ダーモスコピー診療の権威であり、ダーモカメラの開発にも協力した東京女子医科大学東医療センターの田中 勝先生の取材。もう1つは田中先生が座長で、千葉大学の外川八英先生と信州大学の古賀弘志先生が登壇するランチョンセミナーの報告。そして協賛企業の展示コーナーに設けられたカシオブースの様子を紹介し、最後に実技講座のダーモスコピー道場と盛りだくさん。

個人的にはランチョンセミナーが面白かったです。専門的な医学の話はチンプンカンプンですが、今回はDZ-D100をどう使うと、どう便利か、医師の視点から製品を語っているため、こういうところが気になるんだなとか、こうやって検証するんだなと、興味深く見学できました。

名古屋なので日帰りでしたが、一応名古屋っぽいものも飲み食いしてきました。出張は基本的に好きなのです。

カシオのダーモカメラが皮膚科の医療現場を変える – 第118回日本皮膚科学会総会レポート

ステンレスボトル業界の王者、サーモスの秋冬新製品

サーモスさんの2019年秋冬製品発表会のレポートを、家電Bizさんに掲載していただきました。

サーモスさんの発表会に参加するのは実は初めてです。最近はコーヒーメーカーやスピーカーなど、電気製品も開発していますが、今回は同社の基幹事業とも言える、ステンレスボトルやスープジャーなど、真空魔法瓶の技術を使った商品です。

秋冬新製品では、軽量コンパクトタイプのJNLシリーズ、タンブラー形状のJOEシリーズ、スープジャーのJBTシリーズをお披露目。JNLシリーズはワンタッチ・オープンにロックリングが付いたのが新しいポイント。片手で外しやすくなっています。

インバウンドの後押しもあって、ステンレスボトル市場は近年急速に伸びました。国内需要ももちろん大きく、この勢いはまだしばらく続きそうです。

ステンレスボトル市場は、家電量販店ではタイガー魔法瓶さんと象印マホービンさんが二強として君臨しているので、家電量販業界ではサーモスさんの存在感は一歩劣ります。しかし、ホームセンターや百貨店、スポーツ用品店ではかなりシェアが高く、トータルでは世界最大の販売・生産量を誇るステンレスボトル市場の王者です。

サーモス(THERMOS)のシンプルな社名から、ドイツあたりに本社を置く外資系の印象もありますが、実は本社を東京に所在する、生粋の日本企業です。日本酸素という企業が1980年に設立した日酸サーモと、日本酸素が分割したサーモス部門が統合して2001年に設立しています。

記事では触れませんでしたが、フライパン市場にも参入すると発表しました。フライパンと言えば、T-falさんも包丁市場に参入を発表していました。調理器具メーカーも色々大変そうですね。

サーモスの2019年秋冬新製品に見る、ステンレスボトルやスープジャーの新しい提案

シンプルだけれど奥が深い!?ペット用自撮り棒

上海問屋さんの「ペット自撮りスティック DN-915835」のレビュー記事を、マイナビニュースさんに掲載していただきました。

「ペット用の自撮り棒」と言えば、どんなものだかお分かりいただけるでしょうか。

分からないですよね。

私も最初、何を言っているのか分かりませんでした。

スマートフォンに装着したスティックの先にクリップが付いていて、そこにペットの餌を挟むことで、餌が欲しくて寄ってきたペットを至近距離で撮影しようというアイテムです。実際のところ、カメラ目線にはなかなかなりませんし、装着できるスマートフォンは比較的薄型のものに限られます。

本当は野良猫がワンサカいる東池袋中央公園(サンシャインの真横の巣鴨プリズン慰霊碑のある公園)で、煮干しでも買って試すつもりだったのですよ。ところが、貸し出してもらっている期間中、ほぼずっと雨!たまの晴れ間の日も、別件で一日予定が入っていて自由にならず、屋外で餌付け作戦はできませんでした。爬虫類カフェにでも行けば良かったなと、気が付いたのも締切直前。あと一週間くらい借りられるか、雨の時期でなければ、もう少し面白くできそうだったのがちょっと残念でした。

猫の自撮り風を撮ってみた! 上海問屋のペットのセルフィースティック

医療用ダーモカメラの開発者に聞く、開発の裏話

カシオ計算機さんの医療用ダーモカメラの開発陣を取材して、開発の裏話など聞くPR記事をマイナビニュースさんに掲載していただきました。

「ホクロの癌」と呼ばれる皮膚癌「メラノーマ(悪性黒色腫)」を診断するダーモスコピー技術は、ここ3年ほどマイナビニュースさんを通じて追いかけているネタです。今回テーマとなっているデジタルカメラは、このダーモスコピーに用いる皮膚観察用のいわゆる業務用カメラになります。

一般売りはされない商品ですが、試作機段階から見てきただけに無事に製品化されて、その背景を開発者に直に聞けたのは感慨深いものがあります。

カシオさんによれば、皮膚科の先生方はもちろん、他の科の先生にも評価されていて、たくさんの問い合わせが来ているそうです。中には獣医皮膚科やペット病院からも問い合わせが来ているそうですよ。犬や猫にも皮膚のトラブルはありますからね。

医療関係者はもちろん、肌の接写に関心のある人や、業務用カメラに興味のある方はぜひご参照頂けると幸甚です。

カメラ技術健在!! カシオが開発した最新カメラは医療用? -『ダーモカメラ』開発秘話

ツウになる!コーヒーの教本

秀和システムさんから、編集協力した「ツウになる!コーヒーの教本」が発売になりました。

自宅で美味しいコーヒーを飲むコツや、自分の好きなコーヒーを見付けるコツ、コーヒーに関するウンチクなどがまとめてあります。

監修のフワッティ・カフェは、最近なにかとお世話になっている家電流通コンサルタントの、得平 司 先生がオーナーのお店で、先生のご指導で私も色々とコーヒーの勉強ができました。

私自身は、元々コーヒーに詳しいわけでもなんでもなく、企画の立ち上がりから校了に至るまで、すべてが人のご縁で生まれた本です。秀和システムの担当編集者が、私のソフトバンク時代の先輩だったこと。彼がコーヒーの本を作りたいと考えて何気なく相談したカメラマンが、私とも知り合いで、以前別の仕事で先生を撮影してもらったことがあり、それを思い出して伝えてくれたこと。先輩から先生を紹介してくれと頼まれ引き合わせたところ、話の流れから私も手伝うことになり、こうして形になりました。特に先生の存在なしでは実現できませんでした。

コーヒーにご興味ご関心のある方はぜひお買い求めいただけると幸甚です。少し高いですが、オールカラーです。

ツウになる!コーヒーの教本

大塚阿波おどりの写真レポートを掲載

大塚新聞さんに「第46回 東京大塚阿波おどり 2018」の写真レポートを掲載して頂きました。私が撮影した写真だけでなく、他の方が撮影した写真も掲載しています。

少し曇り空で、やや暗い写真が多くなってしまいましたが、我が地元、大塚阿波おどりの熱気が少しでも伝われば嬉しいです。

お待たせしました!『東京大塚阿波おどり 2018』写真レポートです!

皮膚科の現場向けに開発中のダーモカメラ開発秘話

カシオ計算機さんのダーモスコピー関連の取材記事を、マイナビニュースさんに掲載していただきました。こちらはカシオさんがスポンサーのPR記事になります。

PR記事とはいえ、毎回かなり楽しみにしている仕事でして、今回は前回の続きの内容です。6月初めに広島の皮膚科学会総会でお披露目された開発中の「臨床&ダーモカメラ(仮)」について、初台のカシオさんの本社にお邪魔して掘り下げました。

新しいカメラの開発には、皮膚科の専門医が協力しています。その中心は千葉大学の外川八英先生と信州大学の古賀弘志先生で、専門家ならではの視点から様々な助言や要望を出しており、現場のニーズに合ったカメラに仕上がりつつあります。

記事は先生方へのインタビューで、どのような理由でどのような要望を出したのか、評価している部分や、次世代機に向けて改善を望む部分など、かなりいろいろ語ってもらいました。

印象的だったのは、皮膚科のカメラは扱いが難しいため、壊れやすく、修理代が他の科と比べて掛かるので、経理に説明するのが大変だと言われていたこと。

「病院のカメラってそんなに壊れるものなんですか?」という問いに、外川先生と古賀先生が「壊れます」と異口同音で即答していました。下向きに使いがちなので落としやすく、振り向いた拍子にぶつけることも多いそう。このため、開発中のカメラは軽量かつ頑丈に設計されています。

こういう開発秘話のような話を、開発の終わらない内に聞けてしまうのは、実は結構興味深いところです。

ホクロの癌と言われるメラノーマ(悪性黒色腫)が、口の中や喉の奥にできることもあるという話も驚きました。確かに口の中も皮膚と言えば皮膚ですからね。

記事ではそんなやり取りも掲載しています。

軽くて頑丈! 現場の声から生まれるカシオの「ダーモカメラ」

大塚新聞で阿波おどりの予告&舞台裏取材記事を執筆

ひょんな伝手から、地元である大塚のローカルメディア「大塚新聞」を手伝うことになりました。

大塚新聞は企業として登記してあるような事業体ではないので、社長はいませんし、雇用関係でもなく、クラブ活動に近い参加形式です。私はただの記者で、他に所属するメンバーに文筆業がいないため、デスク的な立ち位置に落ち着いています。

とはいえ、大塚が好きで集まっているアマチュアなメンツの中で、プロ根性を叩き込むようなダメ出しなどしても仕方ありません。なので、デスクっぽい仕事といったら、誤解を招きそうな表現を指摘したり、誤字脱字を直したりといった程度で、緩くやっています。

私自身も記事を書くことになり、その一発目として選んだ題材が「東京大塚阿波おどり」です。毎年8月末に実施され、大勢の踊り手と観客で賑わいます。レポートも良いのですが、そもそもなんで徳島(阿波)ローカルの祭りを大塚で開催するのか疑問に思い、開催を前に実行委員会である「南大塚ネットワーク」の広報担当の辻口正彦さんを取材しました。

辻口さんに辿り着くに当たってオマツリジャパンの加藤優子さんと大内花菜子さんにご協力いただき、共同取材という形をとっています。

事前に調べたところでは、阿波おどりは大塚以外でも全国各地で開かれていて、都内では高円寺が一番古く、動員数も多いようです。そのあたりも含めて、大塚で実施することになった経緯、あやうく名称が「大塚ばか踊り」になりかけたという話や、飛び入り不可の理由など、興味深い話が聞けました。

あんまり面白かったもので、想定していたより長くなってしまったのが反省でした(笑)

東京大塚阿波おどりまであと1カ月!今も昔も大塚はお祭り大好き!

色々な意味で斬新だった小泉成器の総合展示会「LIFE CREATION 2018」

小泉成器さんの秋冬商戦向けの総合展示会「LIFE CREATION 2018」のレポート記事を、ゲットナビウェブさんに掲載していただきました。

この展示会はリテールとの商談会としての性格が強く、本来メディア向けではありません。このため、メディアなら誰でも入れるものではないし、どうしても取材しづらい側面はあるものの、未発表製品が多数見られるので非常に勉強になる会です。

展示会の入り口近くのスペースが、コンセプト提案とそれに即した売り場提案のスペースになっており、そこは取材OKとなっています。ゲットナビウェブさんの記事ではここを取り上げています。

今年は幸せを実現するための要素として「ユメ」「トキ」「タメ」「ヒト」の4つのキーワードを掲げて、提案する商品をグループ分けしています。

印象的だったのはドライヤーのキービジュアルがSFマンガ「コブラ」にそっくりだったこと。なんでドライヤーなのに腕に装着しているのか、意味がよく分からず同社広報に聞いたところ、よく聞いてくれましたとばかりに「寺沢武一先生には事後承諾で公式認定していただいたので大丈夫です!」と言われました。

いや、そうじゃなくて。っていうか、事後承諾ってなに。

結局ビジュアルの意図はよく分からず仕舞いでした。寺沢先生は大人だなと思いました。


「ドライヤーのおかげで結婚」との感謝の声でひらめいた! 小泉成器が提案する4つの「幸せまとめ売場」

参考展示された医療業界向けのダーモスコピー用カメラを見てきた!

広島で開催された「第117回 日本皮膚科学会総会」にカシオ計算機さんが参考出展し、その内容について取材した記事を、マイナビニュースさんに掲載していただきました。カシオさんがスポンサーのPR記事です。

今回はダーモスコピー(dermoscopy)の撮影に適したカメラと画像管理ソフトの開発中の製品を、カシオさんが用意しており、協力いただく先生方もこれらに強く期待するとコメントしてくれたので、見どころの多い催しになっていました。

参考出展の「臨床&ダーモカメラ(仮名)」は、ダーモスコピー専用で売り出すのは勿体無いのではないかと感じるほど、使い勝手が研究されています。接写も臨床撮影もどちらもオートフォーカスに対応。三種類の光の当て方(偏光/非偏光/UV)による3枚分の画像を、シャッター1回で撮影できるので、同じ画角による3種類のキレイな画像が得られます。

細かな設定は思い切って排除して、カメラに詳しくなくても使えるように工夫しているので、現場の先生や看護師の方々は大きな省力化が図れるはず。恐らく皮膚科から導入が進んで、自然に他の科でも使われるようになり、やがて医療業界以外にも広まっていくのではないでしょうか。健康関連や美容関連などでも使えそうな気がします。

ちなみに今回は広島で一日取材だったので、この日はホテルに宿泊しました。カシオの広報さんとマイナビの担当さんと三人で取材後に紙屋町まで繰り出して、気が付いたら夜中まで飲んでました。こういう飲み方は最近めっきりしていなかったので、翌日は朝食に間に合わず(笑) 若い世代に囲まれても調子に乗らないよう気を付けなければと思いました。


カシオが医師と共同開発中のダーモスコピー用カメラを初の参考展示