エプソンダイレクトの創業当時を振り返るインタビュー

エプソンダイレクトさんの創立30周年を記念して、創業当時を振り返るインタビュー記事がマイナビニュースさんに掲載されました。PR記事です。

前社長の河合保治氏と、お客様サポート対応を長く務められた青栁忠夫氏の両名に話を聞いています。取材会場はエプソンミュージアム諏訪で、グループ各社の歩みが展示されていてとても興味深いものでした。Webサイトから予約すれば誰でも無料で見学できるので、諏訪に遊びに行く人には是非訪れて欲しいなと思います。

詳しくは記事で触れていますが、創業メンバーは当時の海外部隊でもう全員退職されているとのことで、当時若手の河合氏と青柳氏はエプソンダイレクトをグループ会社の1つとして外から見ており、社内の言い伝えとご自身の感想で創業時の様子を聞かせてくれました。

そこから現在の姿にどのように変化してきたのか、駆け足になっていますがまとめた内容になっています。

河合氏の声と喋り方が、20年ほど前に一時期お世話になった上司に凄く似ていて、録音を聞き直していると、その上司が喋っている姿が脳裏に浮かんで仕方ありませんでした(笑)

「ただのパソコン会社ではなく、問題解決のパートナーとしてお客様の側に」エプソンダイレクト30年の歩みと歴史

アイリスオーヤマの業界最大クラス15.6型タブレットに注目する

アイリスオーヤマさんのAndroidタブレット「LUCAタブレット」新製品説明会に参加しました。8.0型と10.0型のエントリーモデルとミドルモデル、そして15.6型の計5モデルです。

アイリスオーヤマさんのLUCAタブレットは最初期こそあまり良い評価が得られなかったものの、近年は頑張って良い商品を良い価格で出している印象があります。

注目は業界最大クラスの15.6型モデル「TM153M6V1-B」。5月15日発売予定。価格はオープンで、79,000円前後の想定です。A4サイズの原稿がほぼそのままの倍率で画面に映し出せます。

本体サイズはW366×D224×H10mm、重量は1,180g。液晶の解像度は1,920×1,200ドット、CPUは8コアMediaTek MT8788、メモリは6GB、ストレージは128GBで、microSDカードスロットを搭載。OSはAndroid 13、IEEE 802.11ac/a/g/n準拠の無線LANやBluetooth 5.0が利用可能です。USB Type-CとΦ3.5mmオーディオジャックを装備。デジタルコンテンツ保護技術のWidevine L1に対応します。

カメラはインとアウトのどちらも800万画素のオートフォーカス対応。オンライン会議やビデオ通話でピントの合ったきれいな映像を相手に送れますね。

このサイズだともうアウトカメラは要らないんじゃないかと思うのですが、開発者によるとAndroid端末の仕様としてアウトカメラの搭載は必須なので載せない訳にはいかないのだそう。

バッテリー容量は9,200mAhですが、これはモバイル機器として外出先で使用するというよりは、自宅やオフィスの自由な場所で利用するためと言えます。

充電端子を備えたスタンド「IST-A15A-B」も別売のオプション品に用意しており、こちらも同時利用するのが最も現実的な使い方になりそうです。

IST-A15A-Bは従来機のTM152M8N1-BやTM152M4V1-Bでも利用可能で、TM153M6V1-Bより早い4月8日に発売します。スタンドも価格はオープンで、5,900円前後の想定です。

TM153M6V1-Bの背面とスタンドをマグネットで着脱し、充電できるようになっており、左右90度に回転することで縦画面も横画面もどちらでも使用可能です。

スタンドの回転について説明する、アイリスオーヤマの黒物家電事業部 副事業部長 地神直樹氏

このスタンドはかなり具合が良いと感じました。タブレットを着けていても外していても倒れにくい形状で、画面を指でタップしたときに揺らがないようにしっかり押さえています。

こうなってくると普通の15.6型ディスプレイとしても使用したくなりますが、外部入力には対応しません。スマートフォンの画面をここに映し出せれば、視力の衰えた高齢者がWebブラウジングやLINEのやりとりがしやすくなって重宝するのではと思ったのですが、そういう使い方は想定していないようです。

動画視聴や簡単なゲームにも使えますし、教材を見ながら作業したい場合にも使いやすそう。ヨガやエクササイズにも使えますね。電子書籍は雑誌などの文字が細かくて色数の多いコンテンツと相性が良いのではと思います。

アイリスオーヤマさんのタブレット事業については、流通経路が気になっていました。家電メーカーの多くは家電量販店かECのどちらかの販売チャネルがメインです。とはいえ、家電とひとくちに言っても、家庭内で使われる電化製品はいろいろあって、ヘルス系ならドラッグストアでも取り扱っていますし、ペット用品はペットショップ、電子楽器は楽器専門店といった別のチャネルのほうが潤沢です。

アイリスオーヤマさんはホームセンター商材に強く、家電量販店の販売チャネルとしての構成比は実はそれほど高くない、家電メーカーの中では少し変わった立ち位置になっています。

そこで気になるのが、タブレットが実はホームセンターであまり売れない商材だということ。ホームセンターはお客が商品を自分で探して、販売員の接客を受けることなくレジに持っていくセルフ商材が中心の販売スタイルなので、説明がないと選びにくいPCやタブレットの販売には向かないチャネルなのです。

事業部の担当によれば、現在はECが牽引役となって販売数を伸ばしていますが、今回発表した製品はカメラ系量販店を中心に家電量販店でも棚を確保して全国展開していくとのこと。

先日、徳島県の県立高校などに「1人1台」で配備した中国製タブレットの故障率が酷すぎ、メーカーの対応もいい加減で関係者が困惑している様子がニュースになっていました。こういうシーンは、本来ならアイリスオーヤマさんのような価格訴求力に強く、国内サポート拠点も持つ国内メーカーが存在感を発揮できるところだと思います。

情報機器など使われているパーツは海外製が多いのだから、国内メーカーも海外メーカーも関係ないと考える人もいます。しかし、実際は製造に使用するパーツの選定やアフターフォローの信頼性がまったく違います。もちろん、海外メーカーでも高品質な製品を提供し、アフターフォローもしっかりしているところは沢山あります。だからこそ、国や県などの自治体は安易な入札条件を設定して価格最優先で商品を選んでしまう愚は避けて欲しいものです。

初めて購入する人でも分かる、ゲーミングモニターの選び方を監修

楽天市場さんに監修したゲーミングモニターの選び方ガイトの記事が掲載されました。

ステップごとに条件を絞り込んでいくことで、自分に合った製品が見つけやすくなっています。画面解像度が4Kの製品のみを探したい場合、画面サイズで27インチ以上を選択しないと「該当製品なし」になるのでご注意ください(2024年3月7日現在)。

監修のお話を頂いた時に楽天市場さんの売り場を見て、ゲーミングモニターと通常のPCモニター(ディスプレイ)が特に区分けされていないため、どう監修したものか少々迷いました。

実際のところ両者は性能の違いなどによる厳密な区分けは定義されておらず、ゲーミングモニターのブランドを冠した製品ではなくても、ある程度の性能を満たしていれば、大抵のゲームのプレイに支障はないはずなのです。

どんなゲームをどんなスタイルでプレイするかによっても、求められるスペックは変わってきます。e-Sportsの世界で勝敗にこだわるガチプレイをするのであれば、かなり厳密にハイスペックな製品を揃えたいところですが、そういう人が楽天市場に掲載された初心者でも参考になる選び方ガイドを参照するとも思えません。そう考えると該当しないゲームの種類やプレイスタイルを否定するような分け方は好ましくないと考えました。

このあたりは、そのまま伝えて、ゲーミングブランドであるかどうかは問わず、ゲームに向いているスペックで絞り込めるよう、原稿に反映してもらいました。

そんな前提を抱えての監修作業となり、なかなかに大変でしたが、やり甲斐のある監修でした。ライターさんも私の指摘がよく分からない場面もあったやもしれず、大変だったのではないかなと思います。

ゲーム好きでもっと見やすいモニターが欲しいと考えている方は、是非本記事を参考にしてください。

【楽天市場】ゲーミングモニターの選び方を解説|普通のモニターとの違いや機能面も紹介

初めて購入する人でも分かりやすい、今どきのノートPCの選び方

楽天市場さんのノートパソコンの選び方ガイドの記事を監修しました。ステップごとに自分の希望をチェックボックスから選択することで、自分に合った製品が表示される仕組みになっています。

久しぶりにノートパソコンを包括的に取り上げる記事に関われて、作業していて楽しかったです。

私はかつてパソコン雑誌の編集者だったので、パソコンの情報を例外が出ないように丸める難しさはよく知っています。

監修前の原稿には「前は確かにそうだったけれど、未だにそうなのか」「これは言い切っちゃって大丈夫なのか」等と気になる表現もちょこちょこあって、そういうものを見つけては1つひとつ悩みながら、致命的な間違いだけは残らないようにと考えて監修しました。

この監修をしていて気が付いたのは、最近のノートPCでストレージがHDDだけという製品が低価格モデルも含めてほぼ存在しなくなっていること。こういう気付きの度に時代が進んでいることを実感します。

ちなみに私がこの記事で自分向けの製品を探したら、20万円超の高額な製品ばかりが候補になりました。どうしても性能重視で選んでしまうのですよねえ。過去に価格最重視で製品選びして満足できた経験がないですし。

記事の中にある「安価な製品を2年ごとに買い替えるよりは、高額でも満足度の高い製品を購入して5~6年は使い続ける方が初心者にはおすすめです。」という文言は、実のところ初心者に限らず言える、私にとって紛れもない本音なのです。

パソコンの購入を検討している方は、是非本記事を参考にしてください。

【楽天市場】ノートパソコンの簡単な選び方:初心者でも分かる選ぶポイントを用途別で解説

Surface Laptop Go 3をレビュー

マイクロソフトさんの12.4型モバイルノートPC「Surface Laptop Go 3」のレビュー記事がマイナビニュースさんに掲載されました。

PCのレビューは久しぶりです。本体デザインが秀逸で、第一印象はかなり良いものでした。とんがりすぎず、野暮でもない、シンプルでバランスの取れたエレガントなデザインは流石だなと感じます。キータッチや画面の見やすさも文句なし。

なによりメーカー直販サイトで119,680円~のハイコストパフォーマンスは魅力です。

ただ、記事でも触れているとおり専用の電源ポートの使い勝手が微妙な点と、レビューした個体の問題なのか、本体底面が触れていて気になるほどの熱を持つところは気になりました。

私は電源ケーブルを本体左から垂れ流したかったので、右側の奥に向かって流すしかない本機はデスクで使っていて引き回しづらかったです。このあたりはユーザーの環境次第なので、これがベストマッチする人も少なくないとは思うのですが。

ベンチマークテストの結果は妙に悪く、この点は執筆も難しかったです。結果がなかなか安定せずバラついて、1つの製品で10回以上ベンチマークを回したのは初めてでした。単純に製品の完成度が低いのではなく、どこかのパーツに問題があって設計した本来の性能が発揮できていない印象です。

もっとも、ベンチマークとは元々製品個体のボトルネックを調査するためのプログラムでもあるので、原因をきっちり追究できなかったのは私の力不足と言えます。もっと精進したいところです。

詳しくは記事をご参照頂けると幸甚です。

「Surface Laptop Go 3」レビュー – 高コスパの12.4型モバイルノートPCはデザインも気に入った

エプソンダイレクトのIoT OSと7年保守の魅力を聞く

エプソンダイレクトさんのIoT OSと長期保守の取り組みについて取材した記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。PR記事です。

IoT OSとは、マイクロソフトが提供するWindows 10ベースの組み込みOS「Windows 10 IoT Enterprise LTSC」の通称です。コンシューマー向けではないのでご存知ない方も多いかもしれませんが、機能が制限される代わりに頻繁なアップデートがなく、24時間365日体制で稼働しなければならない医療や小売、製造ラインなどの環境で導入されているWindowsです。

事業推進部 販売推進グループ 課長の大久保賢氏と、CS品質管理部 法人サポートグループ 課長の新地正智氏の2名にインタビューして、汎用PCにIoT OSを搭載して販売している強みや、業界最長クラスの7年保守を実現した背景などについて聞きました。

PRなので記事では自信満々な部分を見せていますが、7年保守を打ち出す前に社内でその機運が高まる中で、責任を負うCS品質管理部としては「大丈夫だろうか」と、電卓を叩きながらかなり悩んだと本音を語られていたのがとても印象的でした。

それはそうですよね。そこで無責任になれるのであれば、8年保守だろうが10年保守だろうがやってしまった者勝ちになるのでしょうから。私としては担当がここできっちり苦悩したと語る姿こそが、7年保守のしっかりした自信の裏付けと感じられました。

また医療系のベンダーではサーバーの保守期間が一般的に7年なので、PCを含めたさまざまな機材を7年サイクルでリプレースするため、医療系で特に喜ばれているという話も新鮮でした。

エプソンダイレクトさんのWebサイトには、医療現場向けの案内ページも用意されています。リプレースに際してPCの更新を検討している医療系ベンダーには耳寄りな話ではないでしょうか。

「Windows 10 IoT×長期保守」エプソンダイレクトが目指す“長く使うものには長い保証が当たり前の世界”

Happy Hacking Keyboard(HHKB)に新しいオールインワンタイプが登場

PFUさんのHappy Hacking Keyboard(HHKB)新製品発表会に参加してきました。新製品はこだわる人のためのキーボード「HHKB」に、新たにAll-in-Oneのコンセプトを追加した「HHKB Studio」です。

カリフォルニアに拠点を置くHuge Designがデザインに協力し、コンパクトながら打鍵感の高い上品なスタイルに仕上がっています。

本体中央にThinkPadで有名なポインティングスティックを採用。ジェスチャーパッド機能を本体の前面と側面に配置して、マウスなしでもマウスポインタを動かしたり、ウィンドウをスクロールしたりと、ホームポジションから手を離すことなく操作できます。

HHKB Studioは従来モデルとは併売になり、オールインワンを求めるユーザーと、キー入力のみにこだわるユーザーで、ラインを分けていくことになります。この点について、発表会では昨今の自動車のハンドルにステアリングやウィンカーなどが、ハンドルから手を離すことなく届く位置に用意しているものが増えていることにたとえていました。ニーズが異なるからには、無理に1つの製品に集約するのではなく、ラインを分けるのは自然な判断と言えそうです。

発表会では最初に「パソコンは消耗品だが、キーボードは生涯使えるインターフェイスだ」という、HHKBではお馴染みのキーメッセージが紹介されました。カウボーイは移動先で自分の愛馬が倒れて死んだとき、鞍だけは持ち帰るという風習があります。それと同じように使い慣れたキーボードは、パソコンを買い替えても取り替えて使い続けようという訳です。

最近では減ってきているのかもしれませんが、かつてはデスクトップパソコンを購入した時に付属するキーボードは他の製品と交換できないと思っている初心者もいました。そういう人は、キーボードが壊れたらパソコンごと買い替えるしかないと考えていたわけで、別の意味でキーボードを大切に使ったのではないかと思います。ノートパソコンに別のキーボードを外付けできることを知らない人も多かったですね。

HHKBはこういう初心者にはあまり縁がなく、むしろ毎日何時間もキーボードを叩くエンジニアやライターに支持者の多い製品です。私はストロークの浅いノートパソコンのキータッチが好きなので、あまり触れてきませんでしたが、会場のタッチアンドトライで触っていると、押下圧45gのメカニカルスイッチ(リニアタイプ)は、高級感のあるしっかりしたストロークになっていて、なんだかんだで気持ちが良いです。昔のモデルほど打鍵音が大きく感じないのも好印象でした。

ジェスチャーパッドは自分なら前面は切って側面だけ使うだろうなと思いました。手首を常に浮かせて打っていないと、前面は触れてしまうんですよね。このあたりは好みも分かれることでしょう。

標準でキーボード上部に配置されがちなF1~F12のファンクションキーが省かれていますが、これは左下のFnキーと数字キーを組み合わせて呼び出します。また、HHKB StudioではCapsLockの位置にCtrlキーが配置されていて、CapsLockはFn+Tabキーで利用します。このあたりは慣れが必要かと感じます。

キーボードのキー配列はキーマップ変更ツールでかなり柔軟にカスタマイズできます。Ctrlの位置をFnキーの位置にしたいといった場合は、このキーマップ変更ツールを用いる訳です。スクリーンショットを1キーに割り当てるといったことも可能です。

価格は税込44,000円で、PFU DIRECTで販売。Amazonや楽天などでは準備が整い次第販売開始となります。

なお、導入前からOSのレジストリでキーボード配列を変更している場合、キーマップ変更ツールを使うとややこしいことになるので、導入前にレジストリを元に戻しておくのがオススメです。

エプソンダイレクト社員に働きやすさをダイレクトにヒアリング!

エプソンダイレクトさんの社員6人による座談会を取材した記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。PR記事です。

今回は参加人数が多いこともあって、以前までよりも凝ったページレイアウトになっています。新人からベテランまで20年くらいのレンジの世代に集まってもらい、働き甲斐や職場の雰囲気などについて語ってもらいました。

座談会では私が司会を務め、終始和気藹々として冗談の絶えない集まりでした。普段から明るく居心地の良い労働環境になっているのだろうなと感じられます。

最初のうちは私と参加者の中の誰かによる、1対1での質問と回答になる場面が多く、できるだけ参加者同士での意見のやり取りになるよう調整するのが難しかったです。

原稿を作る場面でも、私とのやり取りではなく皆で意見や感想を出し合っているように見えるよう構成していくかに苦労しました。あとは、6人の発言をそれぞれの存在感が出るように拾っていくと、どうしても原稿が長くなってしまい、どこを削るかでも悩みました。

今回は録音を一通りざっと起こして、削りながら構成を組み立てていきました。声のトーンによっては誰の発言か分からないところもあり、そういうものは文脈から多分この人だろうと当て嵌めて進めました。この調整も意外に大変。そうしたこともあって、書き終えた後の「やった感」は、エプソンダイレクトさんの記事としては過去一でした。

顔がよく思い出せる発言者とそうでない発言者で、「その人が何を言っているのか」の理解の進みが違うことにも気付かざるを得ません。「この人の発言は意味がよく分からないな」と感じる場合、だいたいその人の顔は脳裏でぼんやりしているのです。そんなこともあって、インタビュー原稿執筆時はあらかじめ相手の顔写真が欲しいなと思ったお仕事でした。

30周年を迎える “エプソンダイレクト” 高い技術力と確かな品質でお客様に寄り添う会社は、社員にも働きやすい環境が整っていた!?

エプソンダイレクトの環境負荷低減PCの消費電力削減率の半端ない努力にビックリ

エプソンダイレクトさんの環境負荷低減PCをテーマにしたインタビュー記事がマイナビニュースさんに掲載されました。最近増えてきたPR記事です。有り難いことです。

エプソンダイレクトさんの環境問題に対する取り組みという、少し大きな視点から始まり、具体的なプロダクトである「Endeavor ST55E」や「Endeavor ST210E」の開発背景や苦労話、さらにPCのリファービッシュ品の販売についての話まで、やや広めの内容になっています。

リファービッシュ(refurbish)とは、貸出機や展示会などで短期間使用した実機、初期不良などで戻ってきた製品などを整備して新品に準じる状態にして割安で販売するもの。企業によってはアウトレットとの違いがよく分からない部分でもあり、もう少し詳しく説明したかったところ。しかし、この記事は要素が多い上に「リファービッシュは触れる程度で十分です」とオーダーで言われていたので、やや分かりにくくなってしまったかなと感じております。

ST55Eの開発話に関しては、「筐体が小さいこともあって消費電力を減らしつつ機能性を担保するために取れる手段が少なくて苦労した」という話が印象的でした。「そりゃそうだよな」と頷いて聞きながらも、消費電力は従来モデルの「ST50」の通常時約4.7Wから約3.8Wへと低減。さらにストレージをHDDより低消費電力なSSDにすることで、約3.0Wにまで低減できたと言うので驚きです。来年やることが残っているのかと心配になるレベルですね。

環境負荷低減PC「Endeavor ST55E」を生んだのは、塵を積み上げ山にする工夫の積み重ねだった

島根富士通の出雲工場でPC組み立て教室に再挑戦!難易度が上がってる!?

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)さんと、島根富士通さんが毎年恒例で実施する親子向けイベント「第16回 富士通FMVパソコン組み立て教室」のレポート記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。

昨年も参加したイベントで大雑把な要領が分かっている分、進行面で戸惑うことはありませんでした。トイレに行くタイミングなども、手の空く時間を勝手に見計らってGOです。

組み立て教室は前半は私が組み立てて、後半はマイナビニュース +Digital編集部の林編集長が組み立てました。組み立てたのは富士通WEB MART限定の14.0型モバイルノートPC「FMV LIFEBOOK WU-X/HX1」です。従来の13.3型で634gから、14.0型になって若干重量が増えましたが、それでも50g増に抑え、689gを実現した超軽量モデルです。

最初の工程が一番小さなネジを締める作業で、いきなり難易度が去年より大幅に上がっていることを実感。リアルで「ぎゃあ」と言いそうになりました。小さいとネジ穴にドライバーの先が入れられないんですよね。しかも、ネジをネジ穴に入れられずにボードの上に落とすと、今度は見失うんですよ。もう大変。

工場の製造ラインでは、この工程はネジ締めロボットが行っているそうで、自動化は大正解だと痛感です。ずっとこの調子だったらどうしようかと思いました。

後半戦で交代した林さんも「やべっ」とか口から出ていました(目聡く拾って書きました)。子供達は去年よりも楽しんでいる印象を受けました。やっぱり、子供の笑顔はいいですよね。

世界最軽量ノートPCを自分の手で組み立てよう! FCCLのPC組み立て教室に20組の親子が参加