日本人を狙う!?凶悪なマルウェア「Skygofree」に注意

セキュリティベンダーのMcAfeeさんが、なかなかショッキングなレポートを公開しています。

先日、カスペスルキーさんがAndroid向けの「Skygofree(スカイゴーフリー)」という、かなりやばい機能をいろいろ搭載したスパイウェアを発見したことについてリリースを出しました。

そのリリースをベースに、1月18日の昨日、マイナビニュースさんでストレートニュースを起こし、関心を持ったのですが…。

Androidマルウェア「Skygofree」、やばい機能のオンパレード

なんと、1月19日の今日付けのMcAfeeさんのブログで、このSkygofreeの主な標的は日本人で、一番にターゲットにされているアプリは「LINE」だと新たな指摘を加えています。

詳細は文末にリンクを貼った、McAfeeさんのブログを参照いただくとして、LINEユーザーは十分に注意したほうが良いと思います。

どう注意するのかと思われるかもしれません。そもそも、LINEユーザーは若年層が多く、セキュリティ意識の低い人が多い傾向があります(ソースのない偏見)。

人間関係の都合からLINEを使わないわけにいかない人も少なくないと思いますが、個人情報はできるだけやり取りせず、ログもあまり残さないほうが良さそうです。

LINEユーザーを標的にした高度なAndroidスパイウェア「Skygofree」

イタチごっこは未だまだ続く?セキュリティベンダーの予測する2018年

シマンテックさんの2018年のセキュリティ動向予測についてのレポート記事を、マイナビニュースさんに掲載していただきました。

サイバー犯罪者の攻撃をいかに防ぐか日夜研究するセキュリティベンダーがどんな未来を予測するのか。「我々が思いつくことは彼らも思いつく」と冷静に指摘していたことが、とても興味深かったです。

我々にとって便利な機能やサービスは、往々にして犯罪者にとっても便利だったりします。便利なものはそのことを肝に銘じて利用したいものです。

もう一つ。AIがやがて人類の敵となって世界を滅ぼしてしまう(もしくは危機一髪になる)SF映画や小説は枚挙に暇がありませんが、それは敵と味方を識別する複数のAI同士の戦いからであれば実際に起こりうるという予感は薄ら寒いものも感じました。人類はどこへ向かっているのでしょうね。


「悪いAI」が? シマンテックの2018年セキュリティ予測