シャークニンジャのコンパクトでスタイリッシュなハンディクリーナーがパワーアップ

シャークニンジャさんのハンディクリーナー「EVOPOWER」シリーズ第二世代モデルの発表会レポートを、ゲットナビウェブさんに掲載して頂きました。最近多いオンライン発表会です。

新製品はその名も「EVOPOWER EX」。ひねりが全然ないところがアメリカンな感じで良いと思います。

とにかくオシャレで、部屋のインテリアとして飾っておきたくなるデザインになっていることをきちんと褒めておきたいです。収納も充電器に斜めに挿すようになっていて、このモデルから付属品も充電器に一緒に挿しておけるようになっています。もちろん、斜め挿し。

本体サイズや重さがほとんど変わらないのに吸引力を従来モデルの倍に引き上げ、しかもバッテリー駆動時間も約1.5倍に伸びています。今までの製品は何だったのかと、ちょっと言いたくなるほどのパワーアップが図られています。

ハンディクリーナー市場でほぼ一人勝ちのシャークニンジャ。市場規模はそれほど大きくないはずですが、ニッチな市場でもほぼ独占の状態まで持っていければ強いです。同社にはこのオシャレ路線を今後も継承して欲しいなと個人的に思っております。

なお、私の一押しカラーはローズレッドなのですが、アクセサリーが一番少ないモデルというのがちょっと残念…。

「日本のために」ハンディクリーナーNo.1のシャークが3年かけて開発!全方向強化モデル「EVOPOWER EX」の完成度に驚いた

クラウドファンディングは流通の未来を変えるか

クロスさんで発行している家電流通専門誌「家電Biz Vol.7」2018年秋号が発行されました。秋号では幾つかの記事を担当しました。

第2特集の「クラウドファンディング 物づくりの新潮流 流通での活用は?」では、Makuakeさんの中山亮太郎社長をインタビューできました。「量販企業のバイヤーがネタ探しする場になりたい」と語っていたのが印象的でした。

Makuakeを筆頭に、クラウドファンディングサイトでは、ユニークな製品が前触れもなしにぽっと出てくるのが魅力です。クラウドファンディングサイトで注目された商品ばかりを並べるリアルショップがあっても良いと思うし、それが大型の量販店舗で1コーナーになっていれば魅力的だろうと思うのですが、なかなか難しそうです。

想像してみると、東急ハンズなんて実はまさにそんな店舗な訳ですが、どこにでも出店できる業態とはいえなさそうです。売り場に商品を並べる以外のことでも、何か流通企業がクラウドファンディングを上手に活用する手がないものかと思っちゃいますね。

このほか、クリーナーやWi-Fiルーターの商品記事も担当。クリーナーの記事ではシャークニンジャさんのゴードン・トム社長にも会えました。

トム社長は、ダイソンさんやエレクトロラックスさんの日本法人の社長を務めたこともあり、日本を熟知する知日外国人です。「日本人は“徹底的”と“こだわり”が大好きな一方で、完璧なものはないことも知っているため、常に改善を求める」といったことを述べいて、日本人をよく知っているなと感心してしまいました。

家電Biz Vol.7 (2018年09月25日発売)

パイプが曲がるシャークニンジャのユニークなクリーナーが日本に上陸

この見た目だけでは、一体何なのか分からない人も多いのではないでしょうか。


EVOFLEX S30

実はこれ、アメリカで累計5000万台以上も売り上げ、ダイソンをNo1の座から引きずり下ろした「シャークニンジャ(Shark Ninja)」のコードレススティッククリーナー「EVOFLEX S30」です。

6月26日の発表会では、日本法人社長のゴードン・トム氏が挨拶し、新製品をお披露目しました。


ゴードン・トム社長

トム社長はかつてダイソンとエレクトロラックス・ジャパンの日本法人社長も務め、ガラパゴス化した日本の家電市場に外資系製品の確かな存在感を確立した立役者です。日本語もペラペラで、この日も通訳なしで気さくにプレゼンテーションしていました。

S30は日本市場向けに特別に開発したモデルで、欧米向けより一回り以上小さく、日本の家屋で取り回しても邪魔にならないよう随所に工夫を凝らしています。

特に目に付くのは、パイプがボタンひとつでくにゃっと折れ曲がるところでしょう。屈まずともソファーやベッドの下が掃除できる仕様になっています。折りたたむことで収納時もコンパクトで済みます。


しゃがまずにソファの下にヘッドが入っていきます

ヘッドがやや大きいのが気になりますが、これはブラシを2本搭載するため。フローリングもカーペットもノズルの付け替えや、スイッチの切り替えなどなしにそのまま利用できます。


ヘッドはやや大きめ。ブラシを2本搭載

ヘッドの先にはLEDライトも備え、暗い場所でも床のゴミがよく見えるので吸い残しが防げます。


LEDで床を照らし、ゴミを目立たせるので吸い取らずにいられなくなります!

本体をブラックで統一したのは、シャークニンジャのブランドイメージに合わせたのかもしれません。

ちなみにシャークニンジャのニンジャは、トム社長曰く「あのニンジャ」

実はシャークニンジャは、既に成功している「シャーク」と「ニンジャ」の二つのブランドを組み合わせて作られた社名で、シャークはスチームクリーナー、ニンジャは調理器具のチョッパーで使われていました。素早くよく切れるからニンジャだったらしいです。それは忍者ではなくニンジャですね(笑)

S30は全国の家電量販店で一斉販売となるので、気になる人は店頭などで手に取って確かめてみてください。

シャークニンジャ EVOFLEX