復活のMad Catzからスコアをシビアに追求するハードゲーマー向けマウスが登場

6月27日にMad Catz(マッドキャッツ)さんの発表会に参加してきました。香港のゲーミングデバイスメーカーで、PCゲーム業界にその名を轟かせたものの、2010年代中頃に経営が悪化して2017年には倒産。ゲーム業界の徒花的存在でしたが、2018年に復活してこのほど国内にも再参入となりました。なお、破綻したのは正確には、Mad Catz Interactiveで、復活後はMad Catz Global Unlimitedとなっています。

再参入第一弾は、ゲーミングマウス3機種、「R.A.T. 8+」「R.A.T. 6+」「R.A.T. 4+」で、想定実売価格はR.A.T. 8+が税別12,800円前後、R.A.T. 6+が税別9,980円前後、R.A.T. 4+が税別7,980円前後となっています。

左からR.A.T. 4+、R.A.T. 6+、R.A.T. 8+です

2017年に発売した「RAT8」をベースに機能や性能を向上したもので、見た目には大きな変更はないように感じます。RAT8で採用していた、手のサイズや持ち方のクセに合わせてマウス本体の形状が調整できる仕様や、LEDの色やパターンをカスタマイズできる「Chameleon RGB Lighting」は引き継ぎながら、センサー類を一新して感度を上げています。

プレゼンに立ったGeneral ManagerのBill Lo氏は「R.A.T. 8+は、まったく新しいものになっている」と自信のほどを示していました

また、今後リリースする予定の「R.A.T. Unlimited 2」や「R.A.T. Unlimited 7」といったマウスや、キーボードの「S.T.R.I.K.E. 11」、コントローラーの「CTRLR Hydrogen」、ゲーミングイヤホン、ゲーミングヘッドセットなどもスライドベースで紹介。ゼロから再びナンバーワンになると気炎を吐いていました。

次世代製品では、レーザーセンサーを使ったスイッチ「Thor Wwitch」などの新しいテクノロジーが導入されるとのことです。

R.A.T. Unlimited 2を紹介するスライド。製品写真にはマスクが掛かっています

Mad Catzの特徴の一つがフォーカスグループと呼ばれるベータユーザーからのフィードバックを得て、改善してから量産品をリリースする製品管理の仕組み。今後は日本のユーザーからもフォーカスグループを募るとのことでした。

なお、国内販売代理店を担当するのは、廣瀬無線電機さんで、7月いっぱいまでは店頭はヨドバシカメラさんの独占販売となり、キャンペーン価格での提供となります。それ以降は量販各社でもゲーム機器コーナーで販売する予定とのことです。

Mad Catz

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