パナソニックの炊飯器最上位モデルがリニューアル、ビストロVシリーズとして新登場

パナソニックさんの炊飯器最新機種の発表会に出席しました。同社はこれまでのフラグシップモデルを「おどり炊き」のブランドで展開していましたが、最新機種からは調理家電ブランド「ビストロ」の中の「Vシリーズ」となります。

ビストロVシリーズの5.5合炊き「SR-V10BA」は、ブラックとホワイトの2色展開

Vシリーズは5.5合炊きの「SR-V10BA」と、1升炊きの「SR-V18BA」の2モデルで発売は9月上旬です。価格はそれぞれ、税込99,000円前後と税込104,000円前後。おどり炊きのブランドはなくすのではなく、当面は下位モデルで継続していくようです。

ビストロには3つのコンセプトが掲げられています。1つめは美味しさを追求する「テイストクオリティ」。2つめ使う時も使わない時も美しい「デザイン」。3つめは美味しさを科学的に捉える「テクノロジー」。この3つが満足できる水準に達したことで、ビストロを冠した炊飯器がリリースできたというわけです。

内釜の「ダイヤモンド竈釜」はご飯の白さを引き立てる黒に変化

ビストロVシリーズでは、従来機種で採用していたスチームを排除し、スマートフォンとの連動もなくなるなど、思い切った方向転換が図られています。

進化を支えるのは新たに搭載した「ビストロ匠技AI」です。沸騰検知センサー、リアルタイム圧力センサー、釜底温度センサーなどのセンシング技術を駆使して、ハードウェアの特性やパワーを十分に引き出し、誰が食べても美味しいふっくらした粒感のあるご飯を炊き上げます。

ビストロ匠技AIはお米の状態や室温などを検知して、炊き方を調整。新米か古米かも見分けるそう

会場では日本料理「かんだ」オーナーでシェフの神田裕行さんがゲストで登場し、ビストロVシリーズのご飯を「筋肉質で引き締まったご飯」と評価しました。

メディアにも新潟県産のコシヒカリを用いた試食が用意され、早速実食。一口食べただけで、お米の粒感が凄さが分かります。1粒1粒がしっかり感じられ、口の中のお米の粒が勝手に崩れていきません。堅いわけではなく、お米にコシがある感じです。水の味がにじんでこないのも良いなと思いました。

付け合せの梅干しがまた驚きでした。梅干しだけで食べると肉厚で悪くないという程度の感想だったのが、ご飯と一緒に食べると恐ろしく美味しくなって、こんな美味しい梅干しを食べたのはいつ以来だろうと思わず考えてしまったほど。ゆっくり味わって食べたくなるご飯でした。

試食の様子。ご飯の粒立ちが伝わると良いのですが

なお、10月31日までに購入すると、7,000円をもれなくキャッシュバックするキャンペーンを実施しています。応募期間は11月19日まで。詳しくはキャンページ告知サイトをご参照ください。

セカンド冷凍庫の記事がアップデート

カカクコムさんに昨年掲載したセカンド冷凍庫の記事のアップデートが掲載されました。7機種のうち4機種を入れ替えています。

三菱電機さん、ハイアールさん、AQUAさんが、後継機に切り替わったための変更。三菱電機さんは「MF-U14H」へ。ハイアールさんは「JF-NUF138D」へ、AQUAさんは「AQF-SF11N」へ入れ替わっています。

パナソニックさんの「NR-FZ120D」は生産終了し、後継機がリリースされていないため他社製品に切り替えました。

何にするか少し迷いましたが、シャープさんから「FJ-HF13H」とは別ラインとして登場していた「グルメクール FJ-HM7K」が、よりコンパクトで冷凍・冷蔵・微凍を切り替え利用でき、価格.com上でも人気だったのでチョイスしました。これ、私のデスクサイドに欲しいです(笑)

また、冒頭の冷凍食品の需要動向についても最新の情報に更新しています。コロナ禍の影響が薄れつつもまだ脱し切っていない、そんな感じのデータになっています。

2台目需要で人気上昇! コンパクトな“セカンド冷凍庫”の選び方&注目モデル7選

調理できるレンジの欲しい人に注目してほしい、シロカの「おりょうりレンジ ぱりジュワッ」

シロカさんのオーブンレンジ「おりょうりレンジ ぱりジュワッ SX-23G151」の内覧会に行きました。

SX-23G151は、昨年秋に発売された単機能電子レンジ「おりょうりレンジ SX-23D152」に、オーブン機能を追加したモデルです。

SX-23G151の2ヒート皿にグラタン皿を載せて調理

特殊加工を施した付属の「2ヒート皿」が特徴で、電子レンジのマイクロ波を吸収して2ヒート皿そのものの温度が上昇します。本体上部のヒーターと2ヒート皿で、食材に上下からしっかりと加熱。上段でグリル調理しながら、下段で電子レンジを利用する2段調理も可能です。

つまり、グリル調理は2ヒート皿で行うということですね。食材をひっくり返す手間なく焼けるのが良いですね。

冷凍の唐揚げを調理する時に便利な「やさしさ解凍」機能も注目です。出力を細かく制御することで、加熱ムラを抑えて皿の端だけ解凍できていないといった解凍ムラを低減します。

本体下部の操作パネル。「やさしさ解凍」は専用ボタンを押すだけ

このやさしさ解凍の良さが実感できるという、広報さんのオススメは、サイゼリヤさんがテイクアウト販売している「辛味チキン」。通常、オーブントースターで美味しく温めようとすると、冷蔵庫で半日解凍するかレンジで温めて解凍し、そのあとオーブントースターで加熱します。「SX-23G151」なら一回の温めでOK。辛味チキンにこだわらずとも、鳥唐系は全部いけそうですね。

内覧会では、この辛味チキンと「おてがるマカロニグラタン」「ジャーマンポテト」「たい焼き」を試食しました。たい焼きも冷凍。おてがるマカロニグラタンは、器に具材と薄力粉を入れ、牛乳を入れて加熱し、途中でチーズを加えて完成です。マカロニをあらかじめ茹でる必要なく、乾燥した状態のものを他の具材と一緒に入れてしまえるので、本当にお手軽。標準搭載する74のメニューの1つです。

もちろん、美味しかったですとも!
「おてがるマカロニグラタン」と「ジャーマンポテト」は搭載メニューで、付属のレシピブックにも載っています

なお、SX-23G151は7月4日に発売を予定していたものの、部材の入荷遅延によって発売が15日に延びてしまいました。内覧会でお邪魔したこの時は発売直前で、サンプル機が他にないという状況でした。公式オンラインストア価格で税込49,800円。

お弁当を温めるだけではない、調理できるレンジの中でも、たまには手の込んだ美味しい料理も作りたい人に良さそうです。庫内容量は23Lで、大家族にはやや小さいですが、一人暮らしだけでなくファミリーでも使い勝手が良さそうだと感じました。

FCCLの軽量かつパワフルな14型モバイルノート「UH90/H1」のレビュー

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)さんの14型ノートPC「FMV LIFEBOOK UH90/H1」のレビュー記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。

13.3型の世界最軽量モデルが、14.0型になっても最軽量という「UH-X」で用いられた軽量化技術に、大容量バッテリーと高性能CPUを組み合わせた製品です。ハイパフォーマンスながら持ち運びやすく、持ち歩いて使う機会の多いビジネスマンにとって最強にバランスの良いマシンになっています。

スペックを見ただけで「これは使いやすそうだな」と、期待が膨らむ性能ですが、実際に触れてみると、画面の見やすさとキーボードの打ちやすさが予想を上回る出来栄えでした。軽くて使い勝手の良いPCを探している人には、強くオススメできるマシンだと思います。触っていて本気で欲しくなった久しぶりのPCでした。

PCのレビューは久しぶりで、実はベンチマークテストでミスをしてしまい、編集さんに迷惑を掛けてしまいました。貸出期間が短めだったこともあるとはいえ、久しぶり過ぎてミスが幾つも見つかり、もう一度実機を借り直して計測したため、原稿の提出が遅くなってしまいました。

具体的には「CrystalDiskMark」で設定を「標準」のままにしてしまい、「NVMe SSD」モードにしていませんでした。「FFXIV:漆黒のヴィランズ」も同様に「最高品質」ではなく、起動直後に設定されている「高品質」のしかもデスクトップモードで計測。「GPU-Z」のキャプチャは誤って消去。これらはすべて借り直した後で計測し直しました。

ベンチマークプログラムは、実行前にOSをできるだけクリーンな状態にして、再起動直後に実行し、都度再起動。3回ずつ計測して平均値を取るルーチンになります。このへんの身体に染み付いた作業は、それこそ半分寝ていても忘れずに行えるのですが、実行前にモードの変更を失念するのは、普段、ベンチマークテストから遠ざかっているからこそ起きるミス。機材を返却して原稿を書いているときに、これもミス、あれもミスと気が付いて落ち込んでしまいました。自戒を込めて書き残しておきます。

富士通の14型ノートPC「LIFEBOOK UH90」レビュー – 800g台で長時間バッテリーの欲張りモバイル

シャープのスマートフォンの新CM完成披露イベント

シャープさんのスマートフォンの新CM完成披露イベントに7月3日に出席しました。

フラグシップ「AQUOS R8 pro」と「AQUOS R8」がリリースになりました。開発担当の小林 繁 部長による新製品の紹介のあと、CMキャラクターとして俳優の竹野内 豊さんと志尊 淳さん、カメラマンの安珠さんがゲストとして登場。CM映像はテレビは7月7日から放映。Webは本日から公開です。

左から小林 繁 部長、竹野内 豊さん、志尊 淳さん、安珠さん。小林部長と志尊さんが手にしているのが「AQUOS R8」。竹野内さんと安珠さんが手にしているのが「AQUOS R8 pro」です

最上位モデルの「R8 pro」はCPUに最新のSnapdragon 8 Gen 2を採用。新しい放熱設計でカメラリングと側面から内部の熱を逃がすようになっています。バッテリーは5,000mAhでアイドリングストップ機能により省エネ性も向上。

一番の特徴はライカカメラ社監修のカメラ機能で、4720万画素、業界最大級の1インチセンサーを搭載。ホワイトバランスを整える14chスペクトルセンサーも備えています。

「R8」はCPUにR8 Proと同じSnapdragon 8 Gen 2を搭載し、カメラは1/1.55インチイメージセンサーを採用。バッテリーは4,570mAh。

小林部長が「シャープのスマホは、スペック表を埋めるのではなく、スペック表に新しい欄を作ってきた」と言っていたのが印象的でした。

カメラマンの安珠さんには、ジャマイカでR8 proを使って、オールオートでサンプル撮影をしてもらったそうです。色のボリューム感が出るとのこと。

竹野内さんと志尊さんが登場するトークセッションでは、それぞれR8 proを手にカメラマンの安珠さんのアドバイスを受けながらステージ上で撮影。

志尊さんが撮影した竹野内さんの写真は、構図が巧みで顔に当たる影まで工夫していて純粋に上手です。こういう撮影はカメラの性能だけでいきなりできるものではありません。

竹野内さんの顔を日の丸の位置から少し右に寄せて、手のスマホとのバランスを取っているのが分かります

竹野内さんは、「R8 proは奥行きがしっかり撮れる、フィルムカメラ並みの奥行き感が出せている」とコメント。確かにオートで撮影しても、背後がうまくボケているんですよね。

ちなみに竹野内さんと志尊さんが、かかとの浮くちゃんとした雪駄を履いていたのを見て、ちょっとしたことですが、スタイリストさんがいい仕事をしているなと感心しました。

お土産でいただいたAQUOSチョコ

内容がてんこ盛りになった、コルポカメラのインタビュー

カシオ計算機さんのコルポカメラ「DZ-C100」に関するインタビュー記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。PR記事です。インタビューに応じてくださったのは、昭和大学医学部の松本光司教授で、お話を聞くのは昨年夏に続いてこれが二度目になります。

今回は内容がてんこ盛りで、記事の構成も頭を悩ませるものがありました。

まず、記事を執筆するに当たって「第75回 日本産科婦人科学会学術講演会」での、カシオ計算機さんの出展と、共催セミナーを受けてのインタビューなので、共催セミナーの内容もきちんと把握する必要があります。

また、コルポカメラは「コルポ診」とも呼ばれる子宮頸部の検査方法「コルポスコピー」のための道具です。コルポカメラの特徴や利点を説明するために、医学の専門家ではない読者に向けて「コルポスコピーとは何か」を簡潔に伝えなければなりません。

記事のメインは松本教授のインタビューと決められていて、AI診断サポートの研究についても触れることになっていたので、取材の時系列に沿って共催セミナーや展示内容から入ってしまっては、記事が読みづらくなります。そこで、コルポスコピーとコルポカメラについて簡単に説明したあと、松本教授とのQ&A形式のやりとりに入り、そのやりとりを共催セミナーの感想から入るという構成にしました。やや変化球になりましたが、読みやすくできたのではないかと思います。

松本先生が語ってくださったHPV検診の話は、昨年も記事にした内容を少し進展させた形ですが、「ワクチン接種をきちんと推奨していなかった日本だけが、先進国の中で子宮頸がんの患者を減らせていない」ことについて、もっと一般の人々に知って欲しいと願う気持ちは前回と同様です。

間違った情報をよく検証もせずに広めるのは論外としても、事実を事実としてぽんと放り出すように報じるのでもなく、事実ベースで読者が理解して判断できるように情報を噛み砕くことこそが、マスメディアの果たすべき役目だとこの仕事を通じて改めて感じました。

それと話は変わりますが、取材中に「妊孕性」という言葉が何度か出てきたのが印象的でした。構成上の都合により記事内では使っていません。後で録音を聞き返して調べながら、世の中にはこんな素晴らしい言葉があるのだなとちょっと感動したのです。

妊孕性は「にんようせい」と読み、「女性が妊娠するための力」のことを言うそうです。例えば「妊孕性温存療法」は、「女性の生殖器の疾患に対して、妊娠するための力を残したまま治療する方法」という意味になります。毎回、勉強になります。

子宮頸がん撲滅に本気で取り組む医師達と、それをサポートするカシオの「コルポカメラ DZ-C100」 – AI診断サポート装置の共同研究者・松本光司先生にその意義を聞く

ダイソンの空気清浄機付きヘッドン「dyson zone」はノイズキャンセリングが凄い!

ダイソンさんの新製品発表会と体験会に参加しました。目玉は「dyson zone」です。

dyson zone

通常、発表会と体験会が催される場合、発表会の会場の近くに体験会の会場が用意され、発表が終わったら体験会会場でタッチ&トライという流れになります。

しかし、今回は発表会に多くのメディアを呼んだこと、体験会にゆったり参加してほしいことから、日付を分けて開催すると案内されました。これはなかなか珍しく、かつ強気と言えます。メディアからすれば、日を分けて二度足を運ぶのですから。

それでも発表会は創設者のジェームズ・ダイソン氏と息子のジェイク・ダイソン氏が共に出席していたので、同社としてそれだけ力が入っていたのもうなずけます。

左がジェイク・ダイソン氏。右がジェームズ・ダイソン氏

二人はどちらも肩書がチーフエンジニアとなっていて、CEOなどの呼び方をしていません。ちょっとユニークな会社です。

特にジェームズ氏は1986年に初めてライセンス販売したのが日本企業であったことや、2004年には日本向けに「DC12」を開発して、それが世界市場でも売れると気が付いたことなど、日本と繋がりの深さをアピールしていました。

1986年に日本で初めて「G-Force」ブランドで販売したサイクロンクリーナー

日本市場がきっかけでブレイクしたので、日本に対して思い入れがあるのでしょうね。音楽や映画俳優などのアーティストでも、たまに日本で人気に火が着いて、やがて本国でも人気が出る人がいます。そういう人はだいたい日本贔屓になるので、日本人としては素直に嬉しいですね。

ドライヤー「dyson airwrap」のG-Forceをイメージしたカラーバリエーション。数量限定商品です

ジェイク氏はこれからの同社の方向性として、センサーやソフトウェア、バッテリーに投資していくと語っていたのが印象的でした。製品をIoT化して、データを蓄積していく中で、たとえばワールドワイドで使われている空気清浄機の稼働状況から、地域ごとの汚染状況が分かり、ユーザーにワーニングできると語っていたのも興味深かったです。

その流れから登場するのが、新製品の空気清浄機搭載ヘッドホン「dyson zone」です。すでに海外で発表されていてニュースで見ていましたが、第一印象はどちらかというとネガティブでした。少しパンクな感じがして、若くてはっちゃけた人間しか似合わなそうだと思ったのです。

しかし、実際に手に取って装着してみると、思ったより使いやすそうだし、見慣れるとそれほど違和感も覚えません。マスク部分はヘッドホンと分離し、不要なときはしまっておけます。装着はマグネットを利用しているので簡単。

体験会場でdyson zoneを装着したところ。久しぶりの自撮りでちょっと緊張。ナシではない…ですよね!?

また、音を聴くヘッドホンと、空気清浄のノイズを出す空気清浄機は、あまり相性が良いとは言えないのも気になるところ。それを敢えて結びつけるからには、ノイズキャンセリングによほど自信があるのだろうと思っていましたが、実際に装着すると想像以上!ノイズはほとんど気になりません。それらしいモーターの音が全然しないのは驚きました。

誰も彼もがマスクをしていた去年のうちに販売できていれば、もっと手を出す人がいたのではないかなと感じました。そのうち、装着して歩く人も見かけることになりそうですね。

パナソニックEWで10年後や20年後に天井照明の主流になるLEDフラットランプを見学

パナソニック エレクトリックワークス社(パナソニック EW社)さんのLEDフラットランプのレポート記事が、マイナビニュースさんに掲載されました。

LEDフラットランプは一般家庭にはこれからの普及が見込まれている、ちょっと未来感のある照明です。従来の電球よりも高さを抑えたデザインが可能で、天井懐が狭い場所にも設置しやすくなっています。

天井における照明器具の占めるスペースが減るため、天井はより高さを感じられるようになり、開放感を演出しやすくなるほか、従来のフラットランプと違ってランプの交換に電気工事士の資格が不要となるため、マンションやホテルはメンテナンスが劇的に容易になります。

LEDフラットランプの設置には、比較的新しい口金(くちがね)の規格「GX-53-1口金ソケット」を使用します。パナソニック EW社さんだけで作った規格ではないので、LEDフラットランプは各社から製品が発売されます。

とはいえ、新しい口金が必要ということは、新築やリフォームの際に従来のE17やE26などの口金に代わってこのGX-53-1を天井に埋め込まなければ設置できないという意味でもあります。しばらくは建設業界にも販路を持つパナソニックEWさんが強味を発揮することになりそうです。

記事では門真本社のラボを訪れ、従来型の照明との比較を体験した様子などにも触れています。

2月に発売された電球色⇔昼白色の「LLD40402CQ1」と、温白色⇔昼白色「LLD40404CQ1」のランプのほか、さまざまなランプと口金を見てきました。10年後、20年後の天井にはLEDフラットランプが増えることを意識しながら見ていると、非常に興味深かったです。

部屋の天井照明が変わる! LEDフラットランプのメリット

FCCL「FMV Mobile Keyboard」の打ちやすさの秘密に迫る

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)さんのタッチパッド付きキーボード「FMV Mobile Keyboard」のレビュー記事が、BCNさんに掲載されました。レビューと言ってもほぼインタビュー記事なのですが、BCNさんの分類ではレビューとなっています。

いわゆる周辺機器としての外付けキーボードで、FMVの13.3型として世界最軽量を実現した「UH」シリーズのキーボード部分をそのまま切り出したデザインと操作感が特徴です。使用頻度の高いキーや組み合わせて押すことの多いキーは、キー荷重が軽くなっているなどの細かな配慮がなされています。押した感覚がはっきり分かるスイッチ特性も細部まで微調整。キーの打ちやすさだけでなく、Bluetoothによるマルチペアリングなどの使い勝手の良さにも徹底的にこだわって設計された逸品です。

キーボードの打ちやすさには、私にも多少のこだわりがあります。私はどちらかというとストロークの深いカチャカチャしたキーボードより、ノートパソコンのようなストロークの浅いキーピッチも広くないキーボードが好みです。ホームポジションをあまり崩さずに指が届く範囲をすべてタッチタイプしたいので、テンキーなんて不要ですというタイプなのです。キーの配列にも当然妥協できないポイントがあり、たとえばDeleteキーが右上端にない製品を誤って買った時は、即座にお払い箱でした。

そんな私にとって、FCCLさんのFMV Mobile Keyboardはもの凄く気になる製品で、もうちょっと安く販売されないものかなと、Primeデーなんかで狙っているのですが、なかなか買えずにいます。好みから言うとタッチパッドなしモデルがあれば飛びつく感じなのです。

取材では開発を指揮したペリフェラルビジネス推進統括部の藤川英之マネージャーを始めとする、四人の方に話を聞きました。

藤川氏は「キーボードマイスター」の称号を持つ技術者で、この称号はFCCLに一人きりと定められているのだそうです。本来あるべきキーボードの姿を思い描いて、理想に近づけていく試行錯誤の様子を解説してくれて、非常に興味深く聞くことができました。

取材中、ちょっと知っている風に聞いていたら、どんどん深い話になっていき、あっという間についていけなくなってしまいました。本職の技術者を前にしたら、私の知識など知ったかぶりと大差ありません。それでも、取材後に執筆する際、録音を聞き直しながら調べていって、あれはこういう意味かと気が付けるのもとても楽しかったです。もっとも、あまり細かなところまで記事には書けないのですが…。

FMV Mobile Keyboardのクラウドファンディングを成功させた、商品企画統括部の林部圭司氏によるマーケティングの話も面白かったし、デザインを担当したプロダクトマネジメント本部の藤田博之氏のこだわりも共感しました。ペリフェラルビジネス推進統括部の船越大聖氏が語ってくれたマルチペアリングの難しさも興味深かったです。

一人でも多くの人に「使いやすさ」を体感してほしい、FCCLの外付けキーボード「FMV Mobile Keyboard」

エアコンの新省エネ表示法について量販店の取り組みを聞く

夏の節電に絡めた、エアコンの新省エネ表示法について、ビックカメラ 有楽町店さんに取材した記事が、家電Watchさんに掲載されました。

先日の富士通ゼネラルさんが主催した家庭用エアコンの省エネ基準勉強会がベースにあり、その裏とりと、消費者目線での注意点、店頭の取り組みなどを語ってもらったような感じです。

エアコンの省エネ性能を示す「省エネラベル」のデザインがリニューアルされていますが、そもそもこのラベルが何なのか知らない人も、まだそれなりにいるのではないかと思いましたし、どうやって見るのか分からない人もいるはずです。電気料金目安がリアリティのある数字なのかと首を傾げている人もいるでしょう。そうした人には役に立つ記事だと思います。

エアコンの型落ちした旧製品を安く購入するのが難しくなっていることや、寒冷地じゃなくても寒冷地仕様が購入できることなども紹介しました。

またエアコンを買い替えるなら店頭が混雑する前のほうが良いことにもふれました。これは私の記事に限らず、エアコンの買い替え記事ならば十年以上前から業界人の誰もが指摘しています。

実際、店頭ではいまだに暑い盛りや、寒さの厳しい時期が一番混雑するそうです。取り付け業者はフル回転でも追いつかないため、工事待ちの期間が長くなってしまいます。工事を丁寧にして欲しいと考える人も、繁忙期より閑散期に依頼するほうが安心なのです。涼しいうちに記事にできて良かったです。

【夏の節電】エアコンの省エネ表示方法が変わった? 待たずに賢く買う方法をビックカメラで聞いた