アイデアから製品になるまで!腕時計はこうして作られる

マイナビニュースさんに5回連載となる「「シチズン アテッサ」ができるまで。」が掲載れました。

マイナビニュースさんはチャンネルごとにページデザインが異なり、PRMIUMチャンネルはちょっとラグジュアリーな雰囲気が醸し出されています。こういうページに自分の記事が載ると、確認で閲覧するときも思わず背筋が伸びてしまいますね。

連載ではシチズン時計さんが2023年7月に発売して人気となった、「ルナプログラム」搭載ムーンフェイズモデルを具体例として取り上げながら、一般的な腕時計がどのように企画され、開発されていくのかイメージできる形で追いかけています。

シチズンが宣伝のために用意したルナプログラム搭載モデル「BY1001-66E」のイメージカット。文字盤の中央下部にある満月の絵がムーフェイズです

ムーンフェイズとは文字盤に月の満ち欠けをビジュアルで表現する機構のことで、実は結構歴史が古く、シチズン時計をはじめ世界中のメーカーがさまざまなモデルを発売しています。

ムーンフェイズは元々複雑な機械仕掛けのみで実現されてきた機構で、時計愛好家の中ではユーザーによるメンテナンスが難しいことでも知られています。要するに一度ずれると正しい表示に戻すのが難しいのです。

ルナプログラムは、これをムーブメント内部で計算して自動表示する機能で、スタイリッシュな腕時計に込められた小さな遊び心を誰もが楽しめるものにしたと言えるでしょう。

取材は田無市にあるシチズン時計の本社を訪れ、敷地内の「シチズン ミュージアム」で行いました。インタビューに応じてくれたのは、ルナプログラム発案者の原口大輔氏、商品企画担当の宮原太郎氏、チーフデザインマネージャーの井塚崇吏氏の三名です。

取材時点では構成まで決まっていませんでしたが、編集から1回のこの取材で5回編成の各回2000~2500文字程度になるように構成してくれとオーダーされ、バランスが取れる構成を考えました。この構成作りが一番難しかったです。

最初は、アイデア出しから完成まで時系列で語って最後にこれにて完成です!と締めくくるのが、読者が理解しやすいのではないかと考えいました。しかし、一本の記事ならともかく、連載となると区切りが必要で、どこで話を区切るか考えると密度の濃い回と薄い回がどうしてもできてしまいます。取材対象の三名の登場頻度に濃淡が着いてしまうのも、バランスが悪く避けたいと感じました。

結局、第1回が概要、第2回が企画開発の挑戦、第3回が技術の挑戦、第4回がデザインの挑戦、第5回がまとめと発売後の話としました。この構成が決まってからも、三名のセリフや解説をどの回にどう入れるか意外と手間取りました。

書いているうちに、この解説はこの回ではなく違う回に持っていったほうが分かりやすいと判断して、切った貼ったの大移動。それが何度もあったため、1回ずつ書き上げて提出するのが難しく、最後まで書き上げてまとめて提出という形になってしまいました。

しかし、お陰でスッキリして読みやすくなったと思います。大変で疲れましたが、モノありきの取材ベースな記事作りはやっぱり携わっていて楽しいです。

なお、第5回には取材と直接関わらないコラムも入れる予定でしたが、こちらは諸般の事情により残念ながら掲載前にカットされ、ちょっと短い回になってしまいました。

シチズン アテッサができるまで第1回

シチズン アテッサができるまで第2回

シチズン アテッサができるまで第3回

シチズン アテッサができるまで第4回

シチズン アテッサができるまで第5回

大人の世界へようこそ!新社会人に相応しい身だしなみとは?

シチズン時計さんのPR記事をマイナビニュースさんに掲載していただきました。

ファッションスタイリストでSO styling代表の大山 旬氏に新社会人に相応しい身だしなみについてインタビューし、スーツやシャツ、ネクタイ、靴などの選び方から、アクセサリーである腕時計の選び方について語ってもらう内容です。

シチズン時計さんの「ATESSA」新商品のターゲットが、若手ビジネスマンであることを背景に構成しているので、ATESSAについての紹介がスペースを取っています。しかし、腕時計についての情報は差し置いても大変含蓄のある、新社会人にとって役立つ情報をたくさん盛り込めたと思います。

「柄物のスーツとネクタイのときは、柄物のシャツは避けたほうがいいです」と語る、大山さんの眼の前に座る私の服装が正にそれで、気が付いた大山さんのしまったとでも言うような表情には思わず笑ってしまいました。私は服装のセンスはないと自覚していますので、勉強になってありがたいです(笑)

ちなみに私が普段着用している腕時計は、「ATESSA ATD53-2847」。2010年製のモデルです。購入したのは2011年7月でした。ATESSAの中では高くないモデルですが、真っ白な文字盤と黒く大きなアラビア数字、長針・短針・秒針と日付のみという、極めてシンプルで見やすいデザインが気に入っています。既に7年も使っていますが、未だまだ使うつもりです!


大人の世界へようこそ! 身だしなみのプロが語る社会人必見のコーディネート – シチズン「ATTESA」なら1ランク上のビジネスマンに!