セカンド冷凍庫の記事がアップデート

カカクコムさんに昨年掲載したセカンド冷凍庫の記事のアップデートが掲載されました。7機種のうち4機種を入れ替えています。

三菱電機さん、ハイアールさん、AQUAさんが、後継機に切り替わったための変更。三菱電機さんは「MF-U14H」へ。ハイアールさんは「JF-NUF138D」へ、AQUAさんは「AQF-SF11N」へ入れ替わっています。

パナソニックさんの「NR-FZ120D」は生産終了し、後継機がリリースされていないため他社製品に切り替えました。

何にするか少し迷いましたが、シャープさんから「FJ-HF13H」とは別ラインとして登場していた「グルメクール FJ-HM7K」が、よりコンパクトで冷凍・冷蔵・微凍を切り替え利用でき、価格.com上でも人気だったのでチョイスしました。これ、私のデスクサイドに欲しいです(笑)

また、冒頭の冷凍食品の需要動向についても最新の情報に更新しています。コロナ禍の影響が薄れつつもまだ脱し切っていない、そんな感じのデータになっています。

2台目需要で人気上昇! コンパクトな“セカンド冷凍庫”の選び方&注目モデル7選

エアコン試運転のススメ

エアコンの試運転が必要な理由や正しいやり方について、エアコンメーカー各社にヒアリングしたレポート記事を、マイナビニュースさんに掲載して頂きました。

各社へのヒアリングは、私ではなく担当編集がメールでやり取りしました。多くはメーカー広報が回答してくれたものですが、その回答をすべて紹介していると間が持たないので、各社から1つか2つ回答を拾うようにしました。そこのバランスを取るのが結構大変でした。

本当は掲載したいけれど、同じメーカーばかり出てくるのは避けたいという思惑があった訳です。それがどこだったとは、敢えて言いませんけれど(笑)

編集からは「ブレーカーでエアコン電源の項目が専用に切り分けられているケースは一般的なのか」と突っ込まれて、一般的だと思っていたのもので回答に困ったのが印象的でした。

古い家屋だとエアコンが付いていないのも普通で、私の実家にあったブレーカーも記憶にある限り、分かれていませんでした。なにしろエアコンが家にありませんでした。しかし、新しい家屋だと分岐しているケースが多いようです。

エアコンはコンセントからいわゆるタコ足配線で使わないよう、専用の電源が用意されることが多く、私はそれは電気用品安全法(PSE)で決まっているものだと思っていました。

しかし、本当にそうなのかと突っ込まれて調べてみると、法律で決められている訳ではなく、「そうしないと危ないから」という理由で工務店など電気工事業者の間ではブレーカーで分岐するのが常識になっているだけなのだそうです。

このあたり、原稿では触れていませんが勉強になりました。

あと、エアコンの排水ホースが害虫の侵入口になるのは本当です。我が家でも実際にありました。天井付近の室内機のそばの壁を黒いものが這っているのを見付け、「出やがったな!ぶっ殺す!」と戦闘態勢に入ると同時に、「なぜエサになるものもないそんなところに…」と感じたものですが、侵入経路になっているのですね。

防虫キャップや100均やWeb通販で簡単に入手できるので、暑くなる前に取り付けておきましょう。

エアコンの試運転が必要な理由 – 夏本番の前に離れて暮らす家族にも伝えよう

除菌スプレーをエアコンに吹き掛けるのはダメ!エアコンの故障原因にもなるアリの巣状腐食を誘発

三菱電機さんのエアコンと除菌スプレーに関する注意喚起のリリース記事を、家電Bizさんに掲載して頂きました。

室内で除菌スプレーを使用する場合、エアコンに直接吹き掛けると、電子基板やセンサーが故障したり、熱交換器にアリの巣状腐食が起こって「冷えない」「暖まらない」などの症状が起きることがあるので気を付けましょうという呼び掛けです。

新型コロナの影響で除菌スプレーを利用する消費者が増えており、三菱電機さんの調査ではアリの巣状腐食の報告件数が伸びているそうです。記事ではニュースリリースをベースに、売り場でセールストークに織り交ぜるネタの1つとして使えるのではないかと提案してみました。

アリの巣状腐食の詳細や対応策などは記事をご参照ください。

三菱電機が注意喚起 除菌スプレーがエアコンの故障原因になる!?

かまどと同じ味でご飯が炊ける三菱電機の「本炭釜 KAMADO」はこうして生まれた

三菱電機さんの高級ジャー炊飯器「本炭釜 KAMADO」の取材記事を、サーイ・イサラさんの12月号に掲載して頂きました。紙媒体なので記事へのリンクはありません。

三菱電機さんの本炭釜は、炊飯器の内釜に純度が99.9%の炭を採用しています。99.9%ならほぼ100%と言って良いと思うのですが、ほんの微量でも違うものが混じっている可能性が否定できないならば100%とは表現しないというのが、三菱電機さんの社風。

「本炭釜 KAMADO」は、そんな社風の三菱電機さんが「これは竈と同じ味のご飯が炊ける」と言い切って商品名にした炊飯器なのです。ちなみに最新機種は「NJ-AWB10」です。

この自信の源はどこにあるのか。どんな開発経緯や苦労話があったのか。埼玉県深谷市の小前田工場へ行き、家電製品技術部の金井孝博次長と、営業部の八百幸史晃主事に話を聞いてきました。

サーイ・イサラ 12月号 日本のモノ語り「第50回 「本炭釜 KAMADO」(三菱電機)」

キッチン収納術が参考になった、三菱電機の小型冷蔵庫発表会レポート

三菱電機さんの小型冷蔵庫の発表会レポートを、GetNaviWebさんに掲載していただきました。

商品は2ドア冷蔵庫の「MR-P15F」(定格内容量146L)と、「MR-P17F」(同168L)。3ドア冷蔵庫の「MR-CX27F」(同272L)と、「MR-CX30F」(同300L)の計4機種です。

発表会はオンラインでの開催で、ビジュアルは提供データか、画面のキャプチャで構成しています。

もともと小型冷蔵庫はフラグシップほどの最新技術が盛り込まれる商品ではありませんし、観ていて「おっ!これは凄い!予想外!」というケースはほぼ出てきません。

製品の気になったところを自由に撮影したり、担当に個別に質問してユニークな回答を得ることもできません。記事をどう構成するか考える必要がありました。

結局、三菱電機さんがゲストで招いた整理収納アドバイザーの七尾亜紀子さんのミニセミナーの情報を大きめに取り上げてみました。メーカーの発表会ではこうしたゲストが参加することは結構あるのですが、そのゲストの喋る内容を製品と同じくらいとか、それ以上のスペースを割いて紹介することはまずありません。

そんな訳で、私の記事としてはちょっと普段と毛色の違ったものになったかなと思います。

目からウロコ! 「天面がテーブルの冷蔵庫」発表会で教えてもらった「キッチン収納術」がためになる

テレビを生活家電として打ち出す、三菱電機の4K録画テレビ「REAL 4K」

三菱電機さんが発表した新4K衛星放送対応の4K録画テレビ「REAL 4K」の説明会レポートを、マイナビニュースさんに掲載していただきました。

製品名は「REAL RA1000シリーズ」で、40V型の「LCD-A40RA1000」、50V型の「LCD-A50RA1000」、58V型の「LCD-A58RA1000」の3機種です。

今回の説明会は都内での発表会ではなく、三菱電機さんの京都製作所で行われました。工場内の施設の一部も見学でき、特に敷地内に設けられているモデルハウス「ENEDIA」は、今どきの住宅展示場をイメージした戸建ての中に、REALを始めとする三菱電機製品が並んでいて、実際の利用シーンが想像しやすくなっていました。

一日掛かりでの取材で、気温がほぼ体温という殺人的な猛暑日でしたが、非常に興味深く楽しめる見学会でした。

三菱電機さんでは、今回のREAL 4Kは画質や音質に妥協していないのはもちろんですが、操作性の部分で他社との差別化に注力したとのことで、オーディオ・ビジュアル系の専門家よりも白物家電のメディアに取り上げてもらいたいとの考え。

その点、マイナビニュースさんは割とハードウェア寄りなコアな記事が好まれるものの、白物家電も取り上げているため、三菱電機さんの意向を汲んで録画や掃除のしやすさを強調した原稿にしたいと相談すると、すぐに理解を示してくれました。

REAL 4Kのターゲットユーザーは、子育て世代や30代~40代の主婦、共働き世代、シニア世代となります。新4K衛星放送の視聴のためにチューナーを用意しなくて良いことや、録画も別途レコーダーやハードディスクを用意して接続する手間がいらないことなどアピールし、「生活家電」として打ち出していくそうです。

手軽さが際立っていましたが、スマートフォンからのリモコン操作などにも対応しているなど、機能面もしっかり作り込んでいるあたりはとても好印象です。新4K衛星放送導入をきっかけに、テレビの買い替えを検討しているファミリーに注目してほしい商品だと思いました。

三菱電機、生活家電としての4K録画テレビ「REAL」 – 4Kチューナー内蔵で使ってよし、掃除してよし

20周年の節目に臨む、三菱電機のIHクッキングヒーター

5月30日、三菱電機のIHクッキングヒーターの発表会に行きました。

20周年を記念したイベントも兼ねており、新製品の紹介やキャンペーンの告知のあと、コラボしてオリジナルレシピを監修してもらったという、辻ウェルネスクッキングの佐川校長が会場で実際に調理して見せて、試食もできるという内容でした。

冒頭の挨拶や製品開発の背景は営業部長の樋口裕晃氏が語りました。


三菱電機ホーム機器 営業部長の樋口裕晃氏

国内のIHクッキングヒーター市場は2008年度の販売台数884,000台をピークに安定期に入り、2011年度の東日本大震災で需要ががくんと落ちたあと、2014年度の715,000台で底を打った形になっています。2018年度は790,000台まで回復していますが、最盛期にまだ10万台以上及びません。

IHクッキングヒーターは10~15年が買い替えサイクル。今年は2008年からちょうど10年で買い替え時期に入ることから、需要拡大が見込まれています。

このあたりの数字は、意外に資料価値が高いので載せてみました。


IHクッキングヒーター需要動向のスライド

IHクッキングヒーターは火力が弱い、使いづらい、操作が面倒などと思っている人も多いのでは?

20年前の1998年に同社が民生用として初めて国内投入して以来、IHクッキングヒーターは着実に進化を重ね、火力は既に一般的なガス調理台より高く、使いやすさも大きく改善しています。


20年前の製品と比較したスライド

三菱電機では特に操作性へのこだわりが強く、火力操作はより直感的なダイヤル操作を採用。液晶と音声で手順や注意を知らせるほか、食材が取り出しやすいレール式プルダウンドアを採用しています。

地震を感知して自動停止したり、焦げ付きや煮崩れ、吹きこぼれ、焼きムラなどを抑制する機能も備えています。


三菱製品の特徴の中でも操作性へのこだわりを示したスライド

20周年記念のキャンペーンについても説明がありました。3弾に分かれ、各回30名に5,000円相当の選べるグルメか、200名に500円墳のQUOカードをプレゼントするという内容です。


キャンペーンの内容


キャンペーンサイト

一通り説明の終わったところで、辻ウェルネスクッキング校長の佐川 進氏と、副校長の辻 ヒロミさんの二人が登場。メディアの前でオリジナルレシピを実際に調理しました。


佐川校長と辻副校長。佐川校長の指はピースサインではなく、「今日はここで2つ作るよ」という意味

調理したのは、「鶏肉の冷製豆乳クリームシチュー」と、トマトとオリーブオイルを使用したスパゲッティ「アマトリチャーナ」。

アマトリチャーナ用のスパゲッティを茹でる際に驚いたのが、佐川校長が躊躇うことなく半分に折ったこと。「イタリア人を発狂させたければ目の前でスパゲッティを半分に折れ」と言われていますが、イタリア人のことは気にしなくて良いようです。


ビックリして思わず写真を撮ってしまいました(笑)

佐川校長は料理教師歴50年というだけあって、喋りながらも手際良く、止まることなく調理していき、30分ほどで調理の実演を終えました。もちろん、大変美味しかったです!


完成したオリジナルメニューを披露する佐川校長


左上がデザートの「スフレココット」、右上が「アマトリチャーナ」、左下が「大麦のフルーツサラダ」、右下が「鶏肉の冷製豆乳クリームシチュー」

冷蔵庫は野菜と冷凍食品のどちらをよく使うかで選ぶ

三菱電機さんの冷蔵庫の新製品発表会レポートをゲットナビさんに掲載していただきました。

3月3日から発売する「MXシリーズ」の2機種で、野菜室を中央に配置しているのが目玉です。実は2008年頃まで、各社の冷蔵庫は野菜室を中央に配置するのが一般的でした。重たい野菜を多く使う家庭では、野菜室が中央のほうが断然使いやすかったからです。

2009年モデルから、各社は冷蔵庫の省エネ目標値を達成するため、より冷蔵効率の高い野菜室が下段、冷凍庫が中央というデザインを主流にしました。冷凍食品の需要が伸びてきたことや、野菜の長持ちができるようになってきたこともあり、冷凍庫が中央のデザインのほうが使いやすいという人も増えています。

MXシリーズは、冷蔵庫の省エネ性能がパーツ単位で向上したことを受け、旧来の野菜室が中央のほうが使いやすいという人向けに開発したモデルです。冷蔵室が中央のほうが良いという人向けに従来のWXシリーズも残し、2シリーズで展開していきます。

機能面はMXシリーズもWXシリーズも同様。野菜室と冷凍室の容量などが若干異なります。

これからは冷蔵庫を導入するときは、自分や家族が野菜と冷凍食品のどちらをよりよく使うか、考えながら選ぶのがコツになりそうですね。


野菜室の場所、選べないから「両方」で! 三菱電機が「真ん中の野菜室」の冷蔵庫を復活

実物のビジュアルが出てこない空気清浄デバイスの記者説明会

三菱電機さんの「空気清浄デバイス」の記者説明会のレポートがゲットナビさんに掲載されました。

案内の段階で業務用っぽく感じたので、ゲットナビさんで取り上げるなら、「この技術が一般消費者向け製品にも搭載されるのが楽しみですね!」といった切り口にならざるを得ないのかなと、取材前から予感はありました。

とはいえ、三菱電機さんから事前に送られていた案内状には「空気清浄デバイス」と書かれていたので、なにかしら形のあるハードウェアが見られるものと思っていました。

甘かったです!確かにデバイスの話ではありましたが、まさか実物ナシとは!

そんな私の思いを汲み取ったタイトルを編集さんが付けてくれました。このタイトルセンスは見習わないとなとつくづく思います。

あ、でも、ユーザーメリットの大きそうなコストカットに役立つ新技術です。私は期待していますよ!三菱さん!


画期的すぎて、展示されたのは素材だけ…!?「掃除の摩擦」でフィルターが復活する「空気清浄デバイス」を三菱電機が新開発

遂に未来を予測するエアコンが登場?

ゲットナビさんに三菱電機さんのレポート記事を掲載していただきました。

霧ヶ峰の「FZシリーズ」と「Zシリーズ」の2017年モデルは先読み運転。

従来は室温の変化を見て対応していたものが、新モデルでは室温の変化を予測してあらかじめ冷暖房をはじめます。

予測のため、外気の変化や住人の生活スタイルを学習するとのことですが、この部分は今後ブラッシュアップして精度を高めていくのだろうなと感じました。

“未来の眼”まで手に入れたら無敵じゃないか! ギネスも認めた長寿エアコン「霧ヶ峰」に衝撃の新機能