調理できるレンジの欲しい人に注目してほしい、シロカの「おりょうりレンジ ぱりジュワッ」

シロカさんのオーブンレンジ「おりょうりレンジ ぱりジュワッ SX-23G151」の内覧会に行きました。

SX-23G151は、昨年秋に発売された単機能電子レンジ「おりょうりレンジ SX-23D152」に、オーブン機能を追加したモデルです。

SX-23G151の2ヒート皿にグラタン皿を載せて調理

特殊加工を施した付属の「2ヒート皿」が特徴で、電子レンジのマイクロ波を吸収して2ヒート皿そのものの温度が上昇します。本体上部のヒーターと2ヒート皿で、食材に上下からしっかりと加熱。上段でグリル調理しながら、下段で電子レンジを利用する2段調理も可能です。

つまり、グリル調理は2ヒート皿で行うということですね。食材をひっくり返す手間なく焼けるのが良いですね。

冷凍の唐揚げを調理する時に便利な「やさしさ解凍」機能も注目です。出力を細かく制御することで、加熱ムラを抑えて皿の端だけ解凍できていないといった解凍ムラを低減します。

本体下部の操作パネル。「やさしさ解凍」は専用ボタンを押すだけ

このやさしさ解凍の良さが実感できるという、広報さんのオススメは、サイゼリヤさんがテイクアウト販売している「辛味チキン」。通常、オーブントースターで美味しく温めようとすると、冷蔵庫で半日解凍するかレンジで温めて解凍し、そのあとオーブントースターで加熱します。「SX-23G151」なら一回の温めでOK。辛味チキンにこだわらずとも、鳥唐系は全部いけそうですね。

内覧会では、この辛味チキンと「おてがるマカロニグラタン」「ジャーマンポテト」「たい焼き」を試食しました。たい焼きも冷凍。おてがるマカロニグラタンは、器に具材と薄力粉を入れ、牛乳を入れて加熱し、途中でチーズを加えて完成です。マカロニをあらかじめ茹でる必要なく、乾燥した状態のものを他の具材と一緒に入れてしまえるので、本当にお手軽。標準搭載する74のメニューの1つです。

もちろん、美味しかったですとも!
「おてがるマカロニグラタン」と「ジャーマンポテト」は搭載メニューで、付属のレシピブックにも載っています

なお、SX-23G151は7月4日に発売を予定していたものの、部材の入荷遅延によって発売が15日に延びてしまいました。内覧会でお邪魔したこの時は発売直前で、サンプル機が他にないという状況でした。公式オンラインストア価格で税込49,800円。

お弁当を温めるだけではない、調理できるレンジの中でも、たまには手の込んだ美味しい料理も作りたい人に良さそうです。庫内容量は23Lで、大家族にはやや小さいですが、一人暮らしだけでなくファミリーでも使い勝手が良さそうだと感じました。

リビングに居ながらキッチンのヘルシオと献立の相談ができる!

シャープさんのヘルシオ2018年モデルを取材した時のレポートをゲットナビさんに掲載していただきました。

本体の外観や内部の機構は2017年モデルとちょっとだけしか変わっておらず、主にプログラムの改良が図られ、対応メニューが拡張しています。

ヘルシオの上位機種には、食材が冷凍か冷蔵か、あるいは常温かといった状態の違いや、分量がどのくらいかをユーザーが気にすることなく、火加減も調理時間も自動的に調節して調理する「まかせて調理」機能が備わっています。

2018年モデルでは、この「まかせて調理」搭載機種が3機種に拡大しています。将来はより下位の機種にも搭載するのかもしれません。「まかせて調理」はかなり便利な機能で、シャープがターゲットにする時短したい主婦はもちろんのこと、調理の初心者やズボラな一人暮らしにも打って付けの機能だと私は思っています。下位機種ほどニーズが高そうなので、ぜひ頑張って下位機種にまで広げてほしいところです。

また、無線LAN機能を搭載して、スマートスピーカー経由でクラウドサービス「COCORO KITCHEN」が使用可能になりました。キッチンのヘルシオ本体の前に行くことなく、リビングや個室のスマートスピーカーの前で、ヘルシオと献立の相談ができるという仕組み。未来チックですね。

最上位機種「AX-XW500」に搭載の「あぶり豊潤焼き」機能も、世の主婦層が自宅のオーブンレンジにあったら嬉しいと思う機能じゃないかと思います。ローストビーフが家庭で手軽に失敗せずに作れるだなんて、なんだか日本はまた少し豊かになったんだなあって思っちゃいますね。


オーブンレンジの「ヒト化」はここまで来たか…! あのヘルシオに「トップシェフ」と「お店のマスター」降臨!?