この見た目だけでは、一体何なのか分からない人も多いのではないでしょうか。
EVOFLEX S30
実はこれ、アメリカで累計5000万台以上も売り上げ、ダイソンをNo1の座から引きずり下ろした「シャークニンジャ(Shark Ninja)」のコードレススティッククリーナー「EVOFLEX S30」です。
6月26日の発表会では、日本法人社長のゴードン・トム氏が挨拶し、新製品をお披露目しました。
ゴードン・トム社長
トム社長はかつてダイソンとエレクトロラックス・ジャパンの日本法人社長も務め、ガラパゴス化した日本の家電市場に外資系製品の確かな存在感を確立した立役者です。日本語もペラペラで、この日も通訳なしで気さくにプレゼンテーションしていました。
S30は日本市場向けに特別に開発したモデルで、欧米向けより一回り以上小さく、日本の家屋で取り回しても邪魔にならないよう随所に工夫を凝らしています。
特に目に付くのは、パイプがボタンひとつでくにゃっと折れ曲がるところでしょう。屈まずともソファーやベッドの下が掃除できる仕様になっています。折りたたむことで収納時もコンパクトで済みます。
しゃがまずにソファの下にヘッドが入っていきます
ヘッドがやや大きいのが気になりますが、これはブラシを2本搭載するため。フローリングもカーペットもノズルの付け替えや、スイッチの切り替えなどなしにそのまま利用できます。
ヘッドはやや大きめ。ブラシを2本搭載
ヘッドの先にはLEDライトも備え、暗い場所でも床のゴミがよく見えるので吸い残しが防げます。
LEDで床を照らし、ゴミを目立たせるので吸い取らずにいられなくなります!
本体をブラックで統一したのは、シャークニンジャのブランドイメージに合わせたのかもしれません。
ちなみにシャークニンジャのニンジャは、トム社長曰く「あのニンジャ」。
実はシャークニンジャは、既に成功している「シャーク」と「ニンジャ」の二つのブランドを組み合わせて作られた社名で、シャークはスチームクリーナー、ニンジャは調理器具のチョッパーで使われていました。素早くよく切れるからニンジャだったらしいです。それは忍者ではなくニンジャですね(笑)
S30は全国の家電量販店で一斉販売となるので、気になる人は店頭などで手に取って確かめてみてください。