エプソンダイレクトの創業当時を振り返るインタビュー

エプソンダイレクトさんの創立30周年を記念して、創業当時を振り返るインタビュー記事がマイナビニュースさんに掲載されました。PR記事です。

前社長の河合保治氏と、お客様サポート対応を長く務められた青栁忠夫氏の両名に話を聞いています。取材会場はエプソンミュージアム諏訪で、グループ各社の歩みが展示されていてとても興味深いものでした。Webサイトから予約すれば誰でも無料で見学できるので、諏訪に遊びに行く人には是非訪れて欲しいなと思います。

詳しくは記事で触れていますが、創業メンバーは当時の海外部隊でもう全員退職されているとのことで、当時若手の河合氏と青柳氏はエプソンダイレクトをグループ会社の1つとして外から見ており、社内の言い伝えとご自身の感想で創業時の様子を聞かせてくれました。

そこから現在の姿にどのように変化してきたのか、駆け足になっていますがまとめた内容になっています。

河合氏の声と喋り方が、20年ほど前に一時期お世話になった上司に凄く似ていて、録音を聞き直していると、その上司が喋っている姿が脳裏に浮かんで仕方ありませんでした(笑)

「ただのパソコン会社ではなく、問題解決のパートナーとしてお客様の側に」エプソンダイレクト30年の歩みと歴史

フランスの子宮頸癌罹患者は日本よりずっと少ない!フランスのコルポスコピーの権威が語る医療事情

コルポカメラを現場で試用した、フランスコルポスコピー・子宮頸部膣病理学会会長のザビエル・カルコピーノ(Xavier Carcopino)先生へのインタビュー記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。カシオ計算機さん提供のPR記事です。

メディカルチームがメールベースでインタビューしたものを、一問一答の体裁として編集しながら執筆したものになっています。去年執筆した、スペインのパオラ・パスカリ先生の記事と似たような感じです。

パスカリ先生の時よりもアンケートの回答が簡潔で、さらに幾つか制約があり、地味に書きづらかったです。とはいえ、カルコピーノ先生の勤めるマルセイユ大学北部病院やマルセイユについて調べて150文字ほど稼いだり、カルコピーノ先生がフランスにおける年間の子宮頸癌罹患者数と死亡者数を挙げていたので、日本の数値も調べて比べたり。それでも普段よりだいぶ短い記事になりました。

調べるのはそれなりに手間で、できるだけ正確にするために厚生労働省国立がん研究センターなどのサイトで出典まで調べるようにしています。HPVワクチンの接種状況についてはこのページを参考にしました。最近は「がん情報サービス」というサイトを見つけて、ここに様々な統計データがまとまっていてとても便利。癌検診の受診率はこちらのページです。

今回はたまたま仕事がスポッと空いたところに嵌まるように入り、すぐに着手して集中もできたため、締め切りよりずっと早く出せました。いつもこんな優良ペースで進行させられると、もっと仕事もこなせて重宝されるはずなのになと思ってしまいます。

なお、記事では癌は平仮名で「がん」と表記されており、原稿でもがんと開いて書いて提出しています。私は漢字を無闇に開くのは嫌いなので、自分が自由にできるブログでは癌と漢字表記しています。このくらい一般教養の範疇だし、子供に国語を勉強させる立場の大人が進んで平仮名を使うのを見ると、どの口で「子供に勉強しろ」と言うのだろうと思ってしまうのです。「子供」の表記も同様。日本人の国語力を徒に低下させてはいけません。

癌とがんと言えば、漢字の「癌」と平仮名・片仮名の「がん」「ガン」は、実は医学的には使い分けられています。癌は上皮細胞に由来する悪性腫瘍で、皮膚癌、肺癌、胃癌、子宮頸癌などに使われます。がん・ガンは癌を含むすべての悪性腫瘍を指します。癌ではないがんに何があるのか気になりますが、難しくてちょっと調べたくらいでは上手く説明できないです(笑)

フランス人医師に聞く、フランスの子宮頸がんを巡る医療事情とコルポスコピー用カメラの可能性

パナソニックのチアホンを聞きながらラグビー観戦してきた!

パナソニック エレクトリックワークス社さんのクラウド型音声配信サービス「CHEERPHONE(チアホン)」体験レポートが、マイナビニュースさんに掲載されました。

3月1日にオンラインで説明会があり、9日に熊谷スポーツ文化公園ラグビー場でJAPAN RUGBY LEAGUE ONE所属のラグビーチーム「埼玉パナソニックワイルドナイツ」の試合を観戦しながら、チアホンの実況を体験しました。

この日は日差しが強いものの風が冷たくて、風がないと暖かい、風が吹くと寒いという妙な天気でした。

チアホンは簡単に言ってしまうと、スマートフォンを利用して試合会場で実況を聞くサービスです。実況は配信業者が行い、利用者がお金を払うかどうか、払うならどんな形になるかは配信業者次第。そして、配信業者はテレビやラジオのような公平中立な立場ではなくても良く、チームそのものが配信業者となることもできるため、ファンに身近な実況が聞けるのです。

当日は完全ワイヤレスイヤホンを使用しました。スマホから直接音を出して聞けなくもないものの、周囲の観客に迷惑になる可能性を考えると、やはりイヤホンの利用が無難でしょう。

今回はチームのOBがMCで、ゲストに現役選手が招かれていたこともあり、フィールドでいま何が起きているのか、反則があった時などはどんな内容で、どんなペナルティが課されるのか、巧みなプレイは対戦相手のものでも素直に「上手いな~」と喝采しており、試合が進行するにつれ、ファン目線で愛のある「いじり」も増えていって楽しめました。

詳細は是非記事を参照してください。

スポーツに限らず、多彩な分野で有意義な使い方ができるサービスになりそうだと感じました。もしかしたら、思わぬところで触れる機会が巡ってくるかもしれません。私は歩きながらの音楽視聴はしないので、完全ワイヤレスイヤホンは普段持ち歩いていないのですが、そのうち持ち歩くのが当たり前化するのかもしれませんね。

スポーツの生観戦をもっと楽しく! スタジアムの応援実況をスマホで配信&聞ける「チアホン」体験

カシオ計算機が医療機器展示会「MEDICA 2023」に出展

カシオ計算機さんのMEDICA 2023出展に関するインタビュー記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。PR記事です。

MEDICAはドイツのデュッセルドルフで毎年11月に開催されている、世界最大級の医療機器の展示会です。今回、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED:エーメド)さんが出展するのに併せて、AMEDさんのブース内にカシオさんを含む5社が共同出展したもの。カシオさんはダーモスコピー関連のAI診断サポート装置を参考出展しました。

MEDICAは非常に規模が大きく、ドイツだけでなく、欧州全域やアメリカ、アジア、中東、アフリカ、ラテンアメリカなどからも多数が訪れます。医療機器がテーマとはいえ、医師が直接訪れるケースは少なく、代理店の来場が大多数と言います。

展示される医療機器は多岐にわたるようですが、AIを利用した製品の展示はやはり多かったそう。ただ、代理店の来場が多いため、彼らが商品として取り扱いやすいハードウェアのほうが関心を引きやすいというのは、聞いていてなるほどと思いました。

ちなみに今回の記事は、私がMEDICAまで行ってインタビューしたのではなく、MEDICAに派遣されたAMEDさんとカシオさんの担当に国内で話を聞いてまとめています。このため、執筆するうえで現場がどんな状況だったのか、想像するしかない点が苦労しました。

話を聞いているとはいえ、文章にする段階で細かなところが気になっても確かめようがないので、どうしてもそういったところは無難な表現になります。もっとも、じゃあMEDICAまで行っていればもっと書きやすかったのかと言うと、それはそれで別の問題でもっと苦労していたに違いないのですけれど(笑)

日本の医療技術をアピール、世界最大の医療機器展「MEDICA 2023」でカシオのAI診断サポート装置を参考出展

使う食塩の量を見える化する、シャープなど三社の調味料IoTデバイス「ソルとも(Saltomo)」

シャープさん、おいしい健康さん、東洋製罐グループホールディングスさんの三社が共同開発している、調味料IoTデバイス「ソルとも(Saltomo)」の発表会に出席しました。

すぐに一般消費者向けに販売するプロダクトではなく、いまこんなものを作ってますよという内容です。これから実証実験をするので、パートナーが欲しいという呼びかけでした。会場を出てから「ああ、パートナーの条件を質問してくるのを忘れた!」と気が付いて、まだまだ修行が足りないと思った次第です。気になる向きは是非シャープさんなどに連絡してみてください。

日本人における1日あたりの食塩摂取量の目標は、男性7.5g、女性6.5g未満とされるところ、実際の平均摂取量は男性10.9g、女性9.3gなのだそうです。私なんてもっと摂っているに違いありません。

減塩が難しい理由は大きく3つあると言います。1つ目は使用されている食塩の量を食品の見た目で判断できないこと。2つ目は減塩すると美味しさが犠牲になりがちなこと。3つ目は計量がわずらわしいこと。計量をちゃんとやると、量る手間が掛かるのはもちろん、片付ける物も増えますからね。

そこで、計量が簡単にできて食塩使用量をIoTで見える化するデバイスの出番となるわけです。

デバイスは食塩などの顆粒調味料向けのプッシュタイプと、醤油などの液体調味料向けのトレイタイプの2種類。

デバイス単体で記録・保存し、データを専用アプリに送信して、スマートフォンで確認できます。デバイス本体のLED表示でも、おおよその使用量が分かる仕組みになっています。

Saltomo対応のレシピを公開し、スマホで参照可能にしていく予定

2024年度中に実証実験のパートナーを募集して、2025年度中にはサービスを開始したい考えとのことです。一般販売より先に塩分管理が必要な調理現場への導入を、BtoBで目指すようです。そちらである程度認知が広まれば、自然とBtoBtoCのような形で一般でも入手できるようになるのではないかと思います。

シャープ プラズマクラスター・ヘルスケア事業部 新規ヘルスケアPJ 課長 谷村基樹氏(左)、おいしい健康 代表取締役CEO 野尻哲也氏(中央)、東洋製罐グループホールディングス イノベーション推進室長 三木逸平氏(右)

「テレワークトップランナー2023」総務大臣賞授賞者に話を聞く

総務省さん主催の「テレワークトップランナー2023」総務大臣賞授賞者インタビューの記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。PR記事です。

お国の仕事だと思うと自然と襟を正す気持ちになりますね。

「テレワークトップランナー」は、テレワークの普及促進を目的として、総務省がICTを利用して柔軟な働き方を実現している優れた企業や団体を表彰するもの。詳細は「テレワーク月間」のページ内に情報があります。

2023年はアフラック生命保険株式会社さん、株式会社キャリア・マムさん、シェイプウィン株式会社さん、株式会社スタッフサービス・クラウドワークさん、株式会社テレワークマネジメントさん、株式会社プログレスさんの6社が選出されました。

私はこのうちのプログレスさんの中山宗典 副社長と、テレワークマネジメントさんの田澤由利 代表取締役へのインタビューと執筆を担当しました。

プログレスさんは2020年に創業し、ワークフロープラットフォーム「acomo」を発表したばかりの、システム開発やプロジェクト管理をメインとする情報通信企業です。社員の平均年齢が若くて、コミュニケーションも含めた業務以外の部分についても合理的な発想と、素早いトライ・アンド・エラーが持ち味。

テレワークマネジメントさんはテレワーク業界の老舗的存在で、創業は2008年。テレワーク専門のコンサルティング企業で、テレワークに関する様々なノウハウを持っており、遠隔教育や障害者就労の支援にも積極的です。

両者ともバーチャルオフィスツールを使用しているのが印象的でした。どちらもテレワークで注意する点として社内外のコミュニケーションを挙げていて、仕事と直接関係ない雑談から仕事のアイデアが浮かんだり、一人で抱えずに相談して問題を早期解決したりといった効果は、用件だけを打ち合わせるオンライン会議では見込めないと考えています。

プログレスさんは「oVice」、テレワークマネジメントさんは「Sococo」というツールを用いています。Sococoは海外製ですが、テレワークマネジメントさんが自社で導入し、あまりに便利と感じて国内代理店を申し出て契約したといういわくつき。

フリーランスライターなんて基本的に一人での作業ばかりなので、自分が会社員だった頃にこれらを利用していたら便利だっただろうなと想像してしまいました。

テレワークの導入や円滑な運営に関心のある方は、ぜひ記事をご覧ください。

【テレワークトップランナー2023 総務大臣賞授賞】 テレワーク時のコミュニケーション面・マネジメント面の課題解決に取り組む企業に迫る!

エプソンダイレクトのIoT OSと7年保守の魅力を聞く

エプソンダイレクトさんのIoT OSと長期保守の取り組みについて取材した記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。PR記事です。

IoT OSとは、マイクロソフトが提供するWindows 10ベースの組み込みOS「Windows 10 IoT Enterprise LTSC」の通称です。コンシューマー向けではないのでご存知ない方も多いかもしれませんが、機能が制限される代わりに頻繁なアップデートがなく、24時間365日体制で稼働しなければならない医療や小売、製造ラインなどの環境で導入されているWindowsです。

事業推進部 販売推進グループ 課長の大久保賢氏と、CS品質管理部 法人サポートグループ 課長の新地正智氏の2名にインタビューして、汎用PCにIoT OSを搭載して販売している強みや、業界最長クラスの7年保守を実現した背景などについて聞きました。

PRなので記事では自信満々な部分を見せていますが、7年保守を打ち出す前に社内でその機運が高まる中で、責任を負うCS品質管理部としては「大丈夫だろうか」と、電卓を叩きながらかなり悩んだと本音を語られていたのがとても印象的でした。

それはそうですよね。そこで無責任になれるのであれば、8年保守だろうが10年保守だろうがやってしまった者勝ちになるのでしょうから。私としては担当がここできっちり苦悩したと語る姿こそが、7年保守のしっかりした自信の裏付けと感じられました。

また医療系のベンダーではサーバーの保守期間が一般的に7年なので、PCを含めたさまざまな機材を7年サイクルでリプレースするため、医療系で特に喜ばれているという話も新鮮でした。

エプソンダイレクトさんのWebサイトには、医療現場向けの案内ページも用意されています。リプレースに際してPCの更新を検討している医療系ベンダーには耳寄りな話ではないでしょうか。

「Windows 10 IoT×長期保守」エプソンダイレクトが目指す“長く使うものには長い保証が当たり前の世界”

エプソンダイレクト社員に働きやすさをダイレクトにヒアリング!

エプソンダイレクトさんの社員6人による座談会を取材した記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。PR記事です。

今回は参加人数が多いこともあって、以前までよりも凝ったページレイアウトになっています。新人からベテランまで20年くらいのレンジの世代に集まってもらい、働き甲斐や職場の雰囲気などについて語ってもらいました。

座談会では私が司会を務め、終始和気藹々として冗談の絶えない集まりでした。普段から明るく居心地の良い労働環境になっているのだろうなと感じられます。

最初のうちは私と参加者の中の誰かによる、1対1での質問と回答になる場面が多く、できるだけ参加者同士での意見のやり取りになるよう調整するのが難しかったです。

原稿を作る場面でも、私とのやり取りではなく皆で意見や感想を出し合っているように見えるよう構成していくかに苦労しました。あとは、6人の発言をそれぞれの存在感が出るように拾っていくと、どうしても原稿が長くなってしまい、どこを削るかでも悩みました。

今回は録音を一通りざっと起こして、削りながら構成を組み立てていきました。声のトーンによっては誰の発言か分からないところもあり、そういうものは文脈から多分この人だろうと当て嵌めて進めました。この調整も意外に大変。そうしたこともあって、書き終えた後の「やった感」は、エプソンダイレクトさんの記事としては過去一でした。

顔がよく思い出せる発言者とそうでない発言者で、「その人が何を言っているのか」の理解の進みが違うことにも気付かざるを得ません。「この人の発言は意味がよく分からないな」と感じる場合、だいたいその人の顔は脳裏でぼんやりしているのです。そんなこともあって、インタビュー原稿執筆時はあらかじめ相手の顔写真が欲しいなと思ったお仕事でした。

30周年を迎える “エプソンダイレクト” 高い技術力と確かな品質でお客様に寄り添う会社は、社員にも働きやすい環境が整っていた!?

子宮頸癌の早期発見に貢献する、コルポカメラのヨーロッパでの販売が始まる

カシオ計算機さんのコルポカメラのマーケティング施策についてインタビューした記事がマイナビニュースさんに掲載されました。PR記事になります。

コルポカメラは子宮頸癌を早期発見する診療技術「コルポスコピー」のための子宮頸撮影専用カメラです。国内では既に発売しており、秋にヨーロッパ(EU)とイギリス(UK)で同時発売する予定です。アメリカの医療認可も取れていて、秋から来春に掛けて上梓を計画しているとのこと。

欧州の中でも特に注力するのは、イギリス、スペイン、ドイツ、フランス、イタリアの5ヶ国だそう。これはコルポスコピーの普及の進み具合ではなく、純粋な国としての経済の大きさが理由とのこと。

欧州では「カシオ(CASIO)」というブランドを知っていても医療機器のイメージがないので、チャレンジャーとして苦労している部分が大きいようでした。国内と違って競合他社も多く、いかに認知を広げるかがカギだと語っています。

こうしたコルポカメラの取材も何度か経験し、子宮頸癌の罹患率やHPVワクチン接種の重要性などもだんだんと身体に染み込むように理解してきました。

新型コロナワクチンの疑惑もあって、ワクチンそのものを疑問視する方もいますが、HPVワクチンの接種率は子宮頸癌の罹患率と明確に相関しています。日本は接種率が低いため、先進国の中で最も罹患率が高い国になっています。

ワクチンは特効薬ではありません。あくまで体質の合わない人が出るのも織り込んだ上で、統計上接種したほうが人口あたりのリスクが低減できるという代物です。

統計的にリスクの低いグループに所属するか、高いグループに所属するかという話なので、女性の皆さんには是非リスクを下げる接種に前向きになって欲しいです。自分には医学的な知識がないと自覚している方ほど、賭けになるならば分のある方が良いのではないでしょうか。

子宮頸がん撲滅への貢献を目指すカシオの「コルポカメラ DZ-C100」を欧州で販売開始

エプソンダイレクトの環境負荷低減PCの消費電力削減率の半端ない努力にビックリ

エプソンダイレクトさんの環境負荷低減PCをテーマにしたインタビュー記事がマイナビニュースさんに掲載されました。最近増えてきたPR記事です。有り難いことです。

エプソンダイレクトさんの環境問題に対する取り組みという、少し大きな視点から始まり、具体的なプロダクトである「Endeavor ST55E」や「Endeavor ST210E」の開発背景や苦労話、さらにPCのリファービッシュ品の販売についての話まで、やや広めの内容になっています。

リファービッシュ(refurbish)とは、貸出機や展示会などで短期間使用した実機、初期不良などで戻ってきた製品などを整備して新品に準じる状態にして割安で販売するもの。企業によってはアウトレットとの違いがよく分からない部分でもあり、もう少し詳しく説明したかったところ。しかし、この記事は要素が多い上に「リファービッシュは触れる程度で十分です」とオーダーで言われていたので、やや分かりにくくなってしまったかなと感じております。

ST55Eの開発話に関しては、「筐体が小さいこともあって消費電力を減らしつつ機能性を担保するために取れる手段が少なくて苦労した」という話が印象的でした。「そりゃそうだよな」と頷いて聞きながらも、消費電力は従来モデルの「ST50」の通常時約4.7Wから約3.8Wへと低減。さらにストレージをHDDより低消費電力なSSDにすることで、約3.0Wにまで低減できたと言うので驚きです。来年やることが残っているのかと心配になるレベルですね。

環境負荷低減PC「Endeavor ST55E」を生んだのは、塵を積み上げ山にする工夫の積み重ねだった