ウェブの記事が誌面になる~GetNavi10月号

「GetNavi 10月号」にセールス・オンデマンドさん主催の快眠セミナーのレポート記事を掲載していただきました。

書店やコンビニなどでお見かけの際はお手にとって頂けると幸甚です。

ウェブに掲載した記事を転載したもので、実は私は何もしていません(笑)

紙媒体は文字数の制限があるので、自分の原稿(といっても、これもウェブ媒体の編集による手が入っています)が、どのように変わっているかと思って一文字ずつ見比べてみましたが、上手い具合に編集するものだなと感心してしまいました。

長らく紙媒体を作って来ましたが、ウェブの記事を紙に落とし込む作業はやったことがなく、自分だったらどうしただろうと考えながら追っていくと、「なるほど」と感じる部分が幾つも見えてきます。

それは媒体や編集者の“クセ”や“こだわり”も含むものではありますが、あらゆる情報が勉強になります。

空気の見える化で効果を実感!シャープの加湿空気清浄機

最近の加湿空気清浄機は通年での利用が想定され、デザイン性もぐっと上がってきています。

シャープさんが、8月30日に発表したプラズマクラスター空気清浄機の新製品も、特に小型のモデルがスリムになって、ますます部屋に置きやすくなってきました。


左から「KI-HX75」「KI-HS70」「KI-HS50」「KI-HS40」

今回発表になったのは、プラズマクラスター25000を搭載した加湿機能付き空気清浄機のラインアップ。最上位の「KI-HX75」のほか、「KI-HS70」「KI-HS50」「KI-HS40」。このうち「KI-HS40」は新しいラインアップです。


スマートフォンの専用アプリと連動。アプリはiPhone用とAndroid用を用意

同社の調査では、過去に所有していた人のうち約15%は効果が実感できずに使うのを止めてしまっているといいます。

そこで新製品では、空気や効果の見える化こそ、空気清浄機の普及率向上の鍵と睨み、スマートフォンと連携して室内や周辺地域の空気情報を表示。

空気が綺麗なら青バック、汚れていれば赤バックで表示するなど、運転状況により、室内の空気がいかに綺麗になっているか、あるいは汚れているか、ユーザーが実感できるよう工夫しています。

具体的には屋外の天気、気温、湿度、花粉やPM2.5の濃度といった情報を気象庁などの予報データから取得。室内の空気は搭載するセンサーで分析して表示します。

最上位機のKI-HX75では人工知能も活用し、ユーザーの使い方や好みを学習して運転を自動で切り替える機能も搭載。

例えば、毎日就寝前に「おやすみ運転」モードに運転を切り替えて使っていると、その使い方を覚えて、ユーザーが切り替え忘れても自動で切り替えるようになります。

花粉や黄砂の情報をクラウドとやり取りして、飛散量の多い日は「花粉運転」に自動で切り替えたりもするので、花粉症の人やPM2.5が気になる人には大変便利ですね。

また、KI-HS40以外では、PM2.5濃度のデジタル表示にも対応しています。

目に見えない、人によって感度やアレルギー反応等の異なる部分なだけに、小さな子供や赤ちゃんのいる部屋の空気を清潔にしたいという家庭には大変重宝する機能と言えるでしょう。

価格はもちろんオープンで、実売想定価格は以下の通りです。

適用目安が、~21畳用のKI-HX75が税別83,000円。
同じく~16畳用のKI-HS70が税別65,000円。
~13畳用のKI-HS50が税別55,000円。
~10畳用のKI-HS40が税別45,000円。

スペック表の見方の話になりますが、加湿空気清浄機の適用畳数目安(適用床面積目安)は、「加湿空気清浄」「空気清浄」「加湿」でそれぞれ異なります。

シャープさんの場合は「プラズマクラスター適用床面積目安」が基本となる適用目安になっており、これはもちろん同社の独自基準です。

加湿空気清浄の場合は、それぞれ~28畳、~24畳、~22畳、~18畳となります。

空気清浄適用畳数は、メーカーによってプレハブ洋室、木造和室で項目を分けている場合もあったりするので注意してください。

よく分からない場合、基本的に一番小さい数値を見て判断すれば、購入したあとで「パワー不足」で不満になることはありません。

加湿空気清浄機の適用目安は導入できる畳数の最大値と考えた方が分かりやすく、例えば6畳のワンルームで使いたい場合、スペック上はどれもオーバースペックに見えますが使えないことにはならない訳です。

むしろ、適用目安が大きいものほど、室内をより短時間で快適にできるので、適用目安内の中で本体の大きさや機能、価格などを見て検討すれば良いということになります。

話が少し横道に逸れました。今回のシャープの新製品を見ていて気になったのは、人工知能搭載が最上位機のKI-HX75のみで、最下位機種KI-HS40では、クラウド対応まで見送られていること。

スマートフォンを当たり前に使いこなし、クラウド機能も手取り足取り教えなくてもどんどん活用してくれそうな若い世代にとっては、小型のモデルのほうがより身近な製品になると思うのです。

結婚して子供ができてリビングに置くことになった場合でも、都心部ほど~21畳用では大きすぎると感じる住宅事情の家庭が多いはず。

逆に高齢者になるとクラウド機能は使いこなせない余計な機能と見なされることもあり、お金があって広い家に住む田舎のじっちゃんばっちゃん世帯には、KI-HX75の新機能は響かないと感じます。

ユーザープロフィールとニーズを考えると、大型のものほど機能も操作もよりシンプルにして、小型のものほど他の情報端末と連携した便利機能が使えた方がマッチするのではと考えてしまいました。

コストとの兼ね合いがあるので、そう簡単には行かないんですけどね!

売れ筋になるであろう、中級クラスのKI-HS70とKI-HS50のクラウド対応が販売現場でランクアップを訴求する材料としてどれだけユーザーに響くか、最上位機KI-HX75の人工知能がどれだけ憧れの機能として映るか、そのあたりがヒット商品になるかどうかのポイントかなと思いました。

ちなみに同社では、エアコンなどのメジャーアプライアンスに比べると、空気清浄機は未だまだ一般世帯への普及率が足踏み状態にあると分析しています。

日本電機工業会の出荷統計と内閣府の消費動向調査では、2016年度の普及率は42.6%、2017年度の出荷台数は205万台を予測しています。

空気清浄機の普及率がなぜ50%を越えられないのか。この辺り、調査を広げて考察してみたら面白そうだなと思いました。どこか書かせてくれないかなぁ。

遂に未来を予測するエアコンが登場?

ゲットナビさんに三菱電機さんのレポート記事を掲載していただきました。

霧ヶ峰の「FZシリーズ」と「Zシリーズ」の2017年モデルは先読み運転。

従来は室温の変化を見て対応していたものが、新モデルでは室温の変化を予測してあらかじめ冷暖房をはじめます。

予測のため、外気の変化や住人の生活スタイルを学習するとのことですが、この部分は今後ブラッシュアップして精度を高めていくのだろうなと感じました。

“未来の眼”まで手に入れたら無敵じゃないか! ギネスも認めた長寿エアコン「霧ヶ峰」に衝撃の新機能

空気清浄機から始める睡眠改善

ブルーエアさんの勉強会の記事をゲットナビさんに掲載していただきました。

「睡眠負債」という言葉はこの勉強会で始めて知りました。
私の場合、債務超過どころか、睡眠の財政破綻に何度か陥っている気がします。

快眠セラピストの三橋美穂さんの話を聞いていて、我が家の睡眠環境を見直したくなり、同時に空気清浄機が欲しくなりました。

「Blueair Classicシリーズ」、静かで有能そうです。
置き場所もコンセントの空きも足りませんが…。

睡眠のプロに聞いた単純すぎる「快眠ルール」ベスト5

独立後初仕事

独立直後の今月は、挨拶周りを優先しています。とはいえ、仕事をしない訳ではなく、ご用命があれば積極的にこなしていきたいと考えています。

今日はヤマダ電機さんから新製品リリースが届いたので、マイナビニュースさんでそのストレートニュースを書かせていただきました。

ただのリリース起こしですし、できるだけ個性を出さずに書くもので、作業時間も短く単価も低いものですが、一応お金を頂戴する仕事としては独立後初なのでご紹介。

<<マイナビニュース:ヤマダ電機オリジナルブランド、空気清浄機能を搭載するDCリビング扇風機>>

紹介した商品は、扇風機、サーキュレーター、空気清浄機として利用できる、マイナスイオン放出機能付きのDCリビング扇風機「YFD-RK810D」。
通年で利用でき、空気清浄用のフィルターには4層一体型のHEPAフィルターを採用しています。PM2.5も99%を集塵可能とのこと。詳しくはマイナビニュースの記事をご参照ください。

ヤマダ電機といえば業界トップの売上を誇る家電量販店であり、メーカー各社の家電製品が販売の中心なので意外に思う人もいるかもしれませんが、「Herb Relax(ハーブリラックス)」というプライベートブランドの製品も展開しています。

小売業者や卸売業者が企画して、独自のブランドで開発して販売する製品を、プライベートブランド(Private Brand)とかストアブランド(Store Brand)などと呼びます。セブン・イレブンの「セブンプレミアム」とか、イオングループの「TOPVALU(トップバリュ)」などが有名ですね。良品計画が販売する「無印良品」も、かつては西友のプライベートブランドでした。

プライベートブランドでは小売業者や卸売業者は企画だけ行って、製造はメーカーに依頼することも多いのですが、製造や運送、販売まで全部自社で行う場合は、SPA(エスピーエー)とも呼びます。元々はファッション用語だったみたいですね。ヤマダ電機のHerb RelaxシリーズにはSPAも多く含まれているので、この商品もSPAなのかもしれません。