日本コカ・コーラさんのコーヒーメーカー「&Drip」の発表会レポートを、家電Bizさんに掲載して頂きました。
世界的な飲料メーカーが家電に挑戦した背景には、同社の新規事業開発の戦略があります。ここでがっつり儲けを作ろうというものではなく、コカ・コーラのブランドや物流を利用して何ができるのか試している印象です。それもあって、まずはクラウドファンディングサイトのMakuakeを利用し、プロジェクト終了後も家電量販店などで販売するかどうか未定とのことでした。
シンプルな操作ながら、豆に最適な湯量と抽出温度、注ぎ方、圧力を調整して、美味しさを引き出すよう設計しています。
「あ、コカ・コーラらしいな」と感じたのは、リビングでも個室でもマッチするデザイン。コーヒーを淹れ終わるとジャーンとギターが鳴るところも、なんだか「らしい」と感じます。
コカ・コーラはアメリカの消費文化を象徴する存在であり、アメリカンスタイルをどこかで醸し出すフィロソフィーが感じられる企業でもあるので、デザインセンスもなんとなく垢抜けて感じるんですよね。