コンサルティング業界で働きたい人材を育成するアカデミーが登場

コンサルティングアカデミーさんの第1期生募集開始に先立って行われた、発表会のレポート記事がマイナビニュースさんに掲載されました。PR記事になります。

普段よく担当する家電やPC、あるいはそれらの流通やBtoB向けの情報とはおもむきの異なる内容で、コンサルティング用語を調べながら書きました。こういう今まで触れて来なかった業界に触れる仕事は結構好きです。あまりそういうのばかりやっていると下手の横好きと言わてしまいそうですが(笑)

「リスキリング(reskilling)」や「コンサルテイティブ(consultative)」には、簡単に解説を入れいてたのですが、ざっくり削られてしまいました。コンサルティングに興味のある人なら知っていて当たり前ということなのかしら。特にコンサルテイティブは他の業界や学生にはなかなか見る機会のない言葉だと思うのですが。

コンサルティングアカデミーに参画する企業には、PwCコンサルティングさんやデロイト トーマツ コンサルティングさんといった大御所が並びます。この両者は世界四大会計事務所(ビッグフォー)と呼ばれ、会計監査、税務、法務、ビジネスコンサルティングなどを総合的に手掛けるワールドワイドの企業。どちらも、メインの会計事業は19世紀半ばにスタートしており、規模だけでなく企業としての歴史もずば抜けた存在です。

発表会ではアカデミー長の内田士郎氏のほか、PwCコンサルティング 代表執行役CEO PwCアジアパシフィック コンサルティングリーダーの大竹伸明氏や、デロイト トーマツ コンサルティング 代表執行役社長の佐瀬真人氏といった日本法人の代表が挨拶に登壇しました。このことをもってしても、業界がアカデミーに掛ける期待と信頼を感じます。

コンサルティング業界に転職したい若手ビジネスマンや、就職を目指す学生に注目して欲しいアカデミーだと思いました。

コンサルティング業界で働きたい人を業界横断でバックアップするアカデミー

フルーツの食べ頃が切らずに分かる!BtoB向けの食べ頃判定機

サトーホールディングスさんがBtoB向けに開発したフルーツの食べ頃判定機「coro-eye」のメディア向け説明会に出席しました。

マンゴーを計測中のフルーツ食べ頃判定機「coro-eye」

サトーホールディングスさんは、一般消費者にはあまり馴染みのない企業ですが、1960年代にハンドラベラーを発明して大きなシェアを握り、小売の店頭用のバーコードやICタグ、RFID等の作成や自動認識技術で、世界の最先端を行く機械メーカーの1つです。

そんなサトーホールディングスさんですが、ユニークな機器も開発しています。それが、フルーツの食べ頃を判定する機械「coro-eye(コロアイ)」です。クラウドと連動して利用し、サービス名も「coro-eye」となります。

セットするだけで食べ頃を測定

2018年に発表されているもので新製品ではないのですが、説明会では食べ頃判定の仕組みや、リリース後の市場の反応、どのような場所で導入されているのか、農家の反応などといった情報が提供されました。

自分でフルーツを購入した経験のある人なら分かると思うのですが、食べ頃を見分けるのって意外と難しいんですよね。売り場で販売員に聞いて買ったとしても、フルーツは足が早いものが多いので、買ってきてさっさと食べたらまだ早かった…なんてことはよくある光景でしょう。まして、誰かから戴いた物だったりすると販売員に聞くこともできず、手に持った感触と表面の色艶などを見ながら、最終的には勘で判断するわけです。

開発を担当した、T4Sビジネスラボ 専門部長(coro-eye担当)の佐渡真一さんによると、消費者の約半分は食べ頃で失敗した経験を持ち、その7割がサイレントクレーマーになると言います。サイレントクレーマー化とは、購入店や生産元に苦情を言わず、ただ「もう買わない人になる」ことを意味します。これは販売側からするとクレームを付けられるより怖いことなのです。

このため、販売者は消費者が食べ頃の見分けやすい商品を提供しようとします。たとえば南国のフルーツであるマンゴーは、国内で流通する品種のほとんどが「アップルマンゴー」と呼ばれるもの。これは熟れてくると皮の色が変わるため流通しやすいのだそう。逆に熟れても皮の色がほとんど変わらない「キーツマンゴー」は流通しづらいと言います。私はマンゴーに種類があることすら知りませんでしたよ。

「coro-eye」は微小振動による共振現象の変化を利用して、果肉の硬さを判断する仕組みで、同社では非破壊硬度測定器と呼んでいます。佐渡さんはフルーツを傷つけることなく、中身の熟れ具合を可視化できないかという発想から開発したと語っていました。

食べ頃予測の技術についてのスライド

フルーツの種類によって振動させる周波数が異なるため、測る前にどの果物を測るか、プルダウンメニューから選ぶようになっています。ここで果物ごとの関数データをクラウドから取得しています。「軟化関数」という言葉も初めて聞きました。

測定するフルーツを軟化関数に当てはめたグラフを表示しているところ

なお、ブドウ、イチゴ、温州みかんは測定できないそう。ブドウは房に幾つも実が付いているためで、温州みかんは皮と実の間に空間があって振動が一定しないためとのこと。なるほど! イチゴがなぜなのかはうまく聞き取れなかったのですが、皮がないからでしょうか。栗とかどうなんでしょうね。栗の実の食用になる部分って実は種ですし。

測定した情報は再びクラウドに送られ、ラベルプリント用に加工されて出力、シールを果物の皮やパッケージに貼ることで、何日後が食べ頃なのか誰もがひと目で分かるようになります。

食べ頃を示すシールの例。食べ頃が視覚化できると賞味期限の代わりに使えます

佐渡さんは食べ頃の可視化により、消費者の失敗をなくし、家庭からの廃棄ロスが減り、社会課題であるフードロス解消に貢献できると意気込んだものの、2018年にリリースした直後は、事業者の理解がなかなか得られなかったそうです。

熟れ頃を見分けるのは、その道のプロが経験を積んで会得する言語化の難しいスキルで、いわばブラックボックスの情報。それが数値化されると困る人が、それなりにいることを実感したとのことでした。

リース当初は思惑と違う市場の反応に戸惑うことも

その後はネットスーパーと連携して、商品に食べ頃ラベルを貼ることで、きちんと選ばれていること、食べ頃である時期を証明し、消費者の見えない不安を払拭するなど、地道に普及活動を続けています。小売店で売り場にcoro-eyeの装置を置いて、消費者が自分で測定できる体験型の展示をしてくれるところも出始めており、いつか皆さんの近所のスーパーマーケットなどで目にする機会もあるかもしれません。

小売のセルフ展示にも活用できそう

果物は年齢層によっても消費スタイルが異なります。私のイメージですが、高齢層のほうがフルーツの消費には前向きではないでしょうか。フルーツはかさばるし、放っておくと傷んで腐るし、皮や種などのゴミも出るので、若年層は食べるのが好きでもストックはしたがらないのではないかと感じます。また、食べ慣れていないと食べ方がわからない人もいるでしょう。

常識と思われるような情報でも、小売の現場ではさり気なく教えるような工夫が必要なのかもしれないと感じました。coro-eyeは家電になるにはまだまだハードルの高い製品ですが、スーパーの青果コーナーなどで当たり前のように見かけるようになれば、BtoBtoCな製品として身近になれるのではないかと思います。日本企業の技術力の高さと発想の柔軟さが感じられる説明会でした。

試食も兼ねたセルフ展示の例。試食すると熟れ方の違いでこんなに変わるのかと驚きます

タイガー魔法瓶の、電気もガスも使わない炊飯器

タイガー魔法瓶さんの100周年記念モデル「魔法のかまどごはん KMD-A100」発表会に出席しました。KMD-A100は電気やガスを使わず、新聞紙1部(朝刊相当)だけを燃料にご飯が炊ける炊飯器です。

魔法のかまどごはん KMD-A100

「電気やガスを使わない」という触れ込みに、何かの触媒を利用して化学反応で熱でも起こすのだろうかとドキドキしましたが、なんのことはない直火でした。それはそうですよね…。

室内では使いづらいですが、火が使える場所ならどこでも炊飯可能なので、災害時の炊飯はもちろん、学校教育やキャンプ等のアウトドアの飯盒炊爨にも使い勝手が良さそうです。白米1~5合に対応し、10月20日から発売開始。直販サイトでの販売価格は19,800円です。

かまどにお米と水を入れた内鍋を入れ、丸めた新聞紙をかまどに入れて着火し、新聞紙の燃えるペースに合わせて、かまどの穴から新たな新聞紙を投入していくだけ。

新聞紙を丸めて入れていきます

最初の「はじめチョロチョロ」の部分は1分半間隔で、中盤の「なかパッパ」では1分間隔で、2つの穴に交互に新聞紙を入れていき、炊きあがりから10分後に最後の新聞紙を使って余分な水分を飛ばしたら、さらに5分間、「赤児泣いても蓋取るな」の蒸らし。これで炊きたてのご飯のできあがりです。

チャッカマンで着火。先に新聞紙に火を着けてからかまどに入れると、火が最初から奥へ行ってしまい、ムラの原因になるそうです
上手く火が回っています。この火だけで炊飯できるのは意外な印象を受けてしまいます

会場では、社屋の屋上で実際に炊飯しました。私も新聞紙を棒状に丸めて、担当の合図でかまどに投入する作業を体験。これは慣れてしまえば低学年の小学生でも扱えますね。そのくらい簡単でした。

実際に試食すると、ご飯は炊飯器で炊くのと遜色のない仕上がり。ハリがあって、少し堅さを感じる美味しいご飯でした。火加減が分かってきたら、お米の銘柄や水の量を好みに調整して、炊きあがりも自分好みにできそうです。なお、実はこのとき少し風があって、新聞紙の燃えカスがご飯に入らないかちょっと心配しました。

蓋を取ると良い感じに湯気が出て、カニ穴までしっかり開いています

KMD-A100を開発したのはプロジェクトリーダーの村田勝則氏。もともと技術職ではなく、製図を引いたこともなかったと言います。社内で確保していた炊飯器の内釜が、部品保有年数が切れて破棄されるのを見ていてもったいないと考え、何かに再利用できないかと考えたのが開発のきっかけとのこと。

最初はこれをリユースするBtoB向けモデルを作ったそうです。このため、お釜に一回り小さな鍋を入れたようなデザインになっています。

構造を説明する村田氏

村田氏の取り組みは、2022年1月にシャイニング制度の最終審査合格テーマ「事業化賞」を受賞。BtoB向けはリユースの材料を用いるため、個数が限定され、一般販売はしていません。

BtoB向けのあとは、BtoC向けの開発も行うことになり、「KMD-A100」が作られました。BtoC向けでは新たに金型を起こしています。

会場には主な試作機が並んでいました。開発時には試作機をたくさん作り、植木鉢やバケツ、セメントなど、さまざまな道具を流用していることが分かりますね

お手入れが簡単なのも特長。ゴミは新聞紙に包んで燃えるゴミで捨てればOK。よく乾かしてかまどの中に内鍋や網などをひとまとめにすれば、あとは仕舞うだけ。

お手入れは水で濡らしたスポンジで鍋の外側に付いたすすを拭き落とし、内側のご飯粒の残りなどを洗い落とすだけ

収納時の本体サイズは、半径約250×高さ約180mmで、重さは3.1kg。押入れやクローゼットの隅、自動車のトランクなどにも余裕で入りますね。防災備蓄品の近くに置いておくのも良さそうです。

最近は新聞を購読していない家庭が当たり前になってきており、牛乳パックでも代用できるように使用枚数や投入タイミングを研究中とのこと。そこでコピー用紙だと何枚で炊けるのかと聞きましたが「試していない」との返事でした。紙の大きさや厚さ、紙質によって必要枚数や投入タイミングが変わってくるため、メーカーとしてはたとえ調査してもコメントしづらいらしく、ユーザーが自分で探り出す分には大歓迎と話してくれました。

ちなみにタイガーさんの東京支社は、最寄りがJR山手線の大塚駅になります。3年前まで自宅のあった土地。今回の体験会の会場はこの東京支社が会場だったため、久しぶりに大塚を訪れました。結構いろいろ変わっていました。有名な「おにぎりぼんご」の位置が移っていて、「ホープ軒」がまったく違うラーメン屋になっていたり、入ったことのなかった居酒屋がラーメン屋になっていたり。このラーメン屋率はなんでしょうか。この街にまだ住みたかったなと後ろ髪を引かれながら帰宅しました。

ファイターズが北海道に作る新球場とそこで用いられるパナソニックの照明技術

パナソニックEWさんとファイターズ スポーツ&テンターテイメントさんの新フランチャイズ球場「ES CON FIELD HOKKAIDO」における、パートナーシップ契約締結の共同記者発表会のレポート記事を、マイナビニュースさんに掲載して頂きました。

照明設備を中心とした演出技術のパートナーシップとなり、採用する照明のほとんどがパナソニックさんのLED投光器であることや、ボールを追いかける選手の視界に入っても、照明が眩しくならないよう工夫してあることなど、いろいろなお話が聞けました。

開閉式の天井にいかに照明を配置するかは本当に大変だっただろうなと感じます。

球場は「北海道ボールパーク Fビレッジ」という、球場の周囲に様々な施設を用意したスペースの中心的な存在となります。野球に関心のない人でもずっと遊び場にできる大規模な取り組みが凄いです。一度遊びに行ってみたいものです。一週間くらいは余裕で退屈せずに過ごせそう。

北海道日本ハムファイターズの新フランチャイズ球場を盛り上げるパナソニックの照明技術

タイガーの炭酸飲料を持ち運べる真空断熱ボトルをレビュー

タイガー魔法瓶さんの「真空断熱炭酸ボトル」のレビュー記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。

真空断熱ボトルに炭酸飲料を入れて持ち運ぶのは各社とも推奨していないというのはご存知でしょうか。実は、従来のボトルでは炭酸飲料を入れて持ち運ぶと、ボトル内の圧力が上がって栓やキャップが破損したり、吹きこぼれることがあります。

今回レビューした、真空断熱炭酸ボトルは独自の栓構造「BubbleLogic」により、キャップの隙間から炭酸ガスを微かに抜いていくため、吹きこぼれることがありません。安全弁も備えており、ボトル内の圧力が急に高まった時には、この安全弁から炭酸ガスを自動的に逃す設計になっています。

この構造について知った時、「それって炭酸が抜けるってことですよね?」と当然思った訳ですが、要するにまったく抜けなくすると事故の原因になるので、敢えて少しずつ抜けるようにしてありますよと理解するのが良いようです。

イメージとして、炭酸飲料のペットボトルのキャップを開けた後、締め直した状態よりは持続するような気がします(あくまでイメージ)。

記事ではビールを入れて試した結果なども触れていますので、気になる方はご参照ください。

持ち運びに便利で、お手入れも簡単でした。

炭酸飲料を入れられるタイガー「真空断熱炭酸ボトル」でビールを飲む! 夏本番が待ち遠しい

パナソニックのモバカンで中古市場に有利なマンション管理

パナソニック エレクトリックワークス社さんの、マンション管理者向けIoTサービス「モバカン」のオンライン発表会のレポート記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。

モバカンは完全にBtoBのサービスですが、マンション住居者や購入を検討している人には知っておきたい情報だと感じました。モバカンはマンション管理業務の効率化や省人化によって、マンションの売買資産価値を高めるためのサービスで、今後は同様の主旨のサービスが増えるのではないかと思います。

マンションは中古市場が伸びています。その一方で、築年数の上昇傾向にあり、状態の良いマンションが中古として高く売れる半面、状態の良くないマンションは資産価値を下げてしまう可能性が高くなりそうです。モバカンでは、大規模修繕工事に向けた管理費アップの抑制にも効果が見込めるとのこと。

モバカンのサービス内容の詳細は記事を見ていただくとして、より詳しく知りたい方は、東京ビックサイトで6月16~17日に開催の「マンション総合EXPO 2022」にも出展するそうなので足を運ばれてみてはいかがでしょう。

パナソニック、マンション住民の利便性と資産価値を同時に高める管理サービス「モバカン」

台湾の皮膚科医から注目を集める皮膚観察用のダーモカメラ

カシオさんのダーモカメラ「DZ-D100」の海外展開に関する取材記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。台湾で皮膚科と美容皮膚科を営むチャン先生にオンライン取材したPR記事になります。

カシオさんの提供によるダーモスコピーに関連する記事はこの数年ずっと担当させてもらっていて、毎回とても勉強になっています。

台湾人の肌は日本人とほぼ同じ色なので、皮膚癌を取り巻く状況はとても気になります。そんななか、台湾では医療保険の保険金を受け取るために、疾患部を撮影しなければならず、必ずダーモカメラで写真に残しているという話が、日本の医療の状況と違っていて興味深かったです。

カシオのダーモカメラは海外でどのような評価を得ているのか?台湾の皮膚科医が毎日使う理由

非接触体温計は日本がリードする市場になるか?サーモカメラコンソーシアムが設立

サーモカメラコンソーシアムさんの設立記者会見のレポート記事を、家電Bizさんに掲載して頂きました。

日本コンピュータビジョン(JCV)さん、アイリスオーヤマさん、ダイワ通信さんの三社合同により設立されたもので、コロナ禍によって店頭やオフィスビルの出入り口などに設置が急速に進んでいるサーモカメラの正しい運用について標準化の策定と、啓蒙を推進していくものとなっています。

サーモカメラは非接触・短時間・無人で体温が計測できるデバイスとして、注目が高まる一方で、メーカーが推奨する設置環境や測定方法が守られていないケースや、体温を測定したあとの情報の取り扱い方針が不明確なことが多いといった課題が挙げられています。

コンソーシアムではこうした課題に業界一丸となって取り組むことで、消費者の利便性を高め、海外メーカーとの競合においても優位に立つことを目的としています。今後は国内メーカーや第三者有識者の参画を呼び掛けていくとのことです。

店頭のサーモカメラは正しく運用できているか?サーモカメラの普及拡大に向けコンソーシアム設立

シェアメディカルが新型コロナの早期診断・重症化予測のためのAI診断デバイスを聖マリアンナ医大と共同研究

シェアメディカルさんが、聖マリアンナ医科大学の小林泰之教授らと共同で、新型コロナの早期診断・重症化予測のための「AI(人工知能)聴診デバイス」の研究を行うと発表しました。

シェアメディカルさんは、聴診器デジタル化ユニット「ネクステート」を開発販売するベンチャー企業です。過去にはサーイ・イサラさんの技術系連載で取材したこともあります。

ネクステートの特徴は機械式聴診器の音をデジタル化することになり、医師がこれまで使ってきた自分自身の聴診器に装着して利用しながら、市販のヘッドフォンやスピーカーなどとワイヤレス接続して聴診できるようになります。一日中聴診器を使っていると医師も耳が痛くなるそうで、その悩みを解決しようというところから開発が始まったデバイスです。

今回の共同研究も、このネクステートに人工知能を活用した自動診断システムを組み合わせることがベースになっています。

研究では医療従事者らへの感染拡大を予防しながら、医師の経験や能力によらずに、胸部単純X線写真やCT装置がない医療現場で精度の高い早期診断や重症化予測を効率よく行うことを目指すものになっています。

また、医師の同行しない訪問看護や高齢者福祉施設、医療資源が限られる海外の新興国などでも活用できるものにしていきたい考えです。なお、この研究は科学技術振興機構(JST)、研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)で採択されているとのこと。

今回のニュースは、コンシューマー向けではない医療という専門分野向けの情報ですが、シェアメディカルさんは30年近くお付き合いのある峯 啓真さんが代表を務めており、応援したいので取り上げてみました。明確な目標を掲げて第一線で活躍する友人を見ると、身の引き締まる思いがしますね。

聖マリアンナ医科大学と新型コロナウイルス肺炎の早期診断・重症化予測を行うAI聴診デバイスの共同研究を発表

シャープのマスクの抽選参加取り消し手順

シャープさんのマスク「MA-1050」の抽選参加取り消しの手順について報告します。


同社広報の用意した「MA-1050」の装着例のビジュアル。マスク美人さんですね

過去に同社のマスクの抽選販売に応募した人は、自動的にその後の抽選販売の抽選対象になっています。

私も昨年夏に一度購入して、その後も何度か抽選に当選した案内をメールで頂いていましたが、マスクの入手が容易になったので購入せずに放置していました。このメールの取り消し方法(解約方法)を同社広報がTwitterの公式アカウントで案内しており、この機会に実際に取り消したので記録しておきます。

メールが自動継続的に送られてきて、取り消しの仕方を探していた方は参考にしてください。

ブラウザから「抽選への参加の取消手続き」にアクセスします。ふつうサイズマスクの抽選参加取り消しページ、もしくは小さめサイズマスクの抽選参加取り消しページのいずれかとなります。


抽選への参加の取消手続きサイト

応募時のメールアドレスを入力し、「私はロボットではありません」にチェック。

送信するボタンを押すと、認証コードが先程入力したメールアドレスに届くので、認証コードを入力して送信します。


画面でメールアドレスを消しているのは、公開しているライトアンドノートのメールアドレスとは異なるプライベートアドレスを使用しているためです

以上で完了です。

取消手続きが完了しました

新型コロナは収束した訳ではなく、今後再びマスク不足が生じる可能性もないとは言えません。ネット上では、「収束するまでは案内が欲しい」「定期的に購入したい」という声も散見されます。取り消しは任意のタイミングで行えるし、再度申し込みもできるので、自分で判断して取り消すようにしてください。

なお、シャープさんでは定期的に同社製マスクを購入できる「マスク定期便サービス」も実施しており、「COCORO STORE」で受け付けています。こちらも「ふつうサイズ」と「小さめサイズ」の2コースがあり、30枚入りで価格は1箱1,650円(税込・送料無料)です。

また、5月31日(月)まで、春の生活応援キャンペーンの特典の1つとして、マスクの抽選販売と定期便が10%オフで購入できます。キャンペーンの詳細については、キャンペーンサイトをご参照ください。

抽選への参加の取消手続き(ふつうサイズ)
抽選への参加の取消手続き(小さめサイズ)