カシオのダーモカメラ使用者インタビュー、スペインで皮膚科の遠隔診療が発達した背景を知る

カシオ計算機さんのダーモカメラとダーモスコープを現場で使用する、スペインの皮膚科専門医パオラ・パスカリ先生のインタビュー記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。PR記事です。

スペインは日本と同じくらい平均寿命の長い国で、北は大西洋のカンタブリア海に面し、南と東は地中海に面しています。パオラ先生の経営する病院のある街は、バルセロナから南西へと続く地中海沿岸は、コスタ・ドラダ(黄金海岸)と呼ばれるリゾート地から近い地域です。

古くから漁業が盛んで、古代からローマ人がわざわざやってくる程度には開けていた土地であり、近年はリゾート地として計画的に開発され、人口増加の著しい場所でもあります。いろいろと興味を覚えるところはあるものの、このあたりの地理的な背景については、文字量の都合からあまり深く触れられませんでした。

強い日差しに晒されて働く人が多いため、内陸に住む人達よりも皮膚癌を患う人が多くなるということが、最低限分かる程度の情報だけ載せた感じです。

パオラ先生は遠隔からダーモスコピー診断を行う「テレダーモスコピー」の先駆者で、スペインでは皮膚科も含めて遠隔診療が比較的早くから発達していた背景などを教えてくれました。

スペインでは地域の家庭の健康を守る「かかりつけ家庭医」が各家庭にいて、すべての科の外来診療を担うため、専門医が優先順位付け(トリアージ)しなくても、ある程度家庭医が振り分けてくれる環境が整っています。このため、急がなくて良い患者や遠隔診療で十分な患者は来院する必要がなく、遠隔診療が浸透する素地があったという訳です。

こうした話は私には興味深くてならないのですが、同じように気になる方がいたら、是非記事を読んでみてください。

スペインの皮膚科最前線でカシオのダーモカメラやダーモスコープが活躍

台湾の皮膚科医から注目を集める皮膚観察用のダーモカメラ

カシオさんのダーモカメラ「DZ-D100」の海外展開に関する取材記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。台湾で皮膚科と美容皮膚科を営むチャン先生にオンライン取材したPR記事になります。

カシオさんの提供によるダーモスコピーに関連する記事はこの数年ずっと担当させてもらっていて、毎回とても勉強になっています。

台湾人の肌は日本人とほぼ同じ色なので、皮膚癌を取り巻く状況はとても気になります。そんななか、台湾では医療保険の保険金を受け取るために、疾患部を撮影しなければならず、必ずダーモカメラで写真に残しているという話が、日本の医療の状況と違っていて興味深かったです。

カシオのダーモカメラは海外でどのような評価を得ているのか?台湾の皮膚科医が毎日使う理由

皮膚観察用カメラ「ダーモカメラ」の海外戦略をインタビュー!

カシオ計算機さんのダーモカメラ「ダーモカメラ DZ-D100」 の世界展開についてのインタビュー記事を、マイナビニュースさんに掲載誌していただきました。PR記事です。

カシオさんがダーモスコピー診断などに利用する、皮膚観察用のデジタルカメラを、1月末にオーストラリア・ニュージーランド向けに海外初出荷した背景や、今後の展開について聞いています。

そもそもなぜ真っ先にオーストラリア・ニュージーランドなのかと言うと、ざっくり言ってしまえば皮膚癌患者が大変多く、医者の手が足りていないからとなります。緯度の高いヨーロッパから入植したアングロサクソンの肌には、オーストラリアの日光は強すぎるのですね。

出荷に当たっては、コロナ禍で振り回されまくったそうで、その辺りの苦労話も盛り込んであります。

オンライン取材でしたが、とても好奇心をくすぐられる内容で、しかも映画にできるのではと思うほどドラマチックな部分もあり、取材していて大変楽しかったです。

世界デビューの地に“オーストラリア・ニュージーランド”を選んだワケ – カシオのダーモカメラがいよいよ海外展開へ

カシオの皮膚科医用のルーペ「DZ-S50」の開発者インタビュー

カシオ計算機さんの皮膚科医用のルーペ「DZ-S50」の開発者インタビュー記事を、マイナビニュースさんに掲載していただきました。PR記事です。

このルーペは皮膚腫瘍診断技術ダーモスコピーに利用するもので、医療業界では「ダーモスコープ」と呼ばれる道具です。

開発チームの中でも、企画、デザイン、設計のそれぞれの担当者にインタビューでき、こだわったポイントや競合他社製品に対する優位性など、根掘り葉掘り聞かせていただきました。

ルーペごときでそれほど語ることがあるのかなどと思うなかれ。壊れにくさに重点をおきながら、レンズ径を大きく、レンズの端まで歪みが少なく拡大できるよう設計されているので、取り回しがとてもラクなのです。

LEDも備えているし、コンバージョンレンズまで準備されているし、もっと安ければ老眼鏡代わりに欲しい人は普通にいるのではないかと思います。私も紙の出版物の校正時にたまに利用するルーペとして使ったら便利かもしれないと感じ、レビューしたいと喉まで出掛かったほどでした。いや、出ていたかも。

医療用なので、現場で使いやすく、患者に圧迫感も与えないように、何より壊れないように、万が一壊れたとしても修理が容易なようにと、様々に考えて工夫が凝らされているので、ご興味のある方は是非ご一読を。

メイドインジャパンの安心感がバツグン! – カシオの皮膚科医用「ダーモスコープ」開発の舞台裏

皮膚科向けの拡大鏡ダーモスコープ「DZ-S50」の診療現場での使われ方を取材

カシオ計算機さんのダーモスコープ「DZ-S50」の取材記事を、マイナビニュースさんに掲載していただきました。PR記事です。

DZ-S50を実際に診療の現場で使用している、日本大学医学部附属板橋病院の伊崎聡志先生を取材して記事にしました。取材はオンラインでの実施です。

直径40.5mmのレンズで手に持ちやすい大きさと重さ。レンズの端まで歪みが少なく見え、患部を照らすLEDライトも搭載。さらに側面のボタンで偏光と非偏光が切り替えられます。倍率は6倍ですが、コンバージョンレンズを使用すれば9倍まで拡大可能です。

皮膚科の診察の専門機器な訳ですが、これは日常生活で使っても普通に便利なのではと思わされました。老眼に悩む高齢者が使う拡大鏡のイメージですね。ただ、コストパフォーマンスを考えると、やはり専門機器だなと思い直す訳ですが…。

大きなレンズで皮膚疾患の特徴を捉えやすい – カシオのダーモスコープ

医療用ダーモカメラの開発者に聞く、開発の裏話

カシオ計算機さんの医療用ダーモカメラの開発陣を取材して、開発の裏話など聞くPR記事をマイナビニュースさんに掲載していただきました。

「ホクロの癌」と呼ばれる皮膚癌「メラノーマ(悪性黒色腫)」を診断するダーモスコピー技術は、ここ3年ほどマイナビニュースさんを通じて追いかけているネタです。今回テーマとなっているデジタルカメラは、このダーモスコピーに用いる皮膚観察用のいわゆる業務用カメラになります。

一般売りはされない商品ですが、試作機段階から見てきただけに無事に製品化されて、その背景を開発者に直に聞けたのは感慨深いものがあります。

カシオさんによれば、皮膚科の先生方はもちろん、他の科の先生にも評価されていて、たくさんの問い合わせが来ているそうです。中には獣医皮膚科やペット病院からも問い合わせが来ているそうですよ。犬や猫にも皮膚のトラブルはありますからね。

医療関係者はもちろん、肌の接写に関心のある人や、業務用カメラに興味のある方はぜひご参照頂けると幸甚です。

カメラ技術健在!! カシオが開発した最新カメラは医療用? -『ダーモカメラ』開発秘話

医療機器にも可愛さが求められる場面があると気付かされた、ダーモカメラ試用者取材

カシオ計算機さんのダーモスコピー関連のPR記事をマイナビニュースさんに掲載して頂きました。一連のダーモスコピー関連記事の中でも、私が特に気に入っている記事の1つです。

遊園地よみうりランドの目の前という立地でクリニック「ともこ皮ふ科」を営む、大塚知子先生に開発中のダーモカメラに対する期待と感想をインタビューしました。

この中で大塚先生はとても大事な指摘をしてくださいました。それは皮膚科の診察現場で使う道具には「可愛い」の要素が重要だというものです。

これは男性の先生を何人も取材していて、一切出てこなかった気付きになりました。こういう目から鱗が落ちる瞬間は、取材における大きな楽しみです。

もう1つ、この記事は思い出深い出来事がありました。失敗談ななのですが…。

実はこの取材の際、私はマイナビさんとカシオさんの担当との待ち合わせ場所を間違えてしまいました。京王線の「京王よみうりランド」駅の改札付近で待ち合わせのところ、小田急線の「読売ランド前駅」へ行ってしまったのです。待ち合わせの30分以上前に到着して、改札前の喫茶店でコーヒーなど飲む余裕ぶりでした。

待ち合わせ場所を間違えたことに気付いたのは、待ち合わせ時間の5分前くらいで、気付いた直後はそんなに焦りませんでした。京王線の駅もすぐそばにあると思ったからです。

これがびっくりするほど致命的な間違いで、本当に焦りました。京王線と小田急線で、同じよみうりランドの駅なのに、駅と駅が2kmくらい離れているのです。つまり、よみうりランドを挟んで北と南に駅がある訳です。乗り換えを考えるような距離じゃありません。知っている人には笑い話かもしれませんが、私はよみうりランドに来た経験がなかったもので、こんなトラップになっているとは思いもよりませんでした。

スマートフォンで地図を見て異常に気付き、バス停を探しましたが、よみうりランド行きのバスが見当たりません(笑) バスが出ていないわけではないのですが、バス停が駅の改札口からちょっと離れているうえ、直行バスではないので、どのような経路を通り、到着まで何分掛かるか分かりません。

担当に電話で遅れそうなことを伝え、タクシーでの移動を念頭に、ちょくちょく道を振り返りながら、よみうりランドに向けて道を歩き始めました。これがまた笑ってしまうくらいタクシーが通りません。これはまずいと、すぐに歩きから走りに切り替え、1kmほどの道をランニングです。おまけによみうりランドは山の上。特に最後の200mくらいは、歩道くらい素直に階段にしろよと悪態のひとつもつきたくなる、自動車でもきつそうな上り坂です。自分のミスとはいえ、あんなきつい坂をあれほど必死で走ったのは学生のとき以来じゃないかしら。バスに追い越されることがなかったのだけは、自分の判断を褒めたいと思いました。まあ、そもそも待ち合わせ場所を間違えるなよって話なんですが。

結局、約10分遅れで取材に入りました。先生は「え?あの坂を走ってきたの?」と本気で驚かれ、笑いながら「まあ、まずはお水でも飲んで(笑)」と勧めてくれました…。 開業医は1分だって無駄にできない忙しいお仕事なのに、本当に迷惑を掛けてしまいました。この場を借りて改めてお詫びする次第です。

翌日からしばらくは膝が大変でした。よみうりランドに行く機会が再びあるかは分かりませんが、次は絶対間違えません…。

女性目線に気付かされた、ダーモカメラに求められる診察現場での「可愛さ」

D’z IMAGE取材、千葉大学の若手先生の活用例

カシオ計算機さんが提供するクラウドベースのダーモスコピー学習サイト「D’z IMAGE」のPR記事を、マイナビニュースさんに掲載していただきました。

D’z IMAGEは以前までCeMDSと呼ばれていたサービスです。

今回は千葉大学病院を訪れ、総合診療科 医員の李宇先生と、皮膚科 医員の宮地秀明先生にインタビューしました。

皮膚科専門医ではない内科医がD’z IMAGEで学習すれば、皮膚科の医師じゃなくても「これは皮膚癌じゃないか?」と気が付いて、専門医の診察を受けるよう勧められるようになるはずという指摘は、とても示唆に富むと感じました。

また前回、信州大学の先生二人を取材した際は、D’z IMAGEを利用するのは病院にいるときだけとおっしゃっていました。今回の千葉大学の先生方は正反対で、病院ではパソコンはほとんど開かないと言い、特に宮地先生は自宅で1日1回1~2分、寝る前のルーチンにすると良いと指摘していたのが印象的でした。

このD’z IMAGEのインタビューは、専門性が高くなりがちで少々手間の掛かるのですが、毎回気付きがあって楽しみながら仕事ができています。

先生方は超シロート向けに丁寧に喋ってくれているはずで、分からないところは聞けばちゃんと教えてくれます。もちろん、それでも着いていけない専門用語や略語がサラッと出てきて、話の流れで上手く聞き返せないこともよくあります。そういうものはICレコーダーの録音を聞き直して調べています。インターネット、超便利。

そして、このインタビューを何度もやっていると「これは素人でも分かるだろう」と考える部分が先生によって少しずつ異なることに、だんだん気が付くようになってきて、これはまたこれで面白かったりします。

次回の取材も楽しみです。


1日1回1~2分でも経験値が確実に蓄積 – D’z IMAGEで最新の皮膚診断技術ダーモスコピーを無料で効率よく学ぶ

皮膚科医向け学習ツール「D’z IMAGE」の利用者の声を聞く

信州大学附属病院さんを取材した記事をマイナビニュースさんに掲載していただきました。

カシオ計算機さんがクラウドベースで展開する、ダーモスコピーという皮膚科用の新しい検査方法の学習ツール「D’z IMAGE」について、利用者の声を取材したタイアップ記事です。

一般の消費者向けというよりは、ダーモスコピーを勉強したい医学関連の人たち向けになっています。

D’z IMAGEの取材は既に何度かやっていて、医学用語も皮膚科に関するものだけ、ちょちょっとだけ覚えられたりして、今回も楽しみながら仕事させていただきました。

記事作成用にD’z IMAGEにアカウントも持っていて、アクセスすると「諸山先生」と表示されてなんだか歯がゆいです。十年くらいこの仕事をやっていたら、少しくらいなら診断できるようになるのかしら。無免許ですが(笑)


自分のペースでダーモスコピーを学習、「D’z IMAGEは所見の表現も学べる」

医療の自動診断補助の未来を皮膚科から見る

2017年度の日本皮膚科学会総会の事務局長、東北大学の山﨑研志先生のインタビュー記事をマイナビニュースさんに掲載していただきました。

Sponsored by CASIOの記事で、「D’s IMAGE」というカシオ計算機さんが運営するクラウドベースの学習サービスの紹介がベースですが、皮膚科だけでなく日本の医療全体がどんな未来に向かっているのか、垣間見られる内容になったのではないでしょうか。

この世界はもっと追いかけたいなぁと、純粋に思います。

【特別企画】ダーモスコピー学習用サービスに皮膚科医療の未来を見た – 日本皮膚科学会総会で「D’z IMAGE」を紹介