Happy Hacking Keyboard(HHKB)に新しいオールインワンタイプが登場

PFUさんのHappy Hacking Keyboard(HHKB)新製品発表会に参加してきました。新製品はこだわる人のためのキーボード「HHKB」に、新たにAll-in-Oneのコンセプトを追加した「HHKB Studio」です。

カリフォルニアに拠点を置くHuge Designがデザインに協力し、コンパクトながら打鍵感の高い上品なスタイルに仕上がっています。

本体中央にThinkPadで有名なポインティングスティックを採用。ジェスチャーパッド機能を本体の前面と側面に配置して、マウスなしでもマウスポインタを動かしたり、ウィンドウをスクロールしたりと、ホームポジションから手を離すことなく操作できます。

HHKB Studioは従来モデルとは併売になり、オールインワンを求めるユーザーと、キー入力のみにこだわるユーザーで、ラインを分けていくことになります。この点について、発表会では昨今の自動車のハンドルにステアリングやウィンカーなどが、ハンドルから手を離すことなく届く位置に用意しているものが増えていることにたとえていました。ニーズが異なるからには、無理に1つの製品に集約するのではなく、ラインを分けるのは自然な判断と言えそうです。

発表会では最初に「パソコンは消耗品だが、キーボードは生涯使えるインターフェイスだ」という、HHKBではお馴染みのキーメッセージが紹介されました。カウボーイは移動先で自分の愛馬が倒れて死んだとき、鞍だけは持ち帰るという風習があります。それと同じように使い慣れたキーボードは、パソコンを買い替えても取り替えて使い続けようという訳です。

最近では減ってきているのかもしれませんが、かつてはデスクトップパソコンを購入した時に付属するキーボードは他の製品と交換できないと思っている初心者もいました。そういう人は、キーボードが壊れたらパソコンごと買い替えるしかないと考えていたわけで、別の意味でキーボードを大切に使ったのではないかと思います。ノートパソコンに別のキーボードを外付けできることを知らない人も多かったですね。

HHKBはこういう初心者にはあまり縁がなく、むしろ毎日何時間もキーボードを叩くエンジニアやライターに支持者の多い製品です。私はストロークの浅いノートパソコンのキータッチが好きなので、あまり触れてきませんでしたが、会場のタッチアンドトライで触っていると、押下圧45gのメカニカルスイッチ(リニアタイプ)は、高級感のあるしっかりしたストロークになっていて、なんだかんだで気持ちが良いです。昔のモデルほど打鍵音が大きく感じないのも好印象でした。

ジェスチャーパッドは自分なら前面は切って側面だけ使うだろうなと思いました。手首を常に浮かせて打っていないと、前面は触れてしまうんですよね。このあたりは好みも分かれることでしょう。

標準でキーボード上部に配置されがちなF1~F12のファンクションキーが省かれていますが、これは左下のFnキーと数字キーを組み合わせて呼び出します。また、HHKB StudioではCapsLockの位置にCtrlキーが配置されていて、CapsLockはFn+Tabキーで利用します。このあたりは慣れが必要かと感じます。

キーボードのキー配列はキーマップ変更ツールでかなり柔軟にカスタマイズできます。Ctrlの位置をFnキーの位置にしたいといった場合は、このキーマップ変更ツールを用いる訳です。スクリーンショットを1キーに割り当てるといったことも可能です。

価格は税込44,000円で、PFU DIRECTで販売。Amazonや楽天などでは準備が整い次第販売開始となります。

なお、導入前からOSのレジストリでキーボード配列を変更している場合、キーマップ変更ツールを使うとややこしいことになるので、導入前にレジストリを元に戻しておくのがオススメです。

エプソンダイレクト社員に働きやすさをダイレクトにヒアリング!

エプソンダイレクトさんの社員6人による座談会を取材した記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。PR記事です。

今回は参加人数が多いこともあって、以前までよりも凝ったページレイアウトになっています。新人からベテランまで20年くらいのレンジの世代に集まってもらい、働き甲斐や職場の雰囲気などについて語ってもらいました。

座談会では私が司会を務め、終始和気藹々として冗談の絶えない集まりでした。普段から明るく居心地の良い労働環境になっているのだろうなと感じられます。

最初のうちは私と参加者の中の誰かによる、1対1での質問と回答になる場面が多く、できるだけ参加者同士での意見のやり取りになるよう調整するのが難しかったです。

原稿を作る場面でも、私とのやり取りではなく皆で意見や感想を出し合っているように見えるよう構成していくかに苦労しました。あとは、6人の発言をそれぞれの存在感が出るように拾っていくと、どうしても原稿が長くなってしまい、どこを削るかでも悩みました。

今回は録音を一通りざっと起こして、削りながら構成を組み立てていきました。声のトーンによっては誰の発言か分からないところもあり、そういうものは文脈から多分この人だろうと当て嵌めて進めました。この調整も意外に大変。そうしたこともあって、書き終えた後の「やった感」は、エプソンダイレクトさんの記事としては過去一でした。

顔がよく思い出せる発言者とそうでない発言者で、「その人が何を言っているのか」の理解の進みが違うことにも気付かざるを得ません。「この人の発言は意味がよく分からないな」と感じる場合、だいたいその人の顔は脳裏でぼんやりしているのです。そんなこともあって、インタビュー原稿執筆時はあらかじめ相手の顔写真が欲しいなと思ったお仕事でした。

30周年を迎える “エプソンダイレクト” 高い技術力と確かな品質でお客様に寄り添う会社は、社員にも働きやすい環境が整っていた!?

マクセルイズミから、もう1回剃れる6枚刃電動シェーバーが登場

マクセルイズミさんの6枚刃電動シェーバー新ブランド「everedge IZUMI PREMIUM」と、新製品の発表会レポートが、マイナビニュースさんに掲載されました。

ブランド第一弾製品は「IZF-E863W-K」「IZF-E863R-S」の2機種です。

両者の違いは充電方式と本体カラーのみ。IZF-E863W-Kは充電しながらひげ剃りできる充電・交流式でブラックニッケル、IZF-E863R-Sは充電式でシルバーです。なお、風呂場で充電しながらのひげ剃りは感電の恐れがあるのでサポート対象外になります。

リザーブモードという気の利いた機能が備わっているのが良いです。これはバッテリー残量がゼロになっていても、約3分間だけ使える機能。すぐに家を出なければならない忙しい朝などに、いざヒゲを剃ろうとしたらバッテリー切れで剃れないという事態が防げます。

詳細は記事を参照していただくとして、この記事は会場近くで途中まで原稿を書いて帰宅してから仕上げて提出しました。

帰宅前に全部書き上げなかったのは、写真と合わせてアップロードするのに恐ろしく時間を食いそうだったから。近所に自分の持ち込んだパソコンで作業できる図書館があって、これは良いと利用したものの、ネット環境があまりに貧弱だったのです。調べ物もろくにできないし、モバイルWi-Fiも電波の入らない場所だったので用を成さず。

最初からカフェで作業すれば良かったなと思いつつ図書館を出ました。結局、帰宅して書き上げた原稿には、図書館で書いた文章はあまり使わなかったのですが(笑)

図書館のネット環境にはもうちょっと頑張ってほしいところ。もっとも図書館のことを考えれば、そこで本を読んだり、借りたりしない人間の利便性など後回しが正解なので、図書館はちっとも悪くないのですけれど。

そうそう、発表会のことは「everedge新製品発表会」のイベントクレジットを使用するよう会場で要請されました。記事ではそのとおりに記載しています。ただ、こういう要請が一般化すると、メディアにとっては面倒くさいことにしかならないので、取り上げなくて良い時は取り上げるのを止めようかというマイナス思考が働き、あまり得策ではないのではと感じました(個人の感想です)。

マクセルイズミ、剃り味が5年間変わらない長寿命の6枚刃を持つ電動シェーバー「everedge IZUMI PREMIUM」