パナソニックEWの影で心地良さを感じさせる一風変わった天井埋込み型の照明として使うプロジェクター「バイオシャドー」を見てきた!

パナソニック エレクトリックワークス社さんのダウンライト型プロジェクター「バイオシャドー(BioSHADOW)」のレポート記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。

プロジェクターと言っても映画やスライドを投影するものではありません。光と一緒にリアルな影を投射することで、室内にいる人が自然環境の中にいるような心地よさが得られるもので、プロジェクターと言わずに目的型照明と言ったほうが分かりやすい商材です。

天井に埋め込むこともあって、一般的な家電量販店やホームセンターでは取り扱っていません。工務店などを通して新築やリフォームに併せて導入するイメージです。記事は品川にある同社のショールーム「BSP-LAB」を見学して作成しました。

「影を投影する照明」がどんなものなのか、具体的にどんなメリットがあるのか、言葉だけでは何とも説明が難しく、写真や動画を多めに使って記事にしました。個人宅にあってももちろんオシャレなのですが、オフィスやマンションのエントランスでの導入がメインになるのではないかなと感じました。病院や歯科医院の待合室とか、劇場ホールの周辺とか、いろいろな場所で活用できそうです。

室内にいながら光と影で心地良い自然を感じる、パナソニックの「バイオシャドー」を体験

シャープの薄型テレビのフラグシップ「AQUOS XLED」

シャープさんのminiLEDを搭載した薄型テレビ「AQUOS XLED」の新製品が発表になりました。フラグシップモデルです。

AQUOS XLED EP1ライン

サイズと型番、市場想定価格(税込)は以下の通り。
 75v型…4T-C75EP1…737,000円
 70v型…4T-C70EP1…572,000円
 65v型…4T-C65EP1…495,000円
 60v型…4T-C60EP1…440,000円
 55v型…4T-C55EP1…363,000円
「EP1」ラインと呼ばれ、55v型から、5インチ刻みで75v型まで5モデルとなります。

miniLEDを高密度に配置し、3倍以上の輝度で駆動させる「アクティブ mini LED駆動」や明暗差を際立たせる「フレアブライトネス回路」などを採用。映像エンジンは四世代目となる「Medalist S4X」で、AIプロセッサーと環境センシングにより、コンテンツに適した臨場感のある映像と、中間調の見やすさを実現しています。

たとえばトンネルの中や洞窟の内部から、外を見るシーンでも、トンネルや洞窟内部の暗さに濃淡を設けて表現できています。闇の黒さの違い、そこに紛れる赤や黄色の鮮やかさも大きく改善していて、従来の白色LEDモデルと比較しても違いがはっきり分かるほどでした。

音響も大きく進化していて、テレビの上と下に新設計のスピーカーを配置して、合計5種類11基ものスピーカーを搭載。画面の中央付近で音が合成されて画面の中央から音が聞こえてくるような効果を作り出しています。実際に同じ音源で従来モデルと比較したデモを体験しましたが、単純に音量が大きく感じられるし、低音がより聞き取りやすくなっていました。

音響デモの様子

一昔前に比べると、大幅に進化したテレビですが、まだまだ進化の余地があったのだなと驚きました。

YouTubeで製品紹介ビデオも公開中で、私の拙い説明よりよほどよく分かるので、詳しくはぜひこちらをご参照ください。
https://youtu.be/dQDucnsb4sw

このほか、キャッシュバックキャンペーンも実施中です。
10月25日から2023年2月28日までの約4ヶ月間に購入し、キャンペーンサイトに必要事項を記載して応募した人を対象に、機種に応じた金額(最大5万円)をキャッシュバックする内容です。シャープの4Kレコーダーをセットで購入した場合、キャッシュバック金額にさらに1万円がプラスされるとのこと。キャッシュバックは「セブン銀行のATM受取」での受取になるそうです。詳細はキャンペーンサイトへ。

シャープのCEATECブースを取材、カラー電子ペーパーが気になる!

幕張メッセで開催しているCEATEC 2022のシャープさんのブースを取材した記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。

CEATECのリアル開催は3年ぶりで、久しぶりの展示会仕事でした。最近のCEATECはBtoBの提案がほとんどになっていて、BtoC向けをメインに展示するところはまずありません。シャープさんもBtoB向けをメインとしつつ、BtoC向けの提案も行っている形。

記事では、BtoC向けをメインに、BtoB向けでも一般消費者が興味を抱きそうなものを取り上げました。具体的には、カラー電子ペーパー、反射型IGZOディスプレイ、屋内光発電デバイス「LC-LH」、睡眠センサー連携AIoTエアコン制御、生理用品のIoT収納と月経周期の自動推定記録、既に発売中の完全ワイヤレスイヤホン型補聴器「メディカルリスニングプラグ」を取り上げています。

私が一番気になったのは、カラー電子ペーパーです。近年は小説や新書の類いはKindle Whitepaperで読んでいて、コミックはPC上でKindle for PCで読んでいます。本棚が不要になってすっきりしたものの、Kindle Whitepaperはモノクロなので、カラフルな挿絵や写真があった場合、どうしても見劣りしたり、よく分からない図になっていたりするのですよね。あれがカラーになったら便利だろうなあと思ってしまうわけです。もちろん、価格やバッテリーの持ちを無視して飛びつくほどの必要性は、いまのところ感じていません。それでも買い替える時には選択肢に必ずのぼるでしょう。具体的な製品の登場が楽しみです。

あとは、BtoB向けで電子棚札などへの提案がされていた「LC-LH」も、時計やカレンダー、伝言板、リモコン等に使えるのではないかと感じました。家庭の明かりは、オフィスや店舗の明かりより暗くなりがちですが、設置場所を工夫すれば間に合うのではないかなと思うのですよね。

そうそう。近年になって女性(Female)と技術(Technology)を掛け合わせた「FemTech(フェムテック)」という造語が登場しました。女性の健康課題をテクノロジーで解決に導こうというもので、シャープさんの展示の中では、トイレなどに設置する生理用品用のミニボックスをクラウドと連携させ、残量をスマホで確認できるようにしたり、月経周期を自動的に記録しようという試みが提案されていました。先日取材したカシオさんのコルポカメラなども、フェムテック製品と呼べるのかななどと考えてしまいました。いずれは男性向けのメンテックなんてものも出てくるのかもしれませんね。

シャープがカラー表示対応の電子ペーパー出展、エアコン+ベッド連携で快適な制御も – CEATEC 2022

東日本大震災を前に防災アイテムを見直す

東日本大震災が起きた3月11日を前に、災害対策に備える防災アイテムの紹介した記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。

企画は編集部から提案されていたもので、取り上げる具体的な製品は私と編集部で出し合って決めています。

エレコムさんのLEDライト付きモバイルバッテリー「DE-M21L-6700」は使い勝手の良さそうな形状で、アウトドアのテントの中は本当に便利そうだと感じました。キャンプなんてもう何年も行ってないですが…。

手回しハンドルで充電可能な山善のポータブルテレビ「JYTM-RTV430」は、実のところテレビ視聴に必要な電力を手回しハンドルで充電するのはかなり大変で、乾電池、家庭用電源、モバイルバッテリーなど、いろいろ選べる電源の1つとして手回しハンドルもあるという位置づけです。このため、普段はAC電源でテレビやラジオを利用し、災害時には手回しで充電して電力消費の少ないラジオが聴けるよという使い方になるかと思います。

この他にも、これはあると便利そうと感じる製品を探すのはなかなか楽しい仕事でした。

災害や停電に備えて持っておきたい、防災アイテム6選

テレビの音をラジオのように聴ける手元スピーカー

オウルテックさんの手元スピーカー「OWL-TMTSP1-BK」のレビュー記事を、マイナビニュースさんに掲載して頂きました。製品レビューは久しぶりです。

テレビの音をラジオのように聴けるので、普段からテレビはながらでしか見ていない、テレビの音がないと落ち着かないといった人にはとても良さそう。FMラジオ機能も備えており、ラジオ好きにも良いと感じました。ニュースやスポーツ、バラエティなどは、音だけでも良いケースって多そうですしね。

操作性も良くて、音量やFMラジオの周波数合わせはダイヤル式。高齢者でもアナログ感覚で迷わず操作できると思います。

なお、テレビの音声を手元で再生するためのもので、テレビのスピーカーと併用するには、テレビの音声出力がRCA(赤白)コネクタを持っている必要があります。最近はこのコネクタを持たないテレビが増えているので、多くの場合はヘッドホン端子と接続することになります。この場合、テレビのスピーカーと排他になるので注意が必要です。

たとえば家族で住んでいる場合、リビングのテレビのヘッドホン端子にこの手元スピーカーをつなげると、このスピーカーからしか音が聞こえてこなくなるため、家族みんなでテレビを見るというシチュエーションには向かないことになります。もちろん、一人暮らしなら問題ないですし、家族と住んでいてもテレビは基本的に一人で見るものというスタイルであれば、ユーザーが使うときだけつなでも良いと思います。

ハンドルが付いていて持ち運びが容易なだけでなく、ACアダプターが標準で2つ付属するのは親切だなと思いました。オウルテックさんの用意した紹介動画もYouTubeに上がっています。

FMラジオ付ワイヤレス手元スピーカー「OWL-TMTSP01」レビュー、手軽に使えてテレビ音声におすすめ

XGIMIのホームプロジェクターは画面調整の手間いらず

XGIMIさんの家庭用プロジェクター新製品オンライン発表会のレポート記事を、マイナビニュースさんに掲載していただきました。

XGIMIさんというと、個人的には天井に設置するシーリングLED一体型プロジェクター「popIn Aladdin」が内蔵プロジェクターとして採用するメーカーとして認知していましたが、今回は国内一般コンシューマー向け市場の製品。据え置き型のプロジェクター「XGIMI Elfin」、およびモバイルプロジェクター「XGIMI Halo+」となります。

XGIMI Elfinは、以前、popInさんが限定販売した「Z6 Polar Meets popIn Aladdin」と同じデザインを踏襲しています。

どちらも、カジュアルに使えるのが最大の魅力で、コンパクトなので出したりしまったりが容易に行え、セッティングもユーザーが画面調整に時間を掛けずに済むよう、オートフォーカス、自動台形補正、自動障害物回避、オートアジャストなどの機能を備えています。

普段はしまっておき、使いたくなった時にすぐに使えるというのはとても使い勝手が良いです。

トークセッションのゲストとして、家電王の中村 剛さんと、家電女優の奈津子さんが出ていました。このため、業界的には下手なタレントやモデルを出されるよりも無視できない発表会でした。二人とも喋るのが上手で感心してしまいます。

XGIMIの小型プロジェクター「Elfin」「Halo+」、電源オンですぐにピッタリ画面

家電を使って在宅ワークの生産性向上!

パナソニックさんの実態調査「在宅ワーク中のパフォーマンス」をベースにしたレポート記事を、マイナビニュースさんに掲載して頂きました。

在宅ワークは「通勤時間が不要になる」「育児や介護と両立しやすい」などのメリットもありますが、一方で「生活と隣合わせで気持ちのメリハリが付けられずダラダラしがち」「上司や同僚と気軽に相談できない」などのデメリットも抱えています。

興味深いと思ったのは、上司や同僚とのコミュニケーション(報連相)。会社だと頻繁過ぎて鬱陶しい、会議が冗長で時間の無駄が多いといった意見も多く、在宅ワークでの「上司や同僚に頻繁に声を掛けられず作業に集中できる」という利点と、表裏一体の関係にあることが分かります。

パナソニックさんの調査によれば、在宅ワークによって仕事のパフォーマンスが落ちたと感じている人が多く、その落ち具合は平均約3割との回答になっています。

こうした背景を踏まえ、家電で在宅ワークの快適化と、業務効率の改善を図りましょうという訳です。取り扱う商品の幅が広いパナソニックさんらしい切り口で、とても興味深く感じました。

パナソニックさんの調査とは離れますが、部下を育成しないといけない中間管理職にとっては、「部下が何をやっているのか把握しづらい」「部下に仕事を教えづらい」のも、在宅ワークの抱える課題じゃないかなと思います。これを解決できる、もしくは解消に役立つという家電や道具があれば、大きな引き合いがありそうです。

在宅ワークの環境を改善する家電いろいろ – パナソニックの実態調査から

popIn Aladdinが「Aladdin OS」をメジャーバージョンアップ

popInさんのシーリング一体型プロジェクター「popIn Aladdin」のOSメジャーアップデートのニュース記事を、家電Bizさんに掲載して頂きました。

ホーム画面の上部にメニューが追加され、アプリのアイコンがジャンルごとに整理されるようになりました。コンテンツが増えてくると、どうしてもコンテンツを呼び出すためのアイコンも増えてしまって、慣れていないと何がどこにあるのか分かりづらくなってしまいます。アイコンが増えてきて、スクロールが手間になってきた頃合いだったので、これは1ユーザーとして有り難い変更です。

ボイスコントロール機能を強化したほか、新たに「誕生日モード」や「デジタル掛け軸」も追加。チャイルドロック機能も備えました。

天井に設置するpopIn Aladdinは、使うたびに出したり仕舞ったりする必要がないのがとても便利だと思っています。基本的に毎日何かしら使うことを想定したアプリがいろいろ揃っていますが、使うたびに設置と片付けをしなくて良いからこそ、大画面で観たいけれど、そんなにしょっちゅう観られる訳じゃないという人にも注目して欲しい製品です。

popIn AladdinがOSをメジャーバージョンアップ 新しいコンテンツの追加や、チャイルドモードなどの機能を強化

LEDシーリング一体型プロジェクター「popIn Aladdin」の低価格モデルが登場

popInさんのLEDシーリング一体型プロジェクター「popIn Aladdin SE」の紹介記事を、家電Bizさんに掲載して頂きました。

4月に発売した第二世代機「popIn Aladdin 2」の下位モデルにあたり、筐体サイズは第一世代機と同じながら、中身の性能は向上しているというモデルです。具体的には画質をフルHD(1,920×1,080ドット)に引き上げ、プロジェクターのルーメン数を500ANSIにしています。

Makuakeでプロジェクトを開始し、ほとんど直後に目標を達成。気軽に買える金額でもないので、いかに注目されているかが伺えます。

9月からスタートする下取りプログラムなどにも触れました。

popIn Aladdinの低価格モデルを発売、上位モデルの一般販売もスタート

popIn Aladdinの推奨チューナーとスマート音声リモコン

popInさんによる、popIn Aladdin周辺機器発表会のレポート記事を、家電Bizさんに掲載していただきました。

popIn Aladdinを音声操作できる「リモレス」と、popIn Aladdinでテレビ視聴が簡単にできるようになる、公式推奨外付チューナー「Xit AirBox」です。ピクセラさんの 製品で Xitは 「サイト」と読みます。

リモレスは今後popIn Aladdin以外の家電製品の音声操作にも対応していく予定だそうです。

popInの程社長の目指す、家の壁の在り方を変える世界観は共感できるところが大きいです。電源の入っていないテレビはインテリアにならない黒い箱と言い切っていましたが、実際その通りだと思っています。

本を読むときや、仕事をするとき、まして家族で団欒する時は、テレビ画面は着いていないほうが絶対に良いです。テレビ番組は家族の共通言語を形成する上では有用ですが、コミュニケーションそのものは容赦なくぶった切ってきますからね。

そういう意味で、見ないときはただの壁にできるプロジェクターを選択するのは1つの真理だと感じています。少なくとも、今までとまったく違うテクノロジーが出てくるまでは。popInのこの先のさらなる展開に目が離せません。

popIn Aladdinの周辺機器に、推奨チューナーとスマート音声リモコンが登場