環境配慮型PCはこうして生まれた!エプソンダイレクトの環境戦略を聞く

エプソンダイレクトさんのインタビュー記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。PR記事です。

話を伺ったのは技術部・CS品質管理部 取締役 平田朋賢氏です。取材したのは塩尻の本社で、先日掲載されたCS品質管理部 部長の原田寿郎氏のインタビューと同じ日でした。

エプソングループでは、グループ全体の取り組みとなる「環境ビジョン2050」が2008年に掲げられ、これを踏まえて具体的な活動指針となる長期ビジョン「Epson 25」が2016年に策定されました。5年後の2021年には「Epson 25 Renewed」として改定されています。

平田氏はグループ全体の動きに合わせたうえで、エプソンダイレクトのみの環境活動戦略として「環境戦略2021」を2021年にまとめました。似たようなビジョン名が複数出てくると、ちょっと混乱してしまいますね。

この「環境戦略2021」では、敢えて「環境施策」や「環境ビジョン」といった言葉にせず、「戦いを攻略するもの」と捉えて「戦略」の言葉を使っています。ビジネスであれば、競合他社との戦いはもちろん、規制緩和を求めて岩盤規制と戦うニュアンスが浮かびますが、平田氏は「気温上昇や環境汚染と戦う」との決意を込めたそうです。環境対策においては、他社は競合ではなく協力者だという発言はとても印象的でした。その具体的な内容については、是非記事をご参照ください。

「戦う相手は競合他社ではなく気温上昇」 – エプソンダイレクトの環境配慮型PCが生まれた背景を聞く

建築業界で存在感を高める、パナソニックの照明シミュレーションツール

パナソニック エレクトリックワークス社(パナソニックEW)さんのリアルタイム照明シミュレーションツール「Lightning Flow」のメディア向け体験会をレポートした記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。

Lightning Flowは一般消費者向けではなく、設計会社や建設会社、建築デザイナー向けのツールです。2021年3月に最初のバージョンが公開され、2022年末に大型バージョンアップを実施。公式サイトでは「Lightning Flow 2」の表記も見られます。

Lightning Flowを利用すると、3Dデータ上で照明をどこにどのように配置すれば、室内でどんな明るさが得られるかシミュレーションできます。従来、建築業界ではこの手の照明効果をシミュレーションツールが手軽に利用できない状況となっており、既存のシミュレーションツールと比較すると極めて高速に処理できるとのこと。

具体的に1フロアに81台の照明を導入した場合の照明計算が、業界最大手のツールで45秒かかるところ、Lightning Flowでは1秒。動揺に照明データのRevit反映に掛かる時間に至っては同じツールで約10分のところ、Lightning Flowでは4秒で終了するそう。シミュレーションにかかる時間を大幅に削減できるため、人件費などのコストに大きく影響することが伺えます。

10分と4秒では効率が150倍も異なるわけで、照明の台数が1,000や2,000に増えたとき、「待っているだけで終わるのだから」で済む差ではないことは容易に想像できるのではないでしょうか。

体験会では実際に設計段階でLightning Flowを用いた、パナソニックの施設「PERCH LOUNGE」を見学。設計時の照明のシミュレーションと、実際に完成した施設を様々な角度から見比べて、シミュレーションの精度の高さを実感できました。これは建築業界で利用しない手はないのではと思わずにいられない出来です。

更に言うと、このツールの一番の驚くべきところは、この完成度のものが無料で提供されていることかもしれません。もちろん、ユーザーが増えることによるパナソニックEWさんのメリットも決して少なくはないのですが、大手企業の体力って凄いなと改めて思わされました。

建築関係者は必見!? パナソニックの新しくなった照明シミュレーション「Lightning Flow」

「意地で黒字」バルミューダの決算会見レポート

バルミューダさんの決算会見のレポート記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。会見はオンラインで実施されました。

営業利益が大きくダウンしたことについて、寺尾社長が「意地で黒字にしたような形」とコメントしていたのが印象的でした。記録的な円安と世界的な物流の混乱による部材調達の難しさが、大きく影響しているとのことです。

世界的な物流の不安定化に対して調達先を多角化したり、工場を自前で持つようにしたり、取れる対策はいろいろあるのでしょう。しかし、コスト構造に余裕を持たせられる大企業と異なり、中小企業はどこかにリスクを抱えることで、コスト競争に対抗せねば勝負にならないという場面が少なくありません。そのことを実感させられる決算内容だと感じました。

それでも黒字を保ったのはまだまだ大したものだと思います。頑張ってV字回復してほしいものです。

バルミューダは意地の黒字決算、第2弾スマホはお蔵入りも新端末を開発中 – 2022年12月期本決算会見から

エプソンダイレクトのCS品質管理にかける熱意を聞く

エプソンダイレクトさんのインタビュー記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。PR記事です。

特急あずさで本社のある塩尻まで行ってきました。話を伺ったのは、CS品質管理部の原田寿郎部長です。タイトル部の写真は社屋の屋上で撮影しています。

100台、200台といった単位でまとめて納品したあとで、個人のユーザーからは出ないようなトラブルに対応していく部署です。1万台を納品して1つでも問題があれば、1万台すべてがサポートが必要な対象になるため、納品時から厳密なチェックを重ねる必要があります。実際のトラブルの具体例や、どう対処したのかといった話を聞くと、かなり緊張感のある仕事だと感じてしまいます。

そんな中で印象的だったのは、自分達がやれる範囲で工夫や改善を考えるのではなく、顧客のニーズがどうすれば満たせるか考えて改善していったほうが良いという話。顧客のニーズを部門で共有するということは、部門の課題を共有することにも繋がります。そうすると、それまで「できない」と思っていたことが、「こうすればできる」と斬新なアイデアや知られていなかった知識が、ポンと出てくることがあるものです。そういった集合知を汲み取る環境をどう整えていくかは、企業力の問われる部分でもありますが、特にCS品質管理部という部門では大きな意味を持っているのだなと感じました。

全国チェーンの小売店舗にPOS端末を大量納品した時のお話などもとても興味深くて、これはドラマになりそうだなと思いながら話が聞けて面白かったです。あまり詳しく書けなかったのが残念です(笑)

それはそうと、実は予定よりだいぶ早く到着してしまい、現地近くで時間を潰しました。偶然見掛けて入った市民交流センター「えんぱーく」がとても良い施設でした。椅子に座れて、Wi-Fiが使えて、席によっては電源も確保できるし、地元にあったら入り浸っているかも。今度から塩尻に行くときはここで時間調整しようと思います。

「エプソンダイレクトを選んで良かった」 – 多くの評価を集める、エプソンダイレクトのサポートがいろいろ凄かった

FCCLの世界最軽量PCなど、2023年春モデルの発表会を見てきた

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)さんの、2023年春モデルのノートPC新製品発表会レポート記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。

14.0型でも世界最軽量を記録した「UHシリーズ」を始め、2022年末に発売した学生向けの「CHシリーズ」、2022年6月発売の「LOOX 90/G」も展示していました。LOOX 90/Gは11年ぶりのLOOX新機種として注目されていた製品です。

新しくお目見えした「UH-X/H1」は14.0型ながら本体重量689gを実現。フットプリントもW323.8×D216×H19.9mmで、14.0型として世界最小クラスです。バッテリー持続時間に難ありではありますが、とにかく軽いPCが欲しいという人には代え難い製品だと思います。

会場ではイラストレーターのニシイズミユカさんによる、等身大の製品使用イメージイラストが製品の後ろに並んでいて、これは過去に例のないユニークな展示方法です。

私はイラストを利用してイメージを喚起する見せ方は結構好きで、フリーペーパーの「カデンプラス」を作っていたときも誌面上でよくやっていました。そのため、自分の感性が肯定されたようで見ていて気持ちよかったです。

世界最軽量を堅守、14型で約689gの「UH-X」など富士通の2023年春モデルPCは見どころ満載

ダーモスコピー普及の第一人者、田中 勝先生をインタビュー

カシオ計算機さんのダーモスコピー関連記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。PR記事です。今回は「第86回 日本皮膚科学会東京支部学術大会」の会長を務める東京女子医科大学附属足立医療センターの田中 勝教授のインタビュー記事です。

田中先生に始めてお会いしたのは、2016年6月の京都で開かれた学会でのことでした。カシオさんの「ダーモカメラ」開発に初期から協力してくれている先生として、担当から「日本の皮膚科で一番偉い人」と耳打ちされ、緊張した覚えがあります。思い返せばダーモスコピー関連の記事を書くようになったのは、この時からでした。

日本でのダーモスコピーの普及に多大な貢献をした田中先生は、実際にお会いすると大変気さくで話しやすい方です。取材したのは学術大会当日。忙しい中で時間を割いていただき、気疲れしているだろうし、単独インタビューなのでリラックスして気分良く話してもらおうと考えました。そこで、「折角ですから皮膚科医になった経緯から教えてください」と始めたところ、「長いよ?」と茶目っ気で返されました。「是非語って下さい」と答えたら、どこで生まれたという話から始まって、ちょっとあせらされたのが印象的でした。

少年時代からコンピュータが好きで、医学の道に進んだ後もPCを上手に活用されていたそうです。インターネットが一般に普及し始めたばかりのWindows 95の頃には、世界中の後に皮膚科の権威となる先生達と、ダーモスコピー画像を見て所見を診断していく症例チェックプログラムの開発に関わるなどしていたのだとか。回線も細かったはずですし、やりとりする画像の解像度も低くて、何をするにも時間が掛かって大変だった時期に、医者の仕事をしながらそんなことまでできるものなのかと驚きの連続でした。

記事ではそんな田中先生のダーモスコピーに対する情熱を、少しでも伝えようと頑張っています。皮膚科の専門用語に加えて、海外の先生の名前も多数出てきて、録音と学術大会のパンフレットで確認しながら書きました。

海外からのエキスパートの参加が過去最多となった日本皮膚科学会東京支部学術大会 – ダーモスコピーの第一人者・田中勝先生に聞く

パナソニックEWの影で心地良さを感じさせる一風変わった天井埋込み型の照明として使うプロジェクター「バイオシャドー」を見てきた!

パナソニック エレクトリックワークス社さんのダウンライト型プロジェクター「バイオシャドー(BioSHADOW)」のレポート記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。

プロジェクターと言っても映画やスライドを投影するものではありません。光と一緒にリアルな影を投射することで、室内にいる人が自然環境の中にいるような心地よさが得られるもので、プロジェクターと言わずに目的型照明と言ったほうが分かりやすい商材です。

天井に埋め込むこともあって、一般的な家電量販店やホームセンターでは取り扱っていません。工務店などを通して新築やリフォームに併せて導入するイメージです。記事は品川にある同社のショールーム「BSP-LAB」を見学して作成しました。

「影を投影する照明」がどんなものなのか、具体的にどんなメリットがあるのか、言葉だけでは何とも説明が難しく、写真や動画を多めに使って記事にしました。個人宅にあってももちろんオシャレなのですが、オフィスやマンションのエントランスでの導入がメインになるのではないかなと感じました。病院や歯科医院の待合室とか、劇場ホールの周辺とか、いろいろな場所で活用できそうです。

室内にいながら光と影で心地良い自然を感じる、パナソニックの「バイオシャドー」を体験

日本のオフィス空間を快適かつ省エネにする「X PLACE」のトップインタビュー

X PLACEさんの小島亮平社長と、北村常弘副社長のインタビュー記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。

12月1日が設立となるX PLACE(クロスプレイス)さんは、パナソニック エレクトリックワークス社(パナソニックEW)さんとMYCITYさんのジョイントベンチャーです。MYCITYさんは人の位置情報を分析する技術に長けた企業で、パナソニックEWさんの空調や照明といった空間制御技術と組み合わせ、オフィスの快適化と省エネ化をコンサルティングしようというのが、X PLACEさんの事業です。

小島社長は婉曲に分かりやすく表現するのが上手で、北村副社長は専門用語も交えつつ誤解のない直截的な説明をしてくれました。

文字数の都合で割愛しましたが、WELL認証は国内でまだ認知が高くないものの、いずれはいまの「Pマーク」のように、認証のある会社とない会社に対する印象の差が歴然としてくるようになると言われていたのは、なかなか示唆に富んでいて最後まで残したかった部分でした。

要するに警備会社と契約しているオフィスとしていないオフィスでは、セキュリティ面での安心感に大きな違いがあるように、WELL認証を取得しているかどうかが企業価値に大きな違いをもたらすため、少しでも優秀な人材を集めたい企業にとって無視できない要素になってくるよという指摘です。

WELL認証は記事中でも簡単に解説していますが、人間の健康に良いと認められた空間の認証制度です。

中規模以上の企業の経営者や総務をターゲットにしたBtoBサービスであり、一言で説明するのがなかなか難しい内容ですが、話を聞けば聞くほど将来求められる事業だと感じました。

快適に働けて省エネにもなるオフィスを目指して – 環境をデジタル化&コンサルする「X PLACE」

どこか懐かしい画面!山形東高校の生徒によるメタバース空間での模擬国連を見学

NTTコミュニケーションズさんとレノボ・ジャパンさんがサポートする、山形東高校さんによるメタバース空間での模擬国連のレポート記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。

今更ですが、メタバース(metaverse)とはコンピュータ内に構築された3Dの仮想空間で、参加者がアバターを操作して空間内を自由に移動し、他の参加者とコミュニケーションできる場のことです。MetaとUniverseを組み合わせた造語だそうです。

よくメタバースの説明の引き合いに、2003年頃から主に海外で流行した「Second Life」が出されますが、日本ではまったく流行りませんでした。プレイ経験者がほとんどいなかったサービスよりも、「Minecraft」か、「ファイナルファンタジーXI」や「リネージュII」のような3DモデリングのMMORPGで説明したほうが分かりやすい気がします。この辺のタイトルももう十年選手ですけれどね。

模擬国連は国連会議などの国際会議をシミュレーションする教育活動です。100年くらい前のアメリカで始まり(当時は国際連合ではなく国際連盟ですね)、日本でも高校や大学で取り入れるところが増えているそうです。模擬国連の参加人数は少人数から大人数まで様々で、国内では日本模擬国連(JMUN)が全国大会などを主催して100名ほど集まるそうです。

昨今のコロナ禍で、学生が大勢集まって模擬国連を実施するのが困難になり、オンラインを使って解決できないかというニーズの高まりから、メタバースが注目されるようになりました。

ZoomやTeamsでは、メインの話し合いの脇での軽いやり取りや、事前の根回しや事後のフォローがしづらく、どうしても一方的に説明を受けたり、順番に発言して答えたりしていく形になりがちですからね。

まさにこの問題を解決したいと考えていた山形東高校と、メタバースプラットフォーム「NTT XR Space WEB DOOR」を運用するNTTコミュニケーションズ、そしてレノボ・ジャパンが巡り合ったことで、今回のメタバース上での模擬国連が実現しました。

このDOORの画面がMinecraftをイメージしているのか、懐かしさを覚える低ポリゴンで、思わずニヤニヤしながら見学してしまいました。インターネット老人会が喜びそうな画面です。

実際の模擬国連の様子は、是非記事を参照してください。なかなか面白かったですよ。私としては、今どきの高校生に「オンライン用のしゃべり方」があると知ることができたのが大きな収穫でした(笑)

模擬国連@メタバース、山形東高校の生徒が真剣議論 – サポートはNTT comとレノボ

機械の力で人間の心理を突く犯罪から身を守る!パナソニックの防犯セミナーをレポート

パナソニックさんの開催したメディア向け防犯セミナーのレポート記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。

防犯に役立つ家電の紹介へ結び付けるセミナーではあるのですが、最近のパナソニックさんのセミナーは、製品の紹介だけで終わらぬよう関連するプロのコンサルタントを呼んで興味深い話を聞くことができ、一消費者としても大変ありがたいです。

この日は刑事歴22年という犯罪コメンテーターの佐々木成三さんが話してくれました。上背があってがっしりした身体つきなので、それだけで元刑事の肩書に納得してしまう自分に気が付いてしまいます。警察関係者にも色々な人がいますし、見た目で判断してはいけないと頭では分かっていながらも、やはり見た目は重要なのだなと思いました。

警察手帳を見せられても、本物の手帳を見たことがない人間が安易に信用するなという指摘は実にごもっともだと感じました。

製品はスマホや宅配ボックス、開閉センサーなどと連携する「外でもドアホン SWZ700シリーズ」や、動作検知に対応して自動で録画する屋内スイングカメラ「KX-HC600」、迷惑電話防止機能を搭載した固定電話機「KX-PD750DL/DW」などの機能について説明がありました。

パナソニックさんが福岡県警の担当から聞いた話として、県警の管轄内では迷惑電話防止機能付きの固定電話機を使っている家庭が特殊詐欺に遭った報告はないと語っていたのが印象的でした。詳しくは記事をご参照頂けると幸いです。

防犯家電で空き巣や特殊詐欺を撃退! パナソニックの防犯セミナーから