パナソニックのチアホンを聞きながらラグビー観戦してきた!

パナソニック エレクトリックワークス社さんのクラウド型音声配信サービス「CHEERPHONE(チアホン)」体験レポートが、マイナビニュースさんに掲載されました。

3月1日にオンラインで説明会があり、9日に熊谷スポーツ文化公園ラグビー場でJAPAN RUGBY LEAGUE ONE所属のラグビーチーム「埼玉パナソニックワイルドナイツ」の試合を観戦しながら、チアホンの実況を体験しました。

この日は日差しが強いものの風が冷たくて、風がないと暖かい、風が吹くと寒いという妙な天気でした。

チアホンは簡単に言ってしまうと、スマートフォンを利用して試合会場で実況を聞くサービスです。実況は配信業者が行い、利用者がお金を払うかどうか、払うならどんな形になるかは配信業者次第。そして、配信業者はテレビやラジオのような公平中立な立場ではなくても良く、チームそのものが配信業者となることもできるため、ファンに身近な実況が聞けるのです。

当日は完全ワイヤレスイヤホンを使用しました。スマホから直接音を出して聞けなくもないものの、周囲の観客に迷惑になる可能性を考えると、やはりイヤホンの利用が無難でしょう。

今回はチームのOBがMCで、ゲストに現役選手が招かれていたこともあり、フィールドでいま何が起きているのか、反則があった時などはどんな内容で、どんなペナルティが課されるのか、巧みなプレイは対戦相手のものでも素直に「上手いな~」と喝采しており、試合が進行するにつれ、ファン目線で愛のある「いじり」も増えていって楽しめました。

詳細は是非記事を参照してください。

スポーツに限らず、多彩な分野で有意義な使い方ができるサービスになりそうだと感じました。もしかしたら、思わぬところで触れる機会が巡ってくるかもしれません。私は歩きながらの音楽視聴はしないので、完全ワイヤレスイヤホンは普段持ち歩いていないのですが、そのうち持ち歩くのが当たり前化するのかもしれませんね。

スポーツの生観戦をもっと楽しく! スタジアムの応援実況をスマホで配信&聞ける「チアホン」体験

極限環境下での活動に迷わない、G-SHOCK RANGEMAN新製品の開発者を取材

カシオ計算機さんのG-SHOCK RANGEMAN「GPR-H1000」の開発者インタビュー記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。PR記事です。

RANGEMANはサバイバルシーンに向けたモデルで、「極限に挑む強さと機能を。冒険心を刺激するタフネスギア。」のキャッチコピーが使われています。

RANGEMANの由来となったレンジャーといえば、自衛隊のレンジャーを思い浮かべる人も多いはずで、レンジャーが活動するような過酷な環境を「極限」と定義し、極限環境での活動をサポートするアイテムという位置付けになっています。

取材では商品企画担当の小島一泰氏と、デザイン担当の濱上朋宙氏の二人に、極限環境向けにどんな工夫を凝らしたのか、開発のどの部分にどんな苦労があったのかといった、興味深い話を沢山聞くことができました。

極限環境下で時刻を確認できるだけでなく、一人きりで次に取るべき行動を判断するための情報の取得・表示に注力していて、周囲の環境の把握や自身のバイタルデータを確認するツールになっています。

サイドのガードやラグの腕に当たる部分に至るまで細かな配慮を積み重ねていて、作るのは大変だっただろうなと感じる一方で、楽しかっただろうなと思いました。こういう凝ったところの見えてくる商品は好きなんですよね。

私も極限環境に取材に行くことがあったら是非着けたいなと思いました。幸か不幸か今のところそういう取材依頼はないのですけれど。

カシオの開発スタッフが語る、RANGEMAN「GPR-H1000」の進化ポイントは自己状況の的確な分析力

初めて購入する人でも分かる、ゲーミングモニターの選び方を監修

楽天市場さんに監修したゲーミングモニターの選び方ガイトの記事が掲載されました。

ステップごとに条件を絞り込んでいくことで、自分に合った製品が見つけやすくなっています。画面解像度が4Kの製品のみを探したい場合、画面サイズで27インチ以上を選択しないと「該当製品なし」になるのでご注意ください(2024年3月7日現在)。

監修のお話を頂いた時に楽天市場さんの売り場を見て、ゲーミングモニターと通常のPCモニター(ディスプレイ)が特に区分けされていないため、どう監修したものか少々迷いました。

実際のところ両者は性能の違いなどによる厳密な区分けは定義されておらず、ゲーミングモニターのブランドを冠した製品ではなくても、ある程度の性能を満たしていれば、大抵のゲームのプレイに支障はないはずなのです。

どんなゲームをどんなスタイルでプレイするかによっても、求められるスペックは変わってきます。e-Sportsの世界で勝敗にこだわるガチプレイをするのであれば、かなり厳密にハイスペックな製品を揃えたいところですが、そういう人が楽天市場に掲載された初心者でも参考になる選び方ガイドを参照するとも思えません。そう考えると該当しないゲームの種類やプレイスタイルを否定するような分け方は好ましくないと考えました。

このあたりは、そのまま伝えて、ゲーミングブランドであるかどうかは問わず、ゲームに向いているスペックで絞り込めるよう、原稿に反映してもらいました。

そんな前提を抱えての監修作業となり、なかなかに大変でしたが、やり甲斐のある監修でした。ライターさんも私の指摘がよく分からない場面もあったやもしれず、大変だったのではないかなと思います。

ゲーム好きでもっと見やすいモニターが欲しいと考えている方は、是非本記事を参考にしてください。

【楽天市場】ゲーミングモニターの選び方を解説|普通のモニターとの違いや機能面も紹介

エディオン横浜西口本店を見学 & 賃貸住宅に適した洗剤自動投入機能付き食器洗い乾燥機

エディオンさんが昨年12月にオープンした、エディオン横浜西口本店を見学してきました。エディオンさんのプライベートブランド「e angle」シリーズから昨年12月20日に発売されている「洗剤自動投入機能付き食器洗い乾燥機 ANG-DW-A13」のメディア向け紹介イベントが、同店舗で行われ、それに参加したものです。

e angleは「良い角度」を文字ったもので「くらしを、新しい角度から。」というコンセプトのもと、多数のメーカーの商品販売動向を分析してニーズをより細かく把握できる量販店の強みを活かして開発したラインアップになっています。

食器は約40点収納可能です

食器洗い乾燥機(食洗機)の普及率が、この10年はほぼ横ばいという環境下で、「ANG-DW-A13」は好調な滑り出しを見せ、賃貸住宅に住む30代をメインに購入者の96%が新規購入という、市場を開拓したヒット商品になりました。これから新生活需要が盛り上がるタイミングなので、エディオンさんでは新生活向けにもオススメしたいと意気込んでいます。

設置イメージ。手前のタンクに水を溜めておくことで、分岐水栓を使わずに給水します

ANG-DW-A13の特長は、据え置き型で洗剤自動投入に対応すること、そして環境に応じて分岐水栓式か工事不要な自動給水式か、2つの設置方法が選べること。賃貸住宅は退去する際に現状復旧しなければならないため、設置工事が必要な家電は導入を躊躇うケースが多く、そうした層に響いたようです。

洗剤を入れるケースは本体の手前下部に配置。内部が緩やかに傾斜していて洗剤が中で無駄にならないよう工夫。洗剤は食洗機専用のものを利用します

店舗のほか、同社の通販サイト「エディオンネットショップ」でも取り扱っています。価格は税込み79,800円。本体サイズはW55×D36×H51cm、重量は21kg、ドア開放時の奥行きは72cmで、設置時は背面を壁から15cm以上離す必要があります。

あまりキッチンの広くないアパートでは設置が難しいかもしれません。ファミリー向けのマンションでキッチンスペースがそれなりに広い部屋であれば、多少築年数の古い物件でも工事せずに導入できて魅力的ではないでしょうか。

後半は店舗の見学です。

品揃えは良いし、商品は見やすいし、新しい提案も沢山あってとても良いお店でした。

ペット家電&グッズ売り場

まず、ペット家電でこれだけ展示に力を入れている店舗は初めて見ました。ネット通販で取り扱いの増えている、小型の室内犬や猫を入れて毛を乾かすボックスタイプのドライヤーなどもあります。通販だと「見たことのない中国メーカーのものばかりで、どれを選べば良いか不安」となりがちですが、エディオンのバイヤーさんがしっかり確認した商品が並んでいるので安心して買い物ができます。今後は他の店舗でもペット家電売場を充実させるところが増えそうですね。

女性向けのフェムテック売場も見せ方の工夫を感じます。フェムテックはfemale technologyの略で女性の健康に関する課題を技術で解決しようとする商品のこと。

生活家電売り場にはサンコーさんのユニークな商材が大量展示。サンコーレアモノショップさんの本店並みの品揃えだそう。クリーナー売り場では、リンサークリーナーを通路側の分かりやすい場所にちゃんと置いていました。これも他店舗ではなかなか置いていない商材です。

コンソールゲームとPCゲーミングはフロアを分けてそれぞれかなり充実しています。

コンソールゲーム売り場はちょっとヨドバシカメラっぽく、PCゲーミングはビックカメラAKIBAの売り場を思い出させるものがありましたが、そのどちらよりも広く見やすい印象です。対戦ゲームがプレイできるコーナーまであります。

ケーブル類など地味な商品も探しやすいです。ちなみにUSB Type-Cのメス-メスの変換ケーブルを置いている店舗は見たことがなく、残念ながらこの店舗にもありませんでした。あまりニーズがないんですかね。私は通販で1本購入したことがあり、初めて行く店舗では置いているかどうか注目するようにしています。

おもちゃ売り場は難波本店の見せ方が昇華している印象でした(といっても難波にはしばらく行ってませんが)。あとはトレーディングカード売り場が広大。プラモデルを塗装したり、撮影できるコーナーまでありました。DVDのセル販売も今時これだけ棚を並べているのは珍しいと思いました。最近はストリーミング視聴が増えていますからね。

都市型店舗ながらロードサイド店舗のようなワゴン陳列も充実していて、個人的にはとても楽しいです。じっくり見ていくと掘り出し物やら知らなかったような小物が見つかって、ついつい買ってしまいそう。

ざっと感想を書き連ねましたが、激戦区に出てきただけあってかなり魅力的で、エディオンさんの自信を伺わせる店舗になっていました。折を見てまたゆっくり見学に行きたいものです。

日立ジョンソンコントロールズ空調のCMキャラクターに吉岡里帆が就任

日立ジョンソンコントロールズ空調さんの新CMキャラクター・新TVCM発表会に出席しました。

同社のCMキャラクターとして女優の吉岡里帆さんが起用されたことを受けてのお披露目会です。白くまくんに合わせた衣装で可愛いですね。

同社では「凍結洗浄」を始めとする、日立ルームエアコン「白くまくん」の清掃能力や清潔感を強く訴求していきたいとの考えから、吉岡さんの清潔感やクリーンなイメージに着目して起用に至ったと述べています。

吉岡さんについては、私が改めて紹介する必要もないかと思います。赤ん坊を含めても日本人の90%くらいは私より詳しいはず。CMではピキジャバダンスなる、それだけ聞いたら何が何だか分からないダンスも披露しています。

ピキジャバは熱交換器表面の水分を一旦凍らせてホコリ等を付着させてから溶かすことで、汚れを洗い流す「凍結洗浄」機能をイメージしたもの。凍結洗浄はテレビCMなどもあって認知も高く、機能を搭載したモデルは年々出荷台数を増やし、登場した6年前からの累計で400万台に達しています。ユーザー満足度も同社調べでは約93%と非常に高い数値を誇っています。なお、国内エアコンの市場規模は年間1,000万台弱です。

イメージキャラクターの白くまくんは、1975年に同社製品カタログに実写の写真が掲載されていて、それを初代とすると現在は八代目で来年の2025年が起用50周年。日立ジョンソンコントロールズ空調さんの設立も来年で10周年。

エアコンでイメージキャラクターを起用しているのは、国内では同社とダイキンさんしかなく、他社にない強みの1つとして白くまくんのブランド力アップに注力していく方針です。

白くまくんは2013年11月に広報部長に任命されており、名刺も用意していて一枚頂戴しました。連絡先も住所も書かれていないのですけれどね(笑)

セイコーウオッチの若手社会人による座談会

セイコーウオッチさんの若手社会人向け腕時計を紹介する、座談会記事がマイナビニュースさんに掲載されました。PR記事です。

座談会というと出席者同士で話をどんどん膨らませていくものなのですが、ここでは編集サイドで方向性を決め、それに沿った形で意見や感想を出し合ってもらうスタイルになっています。

記事でも触れていますが、身だしなみはきちんとしていたのに、営業先でたばこの臭いを付けられ、二軒目の営業先で注意されてしまったという逸話は、「そんなことがあるのか」と驚くものでした。腕時計と直接関わらないものの、情報価値があると思って載せました。

記事では今どきの20代の営業職から見た腕時計の利点、注意点、選び方など、座談会参加者の興味深い話が読めます。

腕時計は、クラシカルでスポーティな「SBDL085」、カジュアルウォッチの「SBSA001」、男性向けのスタンダードな「SBTM323」、女性向けのスタンダードな「SWFH126」、セレクトショップのnano・universeとコラボした「SSEH001」などを紹介しています。

ビジネスパーソンの武器になる腕時計のメリットとは? 若手社会人におすすめのモデルも紹介

カシオ計算機が医療機器展示会「MEDICA 2023」に出展

カシオ計算機さんのMEDICA 2023出展に関するインタビュー記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。PR記事です。

MEDICAはドイツのデュッセルドルフで毎年11月に開催されている、世界最大級の医療機器の展示会です。今回、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED:エーメド)さんが出展するのに併せて、AMEDさんのブース内にカシオさんを含む5社が共同出展したもの。カシオさんはダーモスコピー関連のAI診断サポート装置を参考出展しました。

MEDICAは非常に規模が大きく、ドイツだけでなく、欧州全域やアメリカ、アジア、中東、アフリカ、ラテンアメリカなどからも多数が訪れます。医療機器がテーマとはいえ、医師が直接訪れるケースは少なく、代理店の来場が大多数と言います。

展示される医療機器は多岐にわたるようですが、AIを利用した製品の展示はやはり多かったそう。ただ、代理店の来場が多いため、彼らが商品として取り扱いやすいハードウェアのほうが関心を引きやすいというのは、聞いていてなるほどと思いました。

ちなみに今回の記事は、私がMEDICAまで行ってインタビューしたのではなく、MEDICAに派遣されたAMEDさんとカシオさんの担当に国内で話を聞いてまとめています。このため、執筆するうえで現場がどんな状況だったのか、想像するしかない点が苦労しました。

話を聞いているとはいえ、文章にする段階で細かなところが気になっても確かめようがないので、どうしてもそういったところは無難な表現になります。もっとも、じゃあMEDICAまで行っていればもっと書きやすかったのかと言うと、それはそれで別の問題でもっと苦労していたに違いないのですけれど(笑)

日本の医療技術をアピール、世界最大の医療機器展「MEDICA 2023」でカシオのAI診断サポート装置を参考出展

初めて購入する人でも分かりやすい、今どきのノートPCの選び方

楽天市場さんのノートパソコンの選び方ガイドの記事を監修しました。ステップごとに自分の希望をチェックボックスから選択することで、自分に合った製品が表示される仕組みになっています。

久しぶりにノートパソコンを包括的に取り上げる記事に関われて、作業していて楽しかったです。

私はかつてパソコン雑誌の編集者だったので、パソコンの情報を例外が出ないように丸める難しさはよく知っています。

監修前の原稿には「前は確かにそうだったけれど、未だにそうなのか」「これは言い切っちゃって大丈夫なのか」等と気になる表現もちょこちょこあって、そういうものを見つけては1つひとつ悩みながら、致命的な間違いだけは残らないようにと考えて監修しました。

この監修をしていて気が付いたのは、最近のノートPCでストレージがHDDだけという製品が低価格モデルも含めてほぼ存在しなくなっていること。こういう気付きの度に時代が進んでいることを実感します。

ちなみに私がこの記事で自分向けの製品を探したら、20万円超の高額な製品ばかりが候補になりました。どうしても性能重視で選んでしまうのですよねえ。過去に価格最重視で製品選びして満足できた経験がないですし。

記事の中にある「安価な製品を2年ごとに買い替えるよりは、高額でも満足度の高い製品を購入して5~6年は使い続ける方が初心者にはおすすめです。」という文言は、実のところ初心者に限らず言える、私にとって紛れもない本音なのです。

パソコンの購入を検討している方は、是非本記事を参考にしてください。

【楽天市場】ノートパソコンの簡単な選び方:初心者でも分かる選ぶポイントを用途別で解説

issinさんのギネス世界記録達成の瞬間に立ち会う

issinさんのギネス世界記録の達成に参加しました。自分自身がこういう記録の数字の一人になる経験は初めてです。貴重な機会をくれたissinの程社長には感謝しかありません。

ヘルスケアスタートアップのissinさんと、フィットネス系YouTuber「のがちゃんねる」さんが、共同で取り組んだ企画です。田畑式トレーニングで知られる、立命館大学の田畑 泉教授が監修で協力しています。1月14日、東京大学構内の会場で実施しました。

生配信中の程社長(左)とのがさん(右)

issinさんは一昨年の「スマートバスマット」に続き、オンラインエクササイズで5分間の屋内運動習慣を身に付ける、心拍数連動エクササイズ「Smart 5min」を昨年リリースしています。今回はそのオンラインエクササイズの同時接続者数のギネス世界記録の樹立に臨んだもの。

挑戦内容がオンラインなので、会場は関係者とマスコミを含めて20人程度と小規模。緊張する中、1,892人の同時接続をギネスのスタッフが確認し、記録達成となりました。ギネス記録としては人数が少なく感じる人もいるかもしれませんが、今回が初めての挑戦であり、来年以降再び挑戦することで記録更新となる可能性は高そうです。

issinさんのプレスリリース

私も会場の様子を撮影した写真に映り込んでいます。と言っても、中央左よりの白い上着を着た家電王の後ろでお尻を向けてかがんでいるので顔が写っていません。間が悪いんです…。

会場ではSmart 5minのアプリで手本を見せてくれている、Jyuneさんともお会いして挨拶できました。

配信の様子が分かるアーカイブはこちら

Smart 5minは1月28日 18:00まで応援購入サービス「Makuake」で予約販売中となっています。

私は先行して貸与されているデバイスと、自分のスマホで今回のイベントに参加しました

使う食塩の量を見える化する、シャープなど三社の調味料IoTデバイス「ソルとも(Saltomo)」

シャープさん、おいしい健康さん、東洋製罐グループホールディングスさんの三社が共同開発している、調味料IoTデバイス「ソルとも(Saltomo)」の発表会に出席しました。

すぐに一般消費者向けに販売するプロダクトではなく、いまこんなものを作ってますよという内容です。これから実証実験をするので、パートナーが欲しいという呼びかけでした。会場を出てから「ああ、パートナーの条件を質問してくるのを忘れた!」と気が付いて、まだまだ修行が足りないと思った次第です。気になる向きは是非シャープさんなどに連絡してみてください。

日本人における1日あたりの食塩摂取量の目標は、男性7.5g、女性6.5g未満とされるところ、実際の平均摂取量は男性10.9g、女性9.3gなのだそうです。私なんてもっと摂っているに違いありません。

減塩が難しい理由は大きく3つあると言います。1つ目は使用されている食塩の量を食品の見た目で判断できないこと。2つ目は減塩すると美味しさが犠牲になりがちなこと。3つ目は計量がわずらわしいこと。計量をちゃんとやると、量る手間が掛かるのはもちろん、片付ける物も増えますからね。

そこで、計量が簡単にできて食塩使用量をIoTで見える化するデバイスの出番となるわけです。

デバイスは食塩などの顆粒調味料向けのプッシュタイプと、醤油などの液体調味料向けのトレイタイプの2種類。

デバイス単体で記録・保存し、データを専用アプリに送信して、スマートフォンで確認できます。デバイス本体のLED表示でも、おおよその使用量が分かる仕組みになっています。

Saltomo対応のレシピを公開し、スマホで参照可能にしていく予定

2024年度中に実証実験のパートナーを募集して、2025年度中にはサービスを開始したい考えとのことです。一般販売より先に塩分管理が必要な調理現場への導入を、BtoBで目指すようです。そちらである程度認知が広まれば、自然とBtoBtoCのような形で一般でも入手できるようになるのではないかと思います。

シャープ プラズマクラスター・ヘルスケア事業部 新規ヘルスケアPJ 課長 谷村基樹氏(左)、おいしい健康 代表取締役CEO 野尻哲也氏(中央)、東洋製罐グループホールディングス イノベーション推進室長 三木逸平氏(右)