外国人とのビデオ会議に字幕を付ける!「ポケトーク」の新機能が登場

ソースネクストさんの翻訳機「POCKETALK(ポケトーク)」の新機能「ポケトーク字幕」や「グループ翻訳」等を紹介する発表会のレポートを、マイナビニュースさんに掲載して頂きました。

この2つはとても面白い機能だと思いました。ポケトーク字幕は、外国人を相手にしたリモート会議において、話者の言葉を即座に翻訳して字幕として表示する機能で、翻訳者を間に入れるよりも遥かにスピーディです。

グループ翻訳は複数のポケトークでグループを作り、グループ参加者全員にそれぞれの母国語でメッセージ表示する機能。G7みたいな会議で各国首脳が自分の母国語で喋っているのに、それぞれの母国語で表示が出てくるみたいな状況を想像するとイメージしやすいですね。もちろん、全員がポケトークを使っていることが条件になります。

そんな状況、どれだけあるんだと言われそうですが、最近は海外に仕事の一部をアウトソースする企業も少なくないですし、三ヶ国語以上の話者が同時に会議に臨む場であれば、どんなシチュエーションでも役立ちそうです。

機械翻訳なだけに、話の流れを掴んだ上でないとうまく訳せないようなセリフはまだ難しいようで、実際に運用する場合は話者側がポケトークのクセを掴んだ上でそれに合わせた喋り方をするほうが間違いは少なくなりそうだと感じました。とはいえ、こういう部分も今後のAIの進化次第で翻訳できるようになっていくんじゃないのかなと思います。

それから、とても面白い機能ではあるものの、メディアの立場から言うとレビューが凄くしづらい製品でもあります。英語のできる人と中国語のできる人を連れてくれば簡単じゃないかと思われそうですが、ランチくらいで協力してくれそうな友人にそういう人がいないことには、コストが掛かっちゃうのですよね。

翻訳機「ポケトーク」がZoomやTeamsに対応、翻訳字幕が便利! 多言語同時グループ翻訳機能も

AI翻訳デバイス市場に風穴をあけるか?TimekettleのAI翻訳デバイス「ZERO」レビュー

TimekettleさんのAI翻訳デバイス「ZERO」のレビュー記事を、家電Bizさんに掲載して頂きました。

Makuakeで実施した先行予約販売で注目を集めた製品で、本体が財布に入れて持ち歩けるほど小さく軽いのが特徴です。スマートフォンに接続して使うため、アプリの担う機能をスマホ側に持たせることができ、本体のほとんどはマイクが占める形を実現。充電の心配がなく、画面サイズが小さくて見づらいといったこともないのが利点になっています。

レビューのために製品に触れた時期が、思い切り新型コロナの流行り始めにぶつかり、緊急事態宣言で外に出づらく、街にいる外人にも話しかけづらかったのがとても困りました。

しかも最初のうちは製品の特性をよく理解していなくて、YouTubeで英語のコンテンツを流して翻訳してみようとも考えていました。しかし、本体には4つのマイクが内蔵されていて、これによって話者の位置(方向)を特定して音声認識の精度を高めているため、スピーカーから流れてくる音声は苦手なようでした。

四苦八苦した様子が滲み出る記事になっているかと思います。

ポータブルの翻訳デバイスは寡占市場に近いので、ユーザーに選択肢がもたらされるのは良いことではないかなと思います。

財布に入れられる翻訳デバイス「ZERO」は、売り場でお客に選択肢をもたらす

プロ漫画家を高校生向けの販促に起用した、シャープの電子辞書「Brain」

シャープさんの電子辞書「Brain」の発表会レポートを家電Bizさんに掲載していただきました。

片手で持ちやすい大きさと形状、見やすい画面といったあたりはシャープさんらしい作り込み。

もう一つ、カタログやPOPに、コミックテイストのイラストを採用し、メインターゲットである高校生に直接訴求しようという販促策が目に止まりました。プロの漫画家である木与瀬ゆらさんを起用しています。

折角なので、取扱説明書や活用方法の小冊子もコミック形式で作ってしまえば良いのにと思いました。制作にお金が掛かりそうですが、絶対話題になるはず。

高校生が自分のための道具だと気が付ける、シャープの電子辞書「Brain」2020年春モデル

画面と音声で外国人と意思疎通する、キングジムのワールドスピーク

キングジムさんの「ワールドスピーク(HYK100)」の発表会レポートを、マイナビニュースさんに掲載していただきました。

世界72言語に対応する対話型翻訳機で、個人向けというよりは法人向け、公共施設や宿泊施設の受付などでの利用を想定した商品です。

とはいえ、昨今は政府が外国人観光客や外国人労働者の受け入れに力を入れていることもあって、長期滞在も短期滞在もどちらも増え、街で外国人を見掛けるのは珍しくありません。都内のコンビニのスタッフなどは外国人のほうが多いほどで、日本人のスタッフを見ると「店長か店長の家族かな?」などと思ってしまうほどです。

在日外国人の多くは、日本語は片言で、旅行者は一切喋れないことも少なくありません。「外人なら英語が通じるだろう」という思い込みは実は偏見のようなもの。アングロサクソン系の白人でも、英語がほとんど喋れない旅行者は結構いるのです。

そんな背景もあって、ポータブルタイプの自動翻訳機が大ヒットしています。ただ、音声だけではなかなか意思疎通の難しい場面もあります。タッチ入力対応の8インチディスプレイを備えるワールドスピークは、そうした場面で、発音だけでなく視覚情報も使って意思疎通が図れる点が魅力です。

普段はサイネージとしても使えますし、複数の外国人とやり取りしなければならない時など、これがあれば自動的に対話の相手を一人に絞れるので便利じゃないかなと感じました。

ちなみに会場ではヒンズー語を操るモデルさんもいて、タッチアンドトライの際に撮影も兼ねて試してもらったら、正しい翻訳に手こずってしまう場面もありました。ヒンズー語は方言が異様に多いそうなので、モデルさんが標準語だと思って使った発音が認識されなかったのかもしれません。特にインドではビジネスなどで使われる標準語はヒンズー語ではなく英語。それもあって話者に「正しいヒンズー語」を求めるのは、なかなか難しいようです。

こういう問題は、ワールドスピークに限らず、世の中の翻訳エンジンに共通の課題なので、今後のますますの精度向上が期待できます。同社ではワールドスピークのファームウェアアップデートは、製品発売中は永続的に行うとアナウンスしています。この点も、導入を検討するうえでのポイントの1つになりそうです。

キングジム、施設のカウンター向け翻訳機「ワールドスピーク」