バッファローのWi-Fi 6ルーターは用途別で選べる4ラインアップ

バッファローさんのWi-Fi 6対応ルーターの新製品発表会のレポートを、家電Bizさんに掲載していただきました。

最近増えてきたオンライン発表会でした。Wi-Fi 6のパフォーマンスを見せるテストは、用意されたビデオで確認するしかないのが少々寂しいところ。

バッファローさんは、昨年フラグシップの「WXR-5950AX12」を発売していますが、今回、ハイパフォーマンスクラスの「WXR-5700AX7S」、プレミアムクラスの「WSR-5400AX6」、エントリークラスの「WSR-1800AX4」を発表し、性能と価格で差別化し、用途別で提案できる4つのラインアップを揃えた形です。

エントリーはともかく、フラグシップとハイパフォーマンスとプレミアムは、どれがより上位を指す言葉かいささか分かりづらいですが、AXに続く数字の大きいものほど高性能と覚えたほうが簡単です。

アンテナの有無はデザイン上は無いほうがスッキリしますが、性能を考えると有ったほうが断然有利です。

テレワーク環境に必須!?バッファローのWi-Fi 6ルーターのラインアップが出揃う

クラウドファンディングは流通の未来を変えるか

クロスさんで発行している家電流通専門誌「家電Biz Vol.7」2018年秋号が発行されました。秋号では幾つかの記事を担当しました。

第2特集の「クラウドファンディング 物づくりの新潮流 流通での活用は?」では、Makuakeさんの中山亮太郎社長をインタビューできました。「量販企業のバイヤーがネタ探しする場になりたい」と語っていたのが印象的でした。

Makuakeを筆頭に、クラウドファンディングサイトでは、ユニークな製品が前触れもなしにぽっと出てくるのが魅力です。クラウドファンディングサイトで注目された商品ばかりを並べるリアルショップがあっても良いと思うし、それが大型の量販店舗で1コーナーになっていれば魅力的だろうと思うのですが、なかなか難しそうです。

想像してみると、東急ハンズなんて実はまさにそんな店舗な訳ですが、どこにでも出店できる業態とはいえなさそうです。売り場に商品を並べる以外のことでも、何か流通企業がクラウドファンディングを上手に活用する手がないものかと思っちゃいますね。

このほか、クリーナーやWi-Fiルーターの商品記事も担当。クリーナーの記事ではシャークニンジャさんのゴードン・トム社長にも会えました。

トム社長は、ダイソンさんやエレクトロラックスさんの日本法人の社長を務めたこともあり、日本を熟知する知日外国人です。「日本人は“徹底的”と“こだわり”が大好きな一方で、完璧なものはないことも知っているため、常に改善を求める」といったことを述べいて、日本人をよく知っているなと感心してしまいました。

家電Biz Vol.7 (2018年09月25日発売)

BBソフトサービスの新サービス「SECURIE」の発表会に出席

BBソフトサービスが6月7日に開催した、セキュリティサービス「SECURIE」の発表会に出席しました。

BBソフトサービスはソフトバンクグループに属し、主にアプリケーションの企画・開発を事業とする企業です。Yahoo!BB会員向けのセキュリティサービスを提供していた部門が独立したこともあり、2006年の設立から一貫してセキュリティ関連には注力しています。

もう少し違う名前はなかったのかと思わずにいられない「Internet SagiWall」や、トレンドマイクロのIoTホームネットワークセキュリティ「ウイルスバスター for Home Network」、あるいはルーマニアに本社を置くBitdefender SRLの「Bitdefender BOX」なども取り扱っています。

今回発表した「SECURIE」は、Bitdefender SRLの「Bitdefender BOX2」の最新のホームネットワーク保護技術を利用して、一般家庭とSOHO向けに、パソコンだけでなくネットワークに繋がるあらゆる機器をサイバー攻撃から守るという内容です。


Bitdefender BOX2の概要


SECURIEのラインアップ。一般家庭向けとSOHO向けの2種類

パソコンやスマートフォンには、アンチウイルスソフトなどが入れられますが、昨今はWi-Fiルーターやネットワークカメラなど、ユーザーが自分でセキュリティアプリを組み込めないようなデバイスにまでマルウェアが侵入して「悪さ」します。

生活家電もIoT機器としてネットワークに繋がりつつあり、マルウェアの侵入経路は増えているのが現状です。

Bitdefender BOX2は、Wi-Fiルーターと外部ネットワークの間にゲートウェイとして組み込むことで、ホームネットワーク全体を外敵から守る仕組みを備えています。また、ウイルス対策ソフト「Bitdefender Total Security 2018」が標準で付属します。

SECURIEでは、ワンサービスでWindows、Mac、Android、iOS端末のセキュリティソフトを台数無制限で利用できるほか、それらの管理もスマートフォンから一括で行えるようになっています。

また、1年365日利用可能な電話サポート窓口も用意しています。技術的なサポートはもちろん、トラブルに対する相談にものってくれるそう。

この手のゲートウェイ製品は、スループットの低下を招くのが共通の課題ですが、Bitdefender BOX2ではスループット900Mbpsを実現しているのも魅力。ただ、どうやって実現しているのか、正直言ってよく分からないです。

発表会の会場で1つ気になったのは、Bitdefender BOX2の実物を展示していなかったこと。

次の予定があってさっさと退出せねばならず、私が気が付かなかっただけなのかもしれませんが、普通はこの手の発表会では、新製品は目立つように展示して、メディアが撮影できるようにします。間に合わなかったのかしら…。


左からBBソフトサービス 取締役社長 兼 COOの原山健一氏、Bitdefender SRLのAlexandru Balan氏、同じくRazvan Todor氏、BBソフトサービス サービス事業本部 事業開発統括部 統括部長の若原健司氏


SECURIEのサイト