いま一番よく吸うコードレススティッククリーナー、パナソニックのPOWER CORDLESS

パナソニックさんのコードレススティッククリーナー「POWER CORDLESS」シリーズのメディア向けセミナーの記事を、家電Bizさんに掲載していただきました。

具体的には「MC-SBU830J/630J」「MC-SBU530J/430J」「MC-SB30J」の5モデルです。

パナソニックさんの戦略は単純明快です。吸引力至上主義。「最も吸う掃除機はパナソニック」というポジションを取りに来ています。

世間では「一番吸うのはダイソンじゃないの?」と思っている方も結構多く、「吸う」をどう定義するかによっては、そう捉えても間違いにはなりません。しかし、シンプルにモーターの力による吸引力だけで比べると、国内メーカーでもより高い数値を実現している製品が少なくありません。

パナソニックさんのPOWER CORDLESSはまさにその代表格と言えます。

クリーナーのモーターはパワーを上げようとすると、大きく、重く、うるさく、電力も食うようになり、軽量小型でコードレスな製品でパワーを出すのはバランスが難しいため、各社が工夫を凝らしています。

しかも、吸引力だけ上げても、ヘッドが床に吸い付いて動かなくなってしまっては使い勝手は悪くなってしまいます。日本の女性は細腕ですからね!

POWER CORDLESSはバランスをまず吸引力に振り、そのうえで軽量性や静音性、省電力性を追求しているので、重さや騒音よりも吸引力重視な人向けです。それでも、二世代目ということもあって取り回しやすさはかなり向上している印象です。詳しくは記事をどうぞ。

吸引力勝負の優位を店頭でもアピール パナソニックのコードレススティック

生活環境ごとでおすすめを分けた掃除機えらび

モノレコさんで、掃除機(クリーナー)を監修しました。

掃除機は白物家電の中でも、メーカー数も製品数も多くて、一概に語るのが難しいジャンルの1つです。

掃除機の仕事を一言で言ってしまえば「部屋のゴミを取り除く」であり、最も大きく普遍的なニーズとなります。

しかし、どんな部屋に住み、部屋をどのように使っているか、掃除の頻度はどのくらいか、どのくらいキレイにしたいか、掃除機のどんなところに使いやすさを感じるかといった、消費者一人ひとりのプロファイルによって、重視すべきポイントが変わります。

重視するニーズに合わせて、キャニスター、スティック、ハンディ、ロボットといった区分けがあり、コードレスとコード付きがあり、紙パックとサイクロンという集塵方式の違いがあって、多彩なラインアップに繋がっています。

また、一昔前の掃除機は、使わないときは押入れや納戸、クローゼットなどに収納して「仕舞っておく」家電でした。ところが、昨今はデザイン性も向上し、リビングや個室に出しっぱなしにしてもみっともないと感じない家電になってきています。

もちろん、20年前にも在ったようなデザインをした価格重視のモデルも残っています。しかし、それさえも、モーターの性能や空気の流路の効率などが図られ、「吸い込み性能は上がりながら音は静か」といった、見た目だけではなかなか分からない進化を果たしています。

もし、「10年前や20年前の掃除機で困っていなかった、壊れたので買い換えるけれど以前と同じ性能で良い」と考えるのであれば、正直なところ何を買ってもよく、選び方のガイドなど読む必要はないと思います。

そこで、今回は部屋の大きさと、生活環境ごとにおすすめを分けて紹介しています。大変でしたが楽しい仕事でした。

掃除機おすすめ24選|家電ライターが用途別にランキングで紹介【2019年最新】

家電量販店のコンシェルジェが明かす、一人暮らしの家電選びのコツ!

近年の家電量販店では、年明けから春先に掛け、一人暮らしなど、新生活を始める際に揃えておきたい家電をセット販売するところが増えています。一度に買い揃えられれば、店舗に足を運ぶ手間は一度で済み、買い忘れも防止しやすくなります。何よりセット販売になることで価格が割り引かれるケースが多く、どうせ買うならセットがお得!というわけです。

とはいえ、昨今はセットも色々なパターンが用意され、店舗によってセットに組み込まれる商品も異なります。実家から持っていく家電があるならば、重複を避けて買う必要もあります。どうやって選んでいけば良いのか、新生活向けの家電の選び方を、ヨドバシカメラ マルチメディア Akibaを取材。コンシェルジェの和泉さんに話を聞きました。

冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は最初の引っ越しの時が一番効率が良いという指摘から始まり、掃除機はコードレススティッククリーナーがオススメなこと、一点豪華主義でいくなら女性はキッチン家電、男性はテレビにお金を掛ける傾向が高いことなど、興味深いお話がいろいろ聞けました!

筆者は一人暮らしを始めたばかりの頃、コタツを使っていましたが、最近は導入する人は減っているそうです。電気代だけ考えると暖房としてはかなり優秀なのですが、一度入ると出るのにパワーが必要なのと、パソコンユーザーにはイマイチ使いづらいんですよね。

子供の一人暮らしに当たっては、当人よりも両親のほうが、子供のライフスタイルを正確に予測できるという指摘は含蓄のある指摘だと思いました。


祝一人暮らしデビュー!! 家電販売のプロに聞いた家電選びのコツ

ホコリや消しゴムのカスだけ吸える日立のコードレス・スティッククリーナー

日立さんのコードレス・スティッククリーナーの記事をマイナビニュースさんに掲載していただきました。

掃除機ネタが続きますが、これもコードレスが本格化してきた現れかと思います。

日立さんが今回発表した「PV-BEH900」は、自立するものとは別のハンディを進化させたようなラインアップになっています。

ちょっと気になったのは、ホースやブラシの付け外しが片手でしづらいこと。本体がハンディタイプなので片手でぶら下げたまま付け外したくなるのですが、残る片手での交換が物理的にちょっと難しい。しゃがんで本体を下に置くか、上手いコツを見つける必要がありそうです。

とはいえ、PV-BEH900の「ほうきブラシ」はめちゃくちゃ魅力的です。

今使っている掃除機にこのブラシだけほしいと言い出す人も結構現れるのではと思ったほどです。実際、これは欲しい!

部屋に荷物が多い、本とかぐちゃぐちゃ、机の上や引き出しに細かいモノがいっぱい、消しゴムのカスが沢山出る、床にケーブルがいっぱい、網戸掃除は苦手、そんな人向けです。

日立、掃除しづらい場所も楽々? コードレス・スティッククリーナー新モデル – 多彩なアタッチメントで立体的なお掃除を

電源コードを気にせず使えるシャープのキャニスター掃除機

シャープさんのコードレスキャニスターの記事をゲットナビさんに掲載していただきました。

「RACTIVE AIR」シリーズで、サイクロン式の「EC-AS700」「EC-AS500」、紙パック式の「EC-AP700」「EC-AP500」の4モデル。

700が上位で500が下位です。違いはバッテリーパックの数と布団パワーヘッドの有無など。

電源コードを引き出してプラグをコンセントに挿し込む動作が要らないだけで、あとは普通の掃除機と変わらない使い方ができると思えば良い製品です。

難しく考えるまでもなく便利です。

いずれこのタイプが従来のキャニスターの高級機と入れ替わっていくのかなと感じます。

実は前の丸いモデル、買おうかどうしようか迷っていた時期があったんですよね。

開発者自身からあれは市場であまり評価されなかったと反省する声を聞くと、やはりなあと思う半面、当時しっかり応援できなかったことが思い返されて少し心苦しいです…。

ちなみにこのタイトルは編集部が付けたもの。
「大コケ」はなかなか刺激的で自分で使うには勇気の要る単語ですね。

4年前は大コケ、今回は!? シャープの世界最軽量”いいトコ取り”コードレスキャニスター掃除機登場